菊炭友の会
2024-03-17T16:54:40+09:00
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森林ボランテイア団体『菊炭友の会』は兵庫県が推進する「里山ふれあい森づくり事業」 の一翼を担い、 川西市黒川において「黒川・桜の森」の整備計画を推進中です。
Excite Blog
菊炭友の会 活動予定日と参加連絡
http://kikuzumi.exblog.jp/12001664/
2023-01-24T05:42:00+09:00
2024-03-17T16:54:40+09:00
2010-01-21T08:52:56+09:00
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未分類
<菊炭友の会の活動を支えて頂いている団体等>
兵庫県 川西市 国際ソロプチミスト川西 兵庫県立 人と自然の博物館
セブン・イレブンみどりの基金 瀬戸内オリーブ基金 兵庫県緑化推進協会
阪急阪神 未来のゆめ・まち基金 日野自動車グリーンファンド
トヨタ環境活動助成プログラム 東洋ゴムグループ環境保護基金
花王・みんなの森づくり活動 セブン・イレブン記念財団(2021年度)
茶道家の諸先生 イタリアン リストランテ トリトン
< 受 賞 歴 >
2009年 1月 第7回トム・ソーヤ(自然体験活動企画)奨励賞
2011年10月 第1回 ひょうご森づくり活動賞
2011年11月 兵庫県くすのき賞
2014年 8月 第21回コカ・コーラ環境教育賞優秀賞
2015年10月 緑の少年団育成功労者表彰
2016年 3月 第3回 畑崎記念ファッショナブルエージング賞
2016年 6月 兵庫県環境保全功労者知事表彰
2018年 1月 第16回トム・ソーヤ(自然体験活動企画)奨励賞
2018年 4月 さくら功労者表彰 (財)日本さくらの会
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活動予定日と参加連絡
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<2024年3月活動予定日> 通常期 活動時間 9:30~15:00
3日(日) 第5回炭焼き・第2回里山整備体験会(8時集合)
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4日(月) 定例活動 トリトン様薪納品
〇〇〇 〇〇
5日(火) 定例活動 雨天中止 ただし炭焼担当は活動です
〇〇〇 〇〇
12日(火) 定例活動 雨天中止
〇〇〇 〇〇〇 〇〇〇 〇〇〇
16日(土) 炭焼き打上会
〇〇〇 〇〇〇 〇〇〇 〇
17日(日) 三日会 シイタケ植菌・次年度テーマの検討会
〇〇〇 〇〇〇 〇〇〇 〇〇〇
次回19日(火) 定例活動
〇〇〇 〇〇〇 〇〇〇 〇〇〇 〇
26日(火) 定例活動・北摂里山大学OB会植樹
〇〇〇 〇〇〇 〇〇〇 〇〇〇 〇〇
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<2024年4月活動予定日> 通常期 活動時間 9:30~15:00
2日(火) 定例活動 トリトン様薪納品
北摂里山フィールド パビリオン観桜会
〇〇〇 〇
7日(日) 第21回定期総会 9時~12時
(国崎クリーンセンター管理棟講座室)
〇〇〇 〇
9日(火) 定例活動
〇〇〇
16日(火) 定例活動
〇〇
21日(日) 三日会
〇
23日(火) 定例活動
〇〇〇
30日(火) 定例活動
〇〇
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<2024年5月活動予定日> 通常期 活動時間 9:30~15:00
5日(日) 定例活動
7日(火) 定例活動 トリトン様薪納品
14日(火) 定例活動
19日(日) 三日会
21日(火) 定例活動
28日(火) 定例活動
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菊炭友の会―案内―
http://kikuzumi.exblog.jp/7934952/
2008-05-14T09:19:00+09:00
2018-10-13T09:01:44+09:00
2008-05-14T09:20:03+09:00
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未分類
(入会案内) (活動地への地図)(一つの視点) (活動概要図) (会則)
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<入会案内>
活動内容:桜の森憲章の実行
活動日: 毎週 火曜日+第1・第3 日曜日(日曜会員制あり)
活動時間:9時30分~15時 7・8・9月は8時30分~13時(昼食後解散)
毎月の活動予定日をHP(ブログ)に掲載。各自参加日を書き込む。
パソコンを扱わない人はファックス連絡。
費用等:年会費 1,000円、 ボランテイア保険料 年500円
活動は月1回でもOK。毎回の活動内容はブログで報告します。
入会後、兵庫県主催の「森林ボランテイア基礎講座」(無料)を受講して頂きます。
まずは、見学にお越し下さい。
(服装は、ハイキング姿で・・)
駐車場:桜の森の上、国道右側の緑のフェンス内。毎回施錠します。
桜の森は国道左側ガードレールの切れ目から下へ降りる。9時(8時)過ぎに“のぼり”を立てます。
電車利用:最寄り駅で会員車両に同乗。
見学に来られる時は、前日もしくは、当日9時(8時)頃迄に電話連絡をお願いします。
駐車場の鍵を開けておきます。
また、電車利用の方は前日までに、連絡下さい。お迎えの駅を相談させて頂きます。
連絡先:携 帯:090-3970-6688
Email:nak@yo.rim.or.jp
<活動地への地図>(地図をクリックすれば拡大します) (能勢電鉄:妙見口駅、阪急バス:(奥田橋方面行き)黒川・徳林寺下車・徒歩約25分)
<一つの視点> <2008年2月4日(月)>(忙中閑あり)時事放談
中国製冷凍ギョーザ騒ぎの中、或る新聞が中国側の反応の一部として、伝えていた。
「中国の安い原料と人件費を食い物にしているのだから、問題が起きたら自己責任だ」と・・
私は、この言葉を誰が言ったとかは関係なく、重く受け止めるべきだと思う。日本の食に関する問題の核心を突いていると思うからだ。そして、この言葉から二つのことを考える。
一つは、日本の政治家は(国民も含めて)「土からの物づくりを軽視している」「光合成により人類(もちろん全生物)が生存しているということを意識の外においている」
二つ目は、「10数億もの人口を抱えて、強烈な貧富の格差がある国では、何が起こっても不思議ではない」ということ。このことは、一森林ボランテイアが語るには荷が重すぎるが、一つ目のことは農村に接し、山で地面を這うようにしているが故に考え、話したいことがある。
日本の森林面積は国土の67%もある。この比率から言えば、(国民1人当りでは自慢できないが)世界で有数の森林大国である。その国が、必要な木材の80%を輸入に頼っており世界第3位の木材輸入国だという事実。自国の森林は(国土の20%もの面積がある)里山は言うまでも無く、杉、檜の人工林も放置し、二酸化炭素の吸収も、生物多様性の観点からも大いに問題を含んだままである。
経済効率本位で国際分業だと言って、安い買物をしてきた結果である。国内の資源はその間に使い物にならない状態になりつつある。
食料はその典型だ。先進国中、日本の食料自給率は突出して低い。カロリーベースで40%を切り、穀物ベースでは28%で173ヶ国中124位だという。その結果、農村はどうなったか。放棄された田畑にはセイタカアワダチソウが繁り、たまに田畑で見る人の姿は高齢者ばかり。食料生産の担い手が育っていない。
地球環境問題として漸く温暖化が声高に言われ始めたが、以前から問題になっているのが地球の人口と食料、そして、その食料生産のための水。
日本が食料を輸入をするということは、その生産に必要な水も輸入していることになる。
地球はどれだけの人口を養える生産能力を持っているか。既に限界を超えているのではないか。地球人口は現在66億人。2050年には92億人と予測されている。現在(肥満人口もあるけれど)飢餓人口は8億人。国際分業などと言っている余裕はないはず。
全ての国が持てる資源を放置することなく、フル稼働させなければ・・。それで、間に合うだろうか?
