2007年9月活動記録
2007年 08月 07日
<9月29日~30日(土・日)多可町「なか・やちよの森公園」
森林ボランテイア「安全リーダー養成講座」
今年も、県の主催で5日間にわたり安全講習が開催されます。菊炭友の会から(片、本、森、西)の4名が参加(うち西さんは川西里山クラブから受講)。昨年は6名が受講しました。
今回の、スケジュール表です。(拡大します)
<9月25日(火)>桜の森81 ゲート周辺整理
8時30分~13時30分
自縄自縛と言うか、その積りでないのに、いつの間にかワンマン・コントロール的になっており、そして、その限界を感じていました。1人は所詮1人、その人の器以上のものにはならず、ましてや企業組織ではなくボランテイア組織になると、1人の器にさえ遠く届かない程度のことしか出来ないという焦りがありました。こんなに有能な人の集まりだというのに・・・。
桜の森を始めた頃は、こうではなかった・・・。 総会で呼びかけたかったのはそういうことです。
全員の自主性・創造性発揮の活動、第1日目。
今後やるべきこととして考えていたことをプロジェクト別に簡単に掻い摘んで話しました。それで今日の作業は薪割作業スペース、乾燥場の確保と玄関周辺整理と決まり、参加者11名全員で取り組みました。 運営委員二人の話し合いも一部始ったようです。
これまで炭窯以外では火には臆病で、控えて来た焼却を今日は思い切って実行しました。
薪炭の生産の場であった頃の里山が綺麗だったのは、これらの柴が燃料として、家庭に持ち帰られていたからでしょう。
里山整備に取組んでいる各ボランテイアグループの最大の悩みが、森を整備した残骸の処分方法です。まとめて積み上げ朽ちるのを待つしかありません。
私たちは、窯を持っている分、大変有利ではあります。
薪割場が整い、次回は、パイプを組んで乾燥場も出来るでしょう。
<今日の生物>
焚火の消火のため川から汲み上げた水に泥と一緒に沢山のヤゴが混ざっていました。その内で、最大のものが、この写真です。
[ギンヤンマ]のヤゴと思われます。
[クロスジギンヤンマ]かもしれません。
と言うのも、この写真で図鑑を調べても同定不可能と分りました。
ヤゴは肉食で(カメレオンの舌のようには長くはないけれども)顎が伸びるようになっており、獲物を狙って瞬間的に顎を伸ばし捕らえるそうです。ネットで調べていると、その動画もあり、感動しました。同定にはその顎の形が重要で、知識のない私は、写真を撮るだけで、顎の形の観察は出来ていません。
ヒガンバナ(マンジュシャゲ)
<ヒガンバナ科>
その時期になれば、そのように咲くのですね。普通は群生するのに、これは、これだけで咲いていました。
<9月21日(金)>黒川公民館 菊炭友の会 第4回定期総会
12時~15時30分
菊炭友の会の第3期が今月末で終了します。それを待たず、黒川公民館に於いて定期総会を開催、出席者は18名でした。
昨年10月1日から今月末迄の1年間の活動日数87日。延参加人数817名。
年間活動日数87日は、作業小屋建築、炭窯造り、炭焼とかなりの頻度での作業が続いたからですが、ボランテイアグループとしては屈指のものとなりました。その間、誰ひとり怪我することもなく、感謝!感謝!です。
会発足から、僅か2年半。この1年間の変化は蝉が脱皮するにも似た大きなものでした。社会的・経済的にも基盤が出来、将来の見通しもつくようになりました。反面、全員の自主性・創造性を更に発揮できる組織運営が出来るようにならねばなりません。もう1度、脱皮できるように努力が必要です。
幹事会でまとめられた議案書は、その方向に添って、組織・会則の改定を織り込み、年間作業の大筋を示したものでした。
実際にやって見ると、思うほど大きな変化でないのでしょうが、頭の中では”自主性・創造性の発揮”と”気楽にのんびりやりたい”とが競合するようで、色々意見が出ましたが、最終的に議案書通り承認となりました。 会食でスタートです。
食後、Mさんから身につまされながら闘病記を聞きました。
下は総会終了後の記念写真です。
築百猶予年という明治時代に建築された黒川小学校です。今は生徒数が少なく休校中で、公民館として利用されています。
里山風景の中で象徴のような建築物です。(拡大します)
<Kさん、ご主人の個展> 桜の森の門柱『黒川・桜の森』の文字の製作者であるKさんのご主人が”孫のおもちゃ”という題で、木工品の個展を開いておられると聞き、覗いてきました。
孫より、自分が欲しい!と強く思いました。
この作者が、あの文字をと思うと、更に門柱の値打ちが上がったように感じられても不思議ではないでしょう。 場所は、豊能町立図書館。会期は、~9月23日(日)迄と10月5日(金) ~10月12日(金)迄。途中、間は都合で休館だそうです。
<9月11日(火)>桜の森80 車庫組立・薪調整
8時30分~13時
一日の夜、救急車で入院したMさんは、今日午前中、退院しました。発症から処置まで1時間半ほど、全ての巡り合せが良く、時間との勝負に勝った!という印象ですね。
本当に良かった!おめでとう!
しかし、喜んでばかりは居られません。Mさんと交替するように、Nさんが昨晩、同じ病名で同じ病院に入院されました。今朝、集中治療室のNさんをMさんが見舞って奥様にだけ会えたそうです。
病名は同じでも、ことの経過は全く異なるのに驚かされます。精密機械以上に精密な人体ですから、原因と結果の関係も多種多様になるのでしょうね。
Nさん!頑張って!早い平癒を、みんなが願っています。
主力メンバーの二人がdownしたからではありませんが、今日は活動要件である5名を辛うじてクリア。少数の時はみな精鋭と言ってきましたが、今日は代表選手ばかりと言っておきましょう。
作業小屋にキャタピラ車を格納していましたが、狭い為、使用しない時も、外に出すなど、整理整頓のネックになっていました。
思い切って、幌式の格納庫のキットを購入、組み立てました。
正確、且つ安全に作業をする為には、整理整頓が必須条件。これで、小屋の中の整理がし易くなりました。
今日は、参加人員も少ないので、作業はこれだけのつもりでしたが、出勤?途中で、黒川自治会長のKさんにバッタリ。「キャンプ場に薪30束、入れてよ」とアリガタイ注文。
その為の作業もこなし、帰りに納入しました。
<今日の生物>
コミスジ(タテハチョウ科)
蝶を撮るのは難しいですね。
すぐに逃げます。同じタテハチョウ科のオオムラサキには、今年は
ついぞ会えなかったですね。
トビズムカデ(オオムカデ科)
写真のは約11cmですが20cmにもなるそうで日本最大です。
頭が赤褐色(鳶頭トビズ)であるのが名の由来。咬まれると激痛があり、腫れや痛みがなくなるのに
1週間以上かかるとか、よって、死刑に処せられました。
<9月7日(金)>桜の森79 草刈・薪束ね
8時30分~13時
体調を崩す仲間が同時期に2名も出ると、意気が上がりません。
Mさんは入院。Nさんは、朝、駐車場に到着してから気分が悪くなり、暫く休憩後、仲間に付き添われて帰宅。
皆、この歳にもなれば色々有っただろうし、また、何が有っても不思議でないので、おたおたしないよう、準備は心掛けないといかんでしょうね。
私は、今日は別件があり、作業には不参加で、今期の会計監査に午前中暫く付き合い、引き上げました。
作業が出来たのは6名。
草刈3名、薪束ね3名でした。
Nさんは帰宅後、医者に行き、点滴をを受け、落ち着いたようです。
原因不明の持病とのこと。
<今日の生物> 今の時期、写真のようなのが沢山落ちているのを見かけます。
これは、ハイイロチョッキリがどんぐりに産卵した後、その部分を切り落としたものです。
幼虫が育った後、土に潜りやすいようにということのようです。
どんぐりに産卵した跡が有るから、それに合わせて、ナイフで切ってみてください、
小さな綺麗な卵が見られます。
卵から孵った幼虫はどんぐりの実を栄養分にし、成長します。
森林ボランテイア「安全リーダー養成講座」
今年も、県の主催で5日間にわたり安全講習が開催されます。菊炭友の会から(片、本、森、西)の4名が参加(うち西さんは川西里山クラブから受講)。昨年は6名が受講しました。
今回の、スケジュール表です。(拡大します)
<9月25日(火)>桜の森81 ゲート周辺整理
8時30分~13時30分
自縄自縛と言うか、その積りでないのに、いつの間にかワンマン・コントロール的になっており、そして、その限界を感じていました。1人は所詮1人、その人の器以上のものにはならず、ましてや企業組織ではなくボランテイア組織になると、1人の器にさえ遠く届かない程度のことしか出来ないという焦りがありました。こんなに有能な人の集まりだというのに・・・。
桜の森を始めた頃は、こうではなかった・・・。 総会で呼びかけたかったのはそういうことです。
全員の自主性・創造性発揮の活動、第1日目。