経済効率を追求し食料費を安く抑えて、当面の国民の生活を安定させる政策をとってきた結果の食料自給率40%。その反動が来る。
農村に若者が帰ってくる政策が渇望される。社会構造の大変革が必要かもしれない。
マスコミもその大キャンペーンを張ってはどうか。
国民も“安物買いの銭失い”にならないよう農林業を育てる意識を持ちたい。
農山村で見る人の姿が、我々、気持のみ青年のボランテイアと地元の高齢者だけという影響がジワリと出始めた、と私には思える。
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冊子「ひょうごの いきものふるさとを 見守るなかま」
(2010年9月 兵庫県立 人と自然の博物館 発行)から転載しました。 ―拡大します―
<活動概要図> ―拡大します―
< 会 則 >
菊炭友の会<黒川・桜の森>憲章
1. 私達は、この地を『黒川・桜の森』と呼称します。
2. 私達は、『黒川・桜の森』を生物多様性豊かな、明るく元気な森になるように
整備・保全します。
3. 私達は、この森に自生するエドヒガンをはじめ、沢山の桜が元気に花を咲か
せるように、生育環境を整えます。
4. 私達は、この森で、市民が憩い、自然体験学習ができる環境整備をします。
5. 私達は、この森に炭焼窯を築き、主としてクヌギの炭を焼き、菊炭に関する
啓蒙活動を行います。
6. 私達は、自然を楽しみながら、菊炭友の会が存在する限り、以上の活動を
継続し、『黒川・桜の森』を他に誇れる名所として、後世にバトンタッチできる
よう、努力します。
(2007年1月7日 桜の森、山開きの日に制定)
<発足の経緯>
2004年9月NPO法人シニア自然大学主催「菊炭生産体験講座」を受講したメンバーが、講座終了後も菊炭に何らかの関わりを持ち、菊炭生産活動やクヌギ林の保全活動に寄与できればとの気持ちを持った者が集まった、ボランティア団体である。
友の会は、形式にとらわれない楽しい仲間が集まり、能勢・黒川周辺の炭焼きさんの作業を手伝いながら、菊炭焼きの技量を学び、ときには炭窯の火を燃しながら懇親を深めればと発起人が動いた。課題として、窯の借用・クヌギ原木の確保・菊炭の販路などいろいろあるが、先達炭焼きさんのアドバイスや指導を受ける事とし、当会の発足となった。
「菊炭生産体験講座」は朝日新聞の全国・経済面で大きく取り上げられた。
< 会 則 >
1、名称
この会の名称は[菊炭友の会]とする。
2、目的
菊炭を守るための諸活動を行い、伝統文化の継承に寄与する。
3、活動の内容
黒川・桜の森憲章を実践する。
4、会員の資格
本会則に賛同する者。
5、組織
1)本会は会の運営の為に、下記の担当者を置く。
幹事(代表1名、代表代行数名、幹事数名、事務局長1名、会計1名)
監事2名。
運営委員数名。
2)幹事等は総会にて選出する。
3)幹事等の任期は1年とし、再任は可とする。
4)幹事は会運営の調整(活動が円滑に行く為の準備)及び渉外を担当する。
5)運営委員は、それぞれのプロジェクトを主宰する。
6)監事は会の活動全般について、その妥当性を監査する。
7)必要に応じて顧問をおくことができる。
6、会計年度 毎年4月1日より翌年3月末日までとする。
7、総会
1)総会は定時総会(4月)および臨時総会とし、本会運営の諸事項を決定する。
2)総会の決議は出席者の多数決をもって決定し、賛否同数の場会は代表がこれを決める。
3)幹事会議は必要に応じて開催し、活動計画の企画・立案を行う。
会員であれば誰でも自由に幹事会議に出席できる。
8、会費
本会の会費は年千円とする。
9、入会および退会
1)本会に入会および退会する者は所定の手続きを行う。
2)退会時、会費の払い戻しはしない。
10、会則の改正
会則の改正提案は幹事会議で検討立案し総会で決義する。
11、付則
1)本会則に定めるものの他に必要な事項は幹事会議で決定し全会員に通知する。
2)安全確保は自己責任とする。
12、事務局の所在地
事務局は 兵庫県川西市 におく。
13、前記11、付則の2)安全確保は自己責任とする。について加筆。
本会は、会の目的ならびに会則を理解して、自発的に参加した会員によって構成するものであり、その活動には各自の自己責任において参加するものである。活動においては、各自、安全第一に努め、万一事故が発生した場合、本会は何ら補償は行わないことについて同意した上で参加するものとする。 (平成18年6月29日追加)
『安全確保に関する確認書』を事務局長に提出するものとする。 (平成20年4月26日追加)
14、チェンソーの使用
チェンソーの使用は下記に限定する。
1)特定教育あるいは兵庫県が実施する「安全リーダー研修」及びこれらに相当する
教育訓練受講済者。
2)上級者立会いのもと、平坦地において練習のため使用する者。
3)チェンソーを使用するものは自己の責任において傷害保険に加入するものとする。
4)チェンソー使用者は幹事会で指名し、会費により<スポーツ安全協会スポーツ安全保険
(傷害保険・賠償責任保険・共済見舞金)に加入する。 (平成24年4月7日改定)
「にほんの里100選 兵庫県川西市・黒川」
輪伐跡が見える里山景観(2007.3)画像クリックで拡大します
「にほんの里100選」は
集落とその周辺の田畑や草地、海辺や水辺、里山などの自然からなる地域、広さにかかわらず、人の営みがつくった景観がひとまとまりになった地域を一つの里ととらえ、人の営みが育んだすこやかで美しい里が選ばれた。候補地が2千地点以上に達した中から400地点に、そして150地点に絞り、最終「100選」が決まった。
黒川が選定されたポイントは「茶道などに使う菊炭の産地。輪伐により林齢1~10年のクヌギなどがモザイク状の里山景観をつくっている。」点にある。
里山は薪炭の生産林として千年以上もの間、木が伐採され続けたにも関わらず、外国のように砂漠になることは疎か、禿山にさえなっていない。このことが「SATOYAMA」として世界に通ずる日本の里山文化の核心である。つまり、10年周期くらいで伐採地を“皆伐”することが、人と自然の共生につながり、生物多様性を豊かにする根源になっている。