今後やるべきこととして考えていたことをプロジェクト別に簡単に掻い摘んで話しました。それで今日の作業は薪割作業スペース、乾燥場の確保と玄関周辺整理と決まり、参加者11名全員で取り組みました。 運営委員二人の話し合いも一部始ったようです。
薪炭の生産の場であった頃の里山が綺麗だったのは、これらの柴が燃料として、家庭に持ち帰られていたからでしょう。
里山整備に取組んでいる各ボランテイアグループの最大の悩みが、森を整備した残骸の処分方法です。まとめて積み上げ朽ちるのを待つしかありません。
私たちは、窯を持っている分、大変有利ではあります。
薪割場が整い、次回は、パイプを組んで乾燥場も出来るでしょう。
<今日の生物>
焚火の消火のため川から汲み上げた水に泥と一緒に沢山のヤゴが混ざっていました。その内で、最大のものが、この写真です。
[ギンヤンマ]のヤゴと思われます。
[クロスジギンヤンマ]かもしれません。
と言うのも、この写真で図鑑を調べても同定不可能と分りました。
ヤゴは肉食で(カメレオンの舌のようには長くはないけれども)顎が伸びるようになっており、獲物を狙って瞬間的に顎を伸ばし捕らえるそうです。ネットで調べていると、その動画もあり、感動しました。同定にはその顎の形が重要で、知識のない私は、写真を撮るだけで、顎の形の観察は出来ていません。
ヒガンバナ(マンジュシャゲ)
<ヒガンバナ科>
その時期になれば、そのように咲くのですね。普通は群生するのに、これは、これだけで咲いていました。
<9月21日(金)>黒川公民館 菊炭友の会 第4回定期総会
12時~15時30分
菊炭友の会の第3期が今月末で終了します。それを待たず、黒川公民館に於いて定期総会を開催、出席者は18名でした。
昨年10月1日から今月末迄の1年間の活動日数87日。延参加人数817名。
年間活動日数87日は、作業小屋建築、炭窯造り、炭焼とかなりの頻度での作業が続いたからですが、ボランテイアグループとしては屈指のものとなりました。その間、誰ひとり怪我することもなく、感謝!感謝!です。
会発足から、僅か2年半。この1年間の変化は蝉が脱皮するにも似た大きなものでした。社会的・経済的にも基盤が出来、将来の見通しもつくようになりました。反面、全員の自主性・創造性を更に発揮できる組織運営が出来るようにならねばなりません。もう1度、脱皮できるように努力が必要です。
幹事会でまとめられた議案書は、その方向に添って、組織・会則の改定を織り込み、年間作業の大筋を示したものでした。
実際にやって見ると、思うほど大きな変化でないのでしょうが、頭の中では”自主性・創造性の発揮”と”気楽にのんびりやりたい”とが競合するようで、色々意見が出ましたが、最終的に議案書通り承認となりました。 会食でスタートです。
食後、Mさんから身につまされながら闘病記を聞きました。
下は総会終了後の記念写真です。
築百猶予年という明治時代に建築された黒川小学校です。今は生徒数が少なく休校中で、公民館として利用されています。
里山風景の中で象徴のような建築物です。(拡大します)
<Kさん、ご主人の個展> 桜の森の門柱『黒川・桜の森』の文字の製作者であるKさんのご主人が”孫のおもちゃ”という題で、木工品の個展を開いておられると聞き、覗いてきました。
孫より、自分が欲しい!と強く思いました。
この作者が、あの文字をと思うと、更に門柱の値打ちが上がったように感じられても不思議ではないでしょう。 場所は、豊能町立図書館。会期は、~9月23日(日)迄と10月5日(金) ~10月12日(金)迄。途中、間は都合で休館だそうです。
<9月11日(火)>桜の森80 車庫組立・薪調整
8時30分~13時
一日の夜、救急車で入院したMさんは、今日午前中、退院しました。発症から処置まで1時間半ほど、全ての巡り合せが良く、時間との勝負に勝った!という印象ですね。
本当に良かった!おめでとう!