黒川を訪れると、人はこの皆伐の状況と輪伐跡の見える景観に出会える。そして、少しの解説で目から鱗。自然保護、環境保全について革命的な認識の変化をもたらすだろう。
兵庫県のもう一つの「里100選」豊岡では、住民が挙ってコウノトリを育てる環境づくりに取りくんでいる。同じように黒川も住民がクヌギの育成に回帰した時、名実ともに日本一の里山になるだろう。
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桜の森のさくらエドヒガン 桜の森で最初に咲き始めるのがエドヒガン。
園芸種のソメイヨシノと違って野生の桜・エドヒガンは早咲き、遅咲き。白っぽい花、ピンクが濃い花などそれぞれ個性があります。桜の森のシンボルツリー「黒川・微笑み桜」は遅咲きです。
兵庫県の絶滅危惧種をまとめたレッドデータ―ブックは「A]:絶滅の危機に瀕している。「B]:絶滅の恐れがある。「C]:存続基盤が脆弱である、の三つにランク分けされています。エドヒガンは「種」としてはCランクですが、一所に群生している“エドヒガン群落”としてはBにランクされています。桜の森には大人が両手で抱えてもあまる太さのエドヒガンが、分かっているだけでも80本を超えています。黒川・桜の森は貴重なエドヒガン群落です。しかも、その群落が国道から一目で見渡せる素晴らしいポイントであります。
3月末頃、葉が出る前に咲き始め、4月10日前後に満開となります。
全国では樹齢1000年を超える樹もあり、長寿であるからでしょう、日本の名物桜の6割がエドヒガン系だと言われています。「黒川・微笑み桜」も日本の名物ザクラに育つと良いなと思っています。 なお、樹皮は横の皮目がなく「サクラらしくないね」とよく言われます。
ヤマザクラエドヒガンを追いかけるように、4月の10日頃から赤っぽい葉が出るのと同時に花を咲かせ始めます。日本の野生サクラの代表です。桜の森で一番多いサクラです。
エドヒガンの3倍はあるでしょう。森の中に入って見て下さい。エドヒガンがある傾斜の山側に必ずと言ってよいほどヤマザクラが2~3本生えています。
カスミザクラヤマザクラが終わる4月の下旬頃、ほんの数ケ所で花をつけているのがカスミザクラです。ヤマザクラに似ていますが、花が咲くのと同時に出る葉は緑色をしています。
カスミザクラを救うところまで私達の手は回っていませんが、早く救いの手を伸ばせればと思っています。耐陰性の強い木のようなのが救いです。
ウワミズザクラ外見はサクラとは思えませんが、同じバラ科のサクラ属に属します。樹皮には横に皮目があります。5月初め頃、葉が出てから房(総状花序)になって白い小さな花を沢山つけます。一つ一つの花を見れば、なるほどサクラです。赤い実をつける夏頃も見応えがあります。その実は秋には熟して黒くなります。
桜の森では3月末から5月初めまで通して、さくらを楽しめます。
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ひやり! はっと! 事例集
http://kikuzumi.exblog.jp/7934879/
2008-05-14T09:02:00+09:00
2015-11-08T07:09:45+09:00
2008-05-14T08:58:44+09:00
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ひやり! はっと! 事例集
私達が黒川・桜の森を定住地?と定め、活動を開始したのが2006年8月1日。
それから21ヶ月が経過しました。その間、負傷者を誰1人出していないことは私達の誇りです。
(考えてみれば、ウルシにカブレたのも負傷のうちですね。
だとするとNjoさんが被害にあってから18ヶ月になりますか、無事故連続記録は)
2008年5月、無事故記録の永遠の継続を期し、褌を締めなおす意味で「ひやり!はっと!事例集」を作成することにしました。作業後のミーテイングで情報収集した中から選択して掲載します。
国道477号・駐車場出入
昨日(2010年8月17日)安全委員のSmiさんが桜の森から帰宅途中の体験です。
駐車場を出て、生コン工場前で、ふいに出て来た車と危うく衝突するところだったそうです。
気をつけて下さいとのことです。
現在、国道477号は桜の森付近は通行止めで、僅かの関係者の車しか通りません。
ここにきて、その関係者に心のゆるみが出てきているようです。私たち自身にもです。
駐車場を出る時、これまでと違いおおらかな気持ちで出るようになっていませんか。車が来ないものと思って・・。
生コン工場の関係車も同じです。
これまでは、他の地域以上の神経を使って出入りして居たのが、今では安心しきって出入りしています。
これまでの左右の確認、不意の飛び出しに対する警戒の心を弛緩させないよう、継続・励行しましょう。そうでないと開通した時に大事故が発生しないとも限りません。
4.スズメバチ
去る2009年9月7日の活動日。1号線突当り付近に於いて刈払機で下草刈りをしていたSjiさんがスズメバチに襲われ、5ヶ所程刺される事故が発生しました。
近くに居たJiroさんに聞くと、数10匹が来たと言いますから、巣その物に触れるか、それに類することをした模様です。「どのように刈払機をはずしたかも覚えていない、とにかく逃げた」とSjiさん。
Jiroさんとポイズンリムーバーで処理し、軟膏を塗布川西病院に駆けつけたそうです。病院では塗り薬と飲み薬をくれただけで、治療らしきことはしなかったと言います。
初めてスズメバチに刺された時点で、体内にその毒に対する抗体ができ、2度目に刺された時には、その抗体の反応が過激過ぎ、ショックにより命を落とすことがあると言います。
アウトドアでの事故死のうちで、マムシによる死者よりもスズメバチによる死者の方が多いそうです。Sjiさん!危うし!
昨晩、Sjiさんから電話。「スズメバチとアシナガバチ共に検査の結果、抗体は出来ていなかった。応急処置のお陰。あのポイズンリムーバーは効果がありますね」と。
皆さん、救急バックにそのような物が準備されているのをご存じですか?さすが安全委員!Jiroさんは有るのを知っていました。でも、使ったのは初めてでしょう。しかし、処置は正しかったようで、毒は吸い出せていたようです。
お先、真っ暗だったSjiさんの将来がパッ~と明るくなりました。
今度、どのように使用したか、刺された時の状況も含めて事例発表して頂きましょう。
ネットでスズメバチ対策として要領良くまとめた記事を見つけたのでリンクしました。
(Hiro投稿2008.10.8)
3.動力機器の給油時に
腰に着けた蚊取線香、忘れていませんか?
オイルの混合、移し替え、給油時など、本人はもちろん側を通る人も危険です。
朝の準備は立ち入り禁止地区を決めてやるとか・・・
動力危機を使用する人は、火のない方式の物に限定するとか・・・
森林整備委員で検討してください。 (hiro投稿2008.6.25)
2.動力機器の給油時に
過日の桜の森の活動日、生憎の雨の中の作業となりました。
雨が本降りとなり地表を雨水が流れだすと、我々の作業現場の下手の雨水に油が浮き、
油膜とともに小川に流れ込んでいました。
発生源は作業機器に使用する油類の給油時の漏れと類推できます。
小川の下流ではこの水を水田に使用しているかも知れません。池水としての利用もあるか
も知れません。誰かを不快にさせているかも知れません。
自然・環境を標榜し活動している会として、作業現場が汚濁の発生源ではまことに具合が
悪い訳です。
動力作業機器は我々の大きな戦力です。動力機器が有ればこそ成しえた作業も多々あり
ます。オイルの混合・移し替え、給油時にちょっとした気配りがあれば防止できる事柄です。
気を付けたいものです。 (Mto投稿2008.6.5)
1.国道から駐車場に入る時に
右折の為、右ウインカーを点滅させたのを後続車が“追い越せ”の合図と勘違いした?
右側を高速で追い越して行った。
<対 策>
駐車場への侵入時に後続車がいれば、一時左に寄り、やり過ごしてから入る。
(hiro投稿2008.5.13)
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<ナラ枯れ被害啓発資料>
7月 妙見クッキングセンターで被害発生!
ナラ枯れ被害は7月~9月に発生するそうです。兵庫県森林保全室から但馬地域以外で被害木を見つけたら連絡するよう依頼がありました。 (画像クリックで拡大します) 薪を作ってナラ枯れを防ぐ:岐阜県森林研究所(ここをクリック) ]]>
2008年3月30日(日)、3月31日(月)
http://kikuzumi.exblog.jp/7424351/
2008-03-04T11:18:00+09:00
2023-01-02T04:55:23+09:00
2008-03-04T11:18:39+09:00
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’08年3月末~4月初活動記録
『続・菊炭友の会』(http://kikuzumi2.exblog.jp) でご覧下さい。 ここをクリックすれば移動します。
<3月31日(月)>桜の森122 クドサシ・第6回炭焼き準備
8時30分~16時
今日は臨時活動日のさらに代替日。炭焼きのクドサシのタイミングは本当に難しい。
第5回目のクドサシは13時に開始、終了しました。第5回にして始めて順調に行ったと思います。それだけ、窯も温まって来たということでしょうか。
クドサシのタイミングを見ながら午前中で第6回(予定では最終窯)の準備を完了しました。 午後は薪割り等それぞれ作業が進む中、心身ともにお疲れの私は職場?放棄。
久しぶりに5号線まで歩いて見ました。思っていない所にエドヒガンが居て驚きです。
会員以外の読者に説明させて頂きます。
エドヒガンはソメイヨシノの親にあたります。大島桜とのかけあわせでソメイヨシノが産まれました。ソメイヨシノは謂わばクローンで寿命は稀に100年超えるのもあるそうですが、60年位と短命です。それに比し、エドヒガンは長命の樹で、千年を超え二千年のもあり、日本の名物桜の6割がエドヒガンだということです。それが兵庫県では絶滅危惧種C(生存基盤が脆弱)にランクされています。
そのエドヒガンがこの桜の森には沢山自生しています。写真で赤く蕾を膨らませているのがエドヒガンです。(画像をクリック、拡大して見てください)そして、桜の森の二大エドヒガンを見て下さい。上の方で開花しているのが私たちが桜の園と称している所のメーンの樹です。真ん中辺りに見えるランドマークツリーの蕾は未だ固そうです。
桜の森の、今日のエドヒガンを案内しましょう。
まず桜の森ゲート前の樹です。チラホラ開花しています。
作業小屋前のは、未だ蕾は固そうです。
下の写真、この森で昨年1番に咲いたエドヒガン。今年も1番のりです。
蔓に絡まれ、見るも無残な姿をしています。危機一髪のところで私たちが助けたのでしょうか。
そのお礼に?昨年も今年も1番に花を開いて見せてくれました。
その1番のりの開花を2号線から見たところです。
蕾の膨らみが写真では捉えれていませんが、ランドマークツリーの手前で「私だって負けないぞ」と言わんばかりに頑張っています。
事実、ランドマークツリーより赤みが増しています。
そして、最高に遇されているランドマークツリー。悠然と?遅咲きで行くつもり・・・?