しかし、喜んでばかりは居られません。Mさんと交替するように、Nさんが昨晩、同じ病名で同じ病院に入院されました。今朝、集中治療室のNさんをMさんが見舞って奥様にだけ会えたそうです。
病名は同じでも、ことの経過は全く異なるのに驚かされます。精密機械以上に精密な人体ですから、原因と結果の関係も多種多様になるのでしょうね。
Nさん!頑張って!早い平癒を、みんなが願っています。
主力メンバーの二人がdownしたからではありませんが、今日は活動要件である5名を辛うじてクリア。少数の時はみな精鋭と言ってきましたが、今日は代表選手ばかりと言っておきましょう。
作業小屋にキャタピラ車を格納していましたが、狭い為、使用しない時も、外に出すなど、整理整頓のネックになっていました。
思い切って、幌式の格納庫のキットを購入、組み立てました。
正確、且つ安全に作業をする為には、整理整頓が必須条件。これで、小屋の中の整理がし易くなりました。
今日は、参加人員も少ないので、作業はこれだけのつもりでしたが、出勤?途中で、黒川自治会長のKさんにバッタリ。「キャンプ場に薪30束、入れてよ」とアリガタイ注文。
その為の作業もこなし、帰りに納入しました。
<今日の生物>
コミスジ(タテハチョウ科)
蝶を撮るのは難しいですね。
すぐに逃げます。同じタテハチョウ科のオオムラサキには、今年は
ついぞ会えなかったですね。
トビズムカデ(オオムカデ科)
写真のは約11cmですが20cmにもなるそうで日本最大です。
頭が赤褐色(鳶頭トビズ)であるのが名の由来。咬まれると激痛があり、腫れや痛みがなくなるのに
1週間以上かかるとか、よって、死刑に処せられました。
<9月7日(金)>桜の森79 草刈・薪束ね
8時30分~13時
体調を崩す仲間が同時期に2名も出ると、意気が上がりません。
Mさんは入院。Nさんは、朝、駐車場に到着してから気分が悪くなり、暫く休憩後、仲間に付き添われて帰宅。
皆、この歳にもなれば色々有っただろうし、また、何が有っても不思議でないので、おたおたしないよう、準備は心掛けないといかんでしょうね。
私は、今日は別件があり、作業には不参加で、今期の会計監査に午前中暫く付き合い、引き上げました。
作業が出来たのは6名。
草刈3名、薪束ね3名でした。
Nさんは帰宅後、医者に行き、点滴をを受け、落ち着いたようです。
原因不明の持病とのこと。
<今日の生物> 今の時期、写真のようなのが沢山落ちているのを見かけます。
これは、ハイイロチョッキリがどんぐりに産卵した後、その部分を切り落としたものです。
幼虫が育った後、土に潜りやすいようにということのようです。
どんぐりに産卵した跡が有るから、それに合わせて、ナイフで切ってみてください、
小さな綺麗な卵が見られます。
卵から孵った幼虫はどんぐりの実を栄養分にし、成長します。
by cn1397 | 2007-08-07 16:41 | 2007年9月活動記録 | Comments(0)