ランドマークツリーが東の横綱だとすれば、西の横綱、桜の園のエドヒガンです。
こちらは開花しています。
2号線からみた所でも蕾を膨らませていました。
3号線から作業小屋方向です。
久しぶりに見た5号線です。
今日は、まとまりのない報告で申しわけありません。
<3月30日(日)>桜の森121 炭窯空気穴調整
9時、17時
昨日からのクドサしタイミングの引き伸ばし策が、どうやら上手く行ったように思います。
というより、炭焼き本来の調整が今回初めて出来たのかもしれません。
30日、夕方退散時に国道から見た炭窯です。31日は8時30分集合です。 29日の朝、空気穴に小石1個を置き。
30日朝さらに小石3個を加え、 煙道口も一杯に絞りました。
30日17時空気穴をさらに絞りました。その時の煙道口の煙です。
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2008年3月活動記録
http://kikuzumi.exblog.jp/7184189/
2008-02-03T16:00:00+09:00
2008-07-18T07:06:27+09:00
2008-02-03T16:00:15+09:00
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2008年3月活動記録
9時30分~17時30分
桜の森が冬眠から覚めました。桜は蕾を赤く膨らませています。(29日。拡大します) エドヒガンです。 去年3月27日に咲いた樹が今年も一番に開花しました。(29日、右)
桜は6日の楽しみに取っておいて、今日は炭焼です。第4回目の炭は3回目より上出来でした。第5回目の木を入れました。
3回続いてヌカ火が出、3回続いて途中で消え、神経的にかなり参って迎えた5回目です。
その5回目、上げ木を根本的に変えました。コレ上げ木!立木じゃないの!という位太い木を上げました。
苦し紛れに、煙道口に急ごしらえの煙突を立てました。煙道口への“引き”を強化できるのではとの判断です。
点火4時間後の煙道と焚口の煙です。狙い通り煙道側に力強く引いていると思えます。
一応、上手く行ったと思います。煙道からの煙に勢いがあり、ヌカ火も出ずに、点火後5時間でメンヌリを完了しました。4月7日に炭出しです。
午後は窯上に倒したクヌギの大木の処理をし、最終窯の準備をしました。
<3月23日(日)>桜の森119 “歩む会”との交流会
10時~15時
創立15周年になる“シニア自然大学”の修了生による数あるサークルのうち、結成14年という名門“歩む会”のメンバーが桜の森を来訪。わが菊炭友の会との交流会を開催しました。
菊炭友の会が桜の森に定住?する前には、歩む会の演習林を度々使用させて頂き、今日はその恩返しのような会です。 午前中は解説しながら桜の園まで案内。昼食は、桜の森で初めて酒が入りました。
これまでは、年頭の山開きの直会だけだったので、桜の森3回目の酒宴?です。
森の中の屋外で好きな酒を飲めるなんて、いいですね~。
<3月21日(金)>桜の森118 炭整理・西山整理・クドサシ
9時~17時40分
お茶炭として納品できる炭の整理をしました。棒炭の12kg、9束。水屋用炭6kg入り2箱、
7kg入り3箱。整理してみると思った以上に灰になっている部分が多く、商品として出せる物はこれだけです。 こんなに綺麗に焼けているところも有るのにね~。西山を整理し、残りのクヌギを運んで来ました。 トイレが一般的なものに改造されました。
第4窯目のクドサシは17時30分に終了しました。この炭出しは28日です。
<3月19日(水)>桜の森 再点火
8時20分~11時40分
信じられぬ報告です。クドサシのタイミングを遅らせる為に空気穴を絞りに行きました。
煙が出ていません。近くの二人に応援を求めましたが、最悪1人で対処する覚悟で再点火しました。1人で・・と思うとレンガは全部は外せませんでした。上部だけ開けて、木も上から掘り込みました。それでも、8時40分着火し、弱々しい煙も出てきました。
9時過ぎには、ジローさんも駆け付けてくれました。
10時30分元気良く燃え。 煙も力強くなって来ました。
隣の長老が、「雨の日に限る」と畑の枯れ草焼きにに来られ、その長老の見立てです。
シキ(敷き?床のこと)が去年のまま・・・
ヌカ火(焚口への火の噴出)が出ると、消えることが多い・・・
積んである上げ木を見て、これではダメ、柴を外さないと・・・
上げ木のまずさが、ヌカ火につながり、炭の白い灰にもつながる。
もう少し太い上げ木を入れる方が良い。アタマにはクヌギのシッカリした上げ木を・・・
昔は炭焼の村だけあり、長老ともなると、実践的な知恵をお持ちで、色々教わりました。
次に活かします。それにしても疲れるね~。
退散間際、11時20分の煙です。夕方17時30分にも元気良くモクモクと出ていました。
20日(木) 8時20分、元気な煙。空気穴も異常なし。
15時30分順調。 Mtoさん朝から出勤、「お客を迎えるのだからと・・」 脱帽!
<3月18日(火)>桜の森117 第3回炭出し、第4回木いれ、第5回炭焼準備
9時30分~17時30分
「Mtoさん!すぐ開けにかかって」今朝桜の森に着き「おはよう!」の次に発した言葉です。
焚口のレンガは私が外しました。ドキドキしながら、窯の中を覗く、ホット・・・します。
量はある!中身は? 手前の灰を出すのもそこそこに窯の中に入ります。
用意した道具が役に立つような状態で焼けていてくれました。
しかし、完璧ではありません。写真ではあまり見えませんが、炭に白い部分がかなりあります。これは燃えて灰になってしまう過程に居た証です。
11時40分、第4回目、クヌギでは第2回目の木を入れ点火しました。
その前に、また、また排煙口をいじりました。これで最後にします。
排煙口は炭焼で一番肝心な所だと言います。そこを、度々変えるなんてのは、とんでもない!ことだと自覚はしています。左の状態から、右のように変えました。
点火4時間半後の焚口と煙道口の状態です。バランスが取れています。
女性窯焚き師が完全に戦力になって来ました。点火の後を任せて次の木の準備作業へ移れます。これは大きい!。
午後は西山の整理。先日、見学に来られたMatuさんが今日から入会、早速、上げ木つくりに参加してくれました。
人脈の林の中の疲れを森林の中で癒したいという思いがあるやに見受けました。
点火5時間近くなり、用心しながら焚いてはいましたが、マタマタ火が出ました。この窯は火を出さなきゃ治まらないんだなと覚悟し「どうぞ、気の済むままに・・」と見ていると、調子に乗って噴出します。
時間をはかると7分間、呼吸するようでなく連続出ます。
引いたので、もうひと焚きしてやろうと木を入れると、又、噴き始めます。焚口一杯に炎が出るので近寄れません。
点火5時間15分後、メンヌリ完了しました。
午後、西山の整理に加えて、NsiさんとOさんはキャンプ場に納める薪つくり、そして納品。
TさんとKtaさんは一般的トイレへの改造作業を実施しました。
<3月11日(火)>桜の森116 クドサシ・西山皆伐・美山搬出
9時30分~16時
8時50分の煙道口。クドサシのタイミングにドンピシャ!な~んて通いの炭焼には夢です。
写真では分りませんが、煙道口から蒸気の混ざった煙が微かに出ています。マッチ棒での測定は「四つ」。まあ、中らずといえども遠からずというところでしょうか。
早朝出勤のMtoさんと即クドサシ開始、ジローさんも駆け付け9時30分完了しました。
今日、1日で次の窯入れ準備を完了しなければなりません。
美山での上げ木つくり、玉切り済みの原木搬出。
西山の皆伐・玉切り・搬出に全員でかかります。
昼食後、菊炭友の会の最年少会員・Ao君の大学卒業研究発表を聞きました。里山放置林の再生と地域活性化を結びつけた研究発表です。
私達が桜の森に取り組み始めた時点から会員であれば良かったのにね・・・と思います。
今晩、地元の人達に説明をするそうです。
今日の評価は、所用資金に全く触れていないので卒業はダメと言うことになりましたが・・・、
彼は菊炭友の会を今日、卒業して行きました。21日に東京に引越しです。
健康に留意し、活躍を祈ります。
美山は午前中に終わり、午後、西山に集結、次回窯入れの準備は完了しました。
<3月10日(月)>桜の森115 (臨時活動日) 炭出用具作成・西山皆伐
9時30分~16時
本来は今日当たりは作業小屋に泊まりだったでしょうね。
しかし、身体が昨夜から拒否していました。
今朝の煙道口の煙です。
案の定、今日明るい内にクドサシのタイミングが来る様子はありません。
4人の参加者のうち、Mtoさんと私の二人が最後に残りました。
二人とも泊まる気はありません。
今日は帰ろう!と決めた時点(16時)の煙です。 帰り支度として空気穴を絞りました。
クドサシの為の臨時活動日の今日の参加者は4名。
午前中は、太目の笹を拾い集めて炭出し用具の作成です。
クヌギの炭・菊炭は棒状で窯から取り出したいのですが・・・その為の用具です。
簾のようですね。18日の報告に使用場面の写真を掲載できると思います。
午後は4人全員で西山に行き、皆伐作業をしました。後残り、5~6本位でしょうね。
<3月9日(日)> エドヒガン種蒔き報告
炭焼に振り回されて色んなことがホッタラカシ、不義理のしっぱなし。「炭を焼き始めたら親の死に目にも会えない」とはよく言ったものです。
しかし、これだけはやっておかなければ、1年が無駄になる。エドヒガンの種蒔きです。
Ksaエドヒガン育苗園と 我が家の育苗園です。
Ksaさんはキッチリ手が打ってあります。 私は時間が少し空いたので、今日バタバタと・・・
プランターにでもと思い、ホームセンターに行くと、育苗ポットプレートなる便利な物を売っており、店頭にいた園芸カウンセラーに色々指導を受けて来ました。
育苗土に腐葉土を少し混ぜポットに入れ、種を1個づつ置き、土の中へ軽く押し込んでやります。
冷蔵庫の中と植木鉢の砂の中と二通りの方法で冬を越させた種、全部で160個でした。
発芽するまで日陰に置き、毎日水をやらねばなりません。
この米粒位の1個の種が樹高20m位に成長した頃の世の中、イヤ、地球はどうなっているだろうか等と考えながら心を込めて植えました。
冷蔵庫の中で冬を越した種 ポット1つに、1個の種
終始、笑顔を絶やさず私の質問に丁寧に答えてくれた老カウンセラーは最後に「楽しいことではありますが、頑張って下さい」と付け加えられました。
私には「難しいことですよ」と言っているように聞こえました。
<3月8日(土)>桜の森114 再点火・薪配達
14時~16時
(3月分、字数制限オーバーになり、この稿カットしました)
<3月7日(金)>桜の森113 第2回炭出し・第3回木入れ・第4回準備
9時30分~17時30分
最近、新聞や市の広報紙で菊炭友の会の活動が紹介されました。
そのお蔭でしょう、見学者が多くなり、今日など4名ものお客様でした。しかし、“炭焼を見学”のつもりを“手伝い”にさせてしまうのが、炭焼?です。
マスクは当方で用意しましたが、皆さんそれなりにそれなりのカタチになっていますね。
木入れをして頂いています。
この木、クヌギです! 今年、初の菊炭の原木・クヌギを入れました。
今日で3窯目で、窯も暖まり、調子が出て来たと思えるからです。
今日、出したのはヒサカキの炭。1度、火が消え苦労しましたが、立派な炭が焼けました。
ヒサカキを馬鹿にしてはいけません。火付き良く、火持ち良く、悪臭なし、文句なし!とは、
お買い上げのうえ、お使い頂いた方の評価です。おまけに、値段も安いでしょう?
炭出し、木入れに時間がかかり過ぎ、点火は12時になりました。
午後は女流窯焚師を目指すKsaさんにKwaさんをつけて、全員、美山と西山へ次の原木準備に出かけます。見学の女性Matuさんも。(今日の見学で、入会されました)
美山を片付けるつもりでしたが、両方とも、次へ繰り越しました。
KsaさんとKwaさんから「大分前へ煙が出始めました」と引き継いだのが16時前。
間もなく、この煙です。 「ウワ~!コリャまた火が出る!」燃えている薪を1本引きます。 でも、10分後この通り。それからは、先月の26日と同じ。間歇的に何度も炎を出します。
前回は火を押さえ込みにかかりましたが、今回は暫く遊ばせました。「同じミスを繰り返してタマルカ!」と言う心境ですね。
そして、時間をかけながら、炭や薪が燃えるのを確認しながら大量に投入し、17時メンヌリ完了です。
右はメンヌリ後の煙です。明朝、確認に来る必要なし、14時に配達のため薪を積み出しに来る、その時で充分と・・思いながら引き上げました。今日の晩酌は旨いぞと思いながら・・・。
<3月2日(日)>桜の森112 西山伐倒
9時30分~16時
朝から西山の伐倒にかかりました。
ここも、背丈以上の笹が繁っていました。下刈は先日、Mtiさんとジローさんが一部やってくれています。
新入会員のOさんも早速、下刈です。 右は見学のSさん、手つき鮮やかです。
午後はヒョッコリ来訪のFさんまで作業に加わって頂きましたが、1日ではとても皆伐に至りませんでした。 この写真をご覧になって「酷い事をする!」とお思いになる方も沢山いらっしゃると思います。
薪炭生産林として人手が加わった森(いわゆる里山)は10年位に1度、このように皆伐(全ての樹を伐ること)をしなければなりません。皆伐をし、林床に満遍なく日光が当たるようにしてやります。そうすることによって、森も元気に生き返り、生物の多様性が維持出来る条件が整います。
薪炭の需要が少なくなり、定期的な皆伐をしなくなったから、(面積が国土の20%もある)里山は荒れ放題になり、二酸化炭素の吸収力も弱まり、生物多様性も損なわれているのです。
里山の整備は商業的にはペイしないから、50年近く放置されてきました。
地球温暖化対策として、我国は6%(’90年比)の温室効果ガス(二酸化炭素等)の排出量削減目標のうち、3.8%を森林に吸収させようという計画です。そのためには森の整備が必要です。
もちろん、私たち森林ボランテイアの手に負えるものではありません。
しかし、手の届くところは皆でやりませんか。作業は楽しいですよ。
Tさんは1人コツコツと小屋周辺で作業です。巣箱が4つ取り付けられました。
<3月1日(土)>桜の森111 クドサシ(窯を完全に密封し、酸素を絶つ状態にすること)
8時~9時 (クドサシ完了の状態)
ジローさんと二人でクドサシをしました。
強制クドサシとか根負けクドサシと言うのが有れば、それです。8時現在、メンヌリ後68時間が経過し、なお、煙?が出ています。クヌギは入っていないし、二人では精が無いし、「ハイ!クドサシ!」と言って始めました。
(メンヌリ:焚口を空気穴だけ残し封をすること。)
しかし、少し実験(遊び)もしてみました。能勢の師匠の「空気穴は絞ったら絶対に引いて(空けて)はイカン!」という禁を破りました。
煙道口・空気穴ともに約15分全開にしました。
炭博士といわれる人の著書に『“練らし”といってクドサシの前に、もう一息燃すことにより良い炭になる』という意味のことが書いてありましたが、それをやりました。
とか何とか言っていますが、所詮タイミングでないのにクドサシをやる後ろめたさと、生焼けを心配する気持ちの成せる業ですが・・。
只ですね~、本当のところが判断できなくなったという理由も有ります。
左の写真を見てください、これが今朝の状況、右は“練らし”のため全開したところ。左は煙?が出ていますね。右は出ていません。
しかも、右の写真の煙道口は白っぽくなっています。これは高温になった証です。
左の煙のように見えるのは水蒸気ではないか?窯から出た熱気が温度の低い石に触れ水蒸気になっている?・・・マッチでの測定はゆっくり数えて五つで火が付きます。
実は、クドサシのタイミングは過ぎている? もう分からなくなりました。去年も1度、似たようなことが有った気がします。煙道口など絞ることなく自然の状況で時期を待つような焼き方をしないとダメですね。特に、私達素人は。
<2月29日(金)>桜の森110 クドサシ空振り・クヌギ大木伐倒・解体
9時~13時
2月29日は2月と3月の間。ブログは2月の枠オーバー、3月へ。
クドサシは出来ませんでした。
昨日16時45分。 今朝9時。煙はムラサキ色になってきました。
煙道口の煙。昨日16時30分。今日11時。根は切れている。(口の部分で透明になっている)
煙の状況から見て、最終段階に来てはいるけれども、今日明るい内にクドサシのタイミングは来そうにありません。夜中になりそうです。
辛いです。窯の中がオールヒサカキということもあるけれど、出直す気力は、全くありません。
このあたりが、去年も感じた“通いで炭を焼く限界です”
だから今年はクヌギを入れた時のクドサシのタイミング近くは“泊まり”と決めました。
メンヌリからクドサシの間が、前回は44時間。今回は再点火後のメンヌリから既に48時間が経過しています。長くなっている原因は“排煙口を狭めた”からでしょう。その意味で狙い通りになっているのですが・・・。昨年は朝4時に起床、5時には窯の前に居ました。
今年は、クドサシのタイミングは過ぎていると思われる8時に来ることにしました。
それで、こんなことをしました。空気穴を絞り、煙道口も絞りました。
クドサシのタイミングが少しでも朝に近づくようにと思い・・・浅はかな知恵でしょうか?
クドサシが出来ぬとわかりMtiさんは帰りましたがOさん、ジローさんと私は昼まで煙の様子を見ながらクヌギの大木の伐倒、解体作業をしました。
ゲート左の植樹用地の蔓の下から出てきたお化けのような立ち枯れ木も伐倒し、スッキリしました。
明朝は8時出勤?明後日は活動日。お疲れ様です、仕様がないよね、炭焼だから。]]>
2008年2月活動記録
http://kikuzumi.exblog.jp/7184133/
2008-02-03T15:51:00+09:00
2008-04-27T18:01:17+09:00
2008-02-03T15:51:15+09:00
cn1397
2008年2月活動記録
9時30分~16時30分
好きで始めたことだから文句は言えないのですが、26日炭焼、27日再点火、28日原木準備、そして明日もクドサシで出ないといけないとなると、4日連続となりキツイですね。若くはないということを感じさせられます。
実は、今日クドサシを出来ると思っていました。朝、煙を見ると「そんなに甘くは無いぞ」とばかりにモクモクと出ています。「あ~ぁ、明日も出勤だ~」
とにかく、今日は美山を片付けることがメーン。栗林の向こう側にあった放置林を消滅させてしまいました。が、手前側は伐倒したまま残りました。 クヌギを80cmの長さに玉切りします。
そして搬出です。 昼食に作業小屋まで、体力温存。公道ならOUT!
16時過ぎに窯の前に次回分の原木が揃いました。全てクヌギです。菊炭原木!
窯はご覧の通りです。
TさんとSajさんは終日、小屋周辺で夢のある植樹作業を続けられました。
16時45分
帰りに国道から見た炭窯です。
元気なものでしょう!?
(2月分、字数制限オーバーで、24日台場クヌギ調査 25日会計報告 をCUTしました)
<2月27日(水)> 第2回炭焼・再点火
10時~12時30分
昨日、帰りに「明日の朝、煙の確認に来てよ」と話しておいたMtiさんから9時40分「煙が消えている」と電話。あ~ぁという感じ。午前中付き合えるとのことなので「すぐ行くから、メンヌリ用の土を篩にかけておいて」と伝え、大急ぎで仕度をし、駆けつけました。
煙道口からは、モヤモヤと湯気のようなものが僅かに出ているだけ。空気穴から覗いても火は見えない。 「焚き直そう!」とレンガを外し、再点火の準備に入ります。
10時40分再点火。
火はすぐに燃え始めてくれました。点火10分後の炎と再度出始めたタヨリナイ煙です。
昨年、強制消化し再点火した時には30分焚いてメンヌリをした記憶があります。
今日は30分では、煙に全く元気が出ません。1時間焚き続けて、ようやく喉を刺すような煙が焚口からも噴出します。またヌカ火の恐れが出てきました。煙くて目から鼻から涙を流しながら、急いでメンヌリを済ませました。
煙道口の煙も腰のあるしっかりしたものになりました。ヤレヤレ、あとは窯さん!シッカリ仕事してよと思いながら帰りました。 今日は忙しい1日になります。
(メンヌリ完了の状態)
<2月26日(火)>桜の森108 第1回炭出し・第2回木いれ・点火
9時30分~16時
一つのことに集中すると、別のことを忘れるのは歳のせいでしょうか、個人の問題でしょうか。
今シーズン初の炭出しの期待と緊張で、出かける準備も炭出し作業を思うあまり、商売道具のカメラを忘れました。
下手な文章だけでの報告です。
9時30分炭出し開始。10時20分炭出し完了。
10時30分木入れ開始。11時30分木入れ完了。
11時35分点火。
14時30分頃メンヌリをボチボチ開始。
15時30分メンヌリ完了。
前回が窯焚き4時間でメンヌリ、点火後48時間でクドサシという超特急だったので、今回はもう少し、ゆっくりのペースになるよう、大きく成り過ぎている排煙口を少し狭めました。
しかし、(想定内でしたが)今回も時間的には前回と同じような結果でした。さらに、点火後3時間になろうとする頃からヌカ火(焚き口へ噴出してくる火)が間歇的に10数回も出ました。これも、有り得ることと想定はしていましたが・・。
上げ木・柴の6割を昨年作製の乾燥した物を使用したからだと思います。
ヌカ火も昨年あったような長時間連続ではなかったので、火が呼吸をする合間にレンガを積み、メンヌリへ持ち込めました。・・が如何にも早すぎる。これでは火が消えてしまう心配があります。現に、煙道口から出る煙は今にも止まりそうなほど弱々しい。
最善を尽くす意味で、メンヌリの途中、大量の炭と乾燥したクヌギ、コナラを掘り込み、空気穴からの通りを良くするよう処置しました。結果、煙も元気なものになり、何とか持ちこたえてくれると判断、帰宅と決めました。
これで旨くクドサシまで漕ぎ着けてくれると、今後のスケジュールが随分楽になります。
と言うのは、今日の上げ木はヒサカキの枝葉と昨年来の乾燥した物で賄い、今年作ったクヌギの上げ木は温存できたのですから。
今日出した炭の報告が漏れていますね。上等です。砕けて棒状ではありませんがヒサカキがこんなに良い炭になるとは思いませんでした。「火鉢で使うのはこれで充分、煙は出ない、臭いもしない、火力もある」とは、燃してみた結果の誰かの評価。
だとすれば、彼方此方で土に返るのを待たされているヒサカキは勿体無いですね。
今日、見学に来られたOさん、床下調湿用として土嚢袋に入れた物1袋、燃料用にお買い上げ頂きました。
今日入れた木は98%ヒサカキです。
<2月22日(金)>桜の森107 炭焼原木等準備
9時30分~16時30分
心配をよそに、今日はうららかな日・・で良かった!
朝のストレッチングを終え、作業の段取りを話し「少し遅れているから気合を入れて行きましょう!」の掛声で、それぞれの持ち場へ散って行きます。 19日に倒したクヌギの大木の解体班です。26日用の柴つくりに重点をかけます。
炭の原木も窯前に揃いました。26日は殆どがヒサカキです。
各地の森林ボランテイアは、このヒサカキの処理に困っています。殆どが、山に整列して置き、土に返るのを待ちます。炭窯が有れば、こうして森から消えて行き、綺麗な森が出来ます。
ヒサカキの処理は午前中で切上げ、最終便が道具を乗せて帰ってきました。今日も4回運んだでしょうか。
写真は有りませんが、炭出しに備えて窯前も整理。模様替えも出来、午前中はここまでです。
午後は全員美山に回り、美山の皆伐、柴つくりにかかりました。
放置林が無くなりました。これで、隈なく日光が行き渡り、また元気な林が出来るでしょう。 ここ数回の活動は少しハードになり、終了後、全員クタクタ・・と言う感じです。今日も。
終了後すぐに帰宅準備にかかるこれまでと違い、小屋で一服ということが多くなりました。
今朝、会計のことでKsaさん宅に寄るとおやつの差入れがあり、それをありがたく頂きました。
T1級建築士は桜の森の住環境向上専任(人も動物も)兼報道カメラマン補佐。報道カメラマンが今日は作業に没頭し、T建築士の存在そのものも忘れるほど。
見事見透かされていましたね。写真が届きました。
巣箱がかかりました。
実がなる植樹がされました。
この果実を食せるよう元気で、皆さん!
気になること
今日、美山で皆伐作業をしているのを見ていた一人の老農夫の言葉
「こんな大勢(その時の私達は10名)で仕事をしていると楽しいやろな」 「1人では、捗らんから、精が無うてな~」
日本の農業の呻きを聞く思いでした。
<2月19日(火)>桜の森106 ヒサカキ玉切、クヌギ大木伐倒、クドサシ、台場クヌギ伐採
9時30分~16時
炭焼シーズンに入ると活動予定日が雨や雪になるとピンチになります。
今月のように臨時日を4日も設定しても・・です。
次の活動日の22日が天気予報では雨かも・・・というのが朝1番の話題です。それを踏まえて、今日の作業の内容を修正します。
今日の参加者6名、朝から緊張の面持ちで作業にスタートです。
私以外の5名は朝からヒサカキの玉切り・搬出。
私は炭窯上のクヌギの大木を10本伐倒後、玉切りに加わりました。
Doさんがキャタピラ車で4回、窯の前へ運んで、午前中の作業は終了。
26日窯入れする原木は80%位出来たようです。
昼食前に窯の様子を点検、朝のうち出ていた煙は、もう出ていません。
煙道をマッチでチェック「い~ち、に~い、さ~ん」で火が点きました。
ヨシ!昼食後、クドサシ!と決定。
この時間帯にクドサシなら泊まらずに済みます。
クドサシ完了13時。点火後48時間。これで、まともな炭が焼けているなら、超・効率の良い窯と言えますが・・・26日のお楽しみ。
Gさん1人をクヌギの大木からの柴つくりのため残ってもらい、 クドサシ後、新たに切らせてもらうことになっている西富さんの山(今後、西山)を見てから美山へ・・。
台場クヌギを伐ります。
全員が、その荘厳な姿から、ニコルさんの「マザーツリー」のサラの樹を思い浮かべているようです・・・モチロン・・私も。
2礼2拍手1礼で敬意を表してから伐採にかかりました。モンダイのチェンソーは私が持ちます。
5人がかりで最終の始末を付けるまで1時間強かかりました。その過程の写真を並べます。
無事、終了です。
次は(8年後位かな)どんな人が伐るのでしょう。
この台場の高さ 2m
胸高周囲 240cm
樹高14m
台場からの幹:大(直径16cm)4本、
中(直径9cm)3本、小(直径4cm)2本でした。
<2月17日(日)>桜の森105 第1回炭焼・ヒサカキ除伐・緑の少年団(里山学習体験)
9時30分~17時30分
12日から始めた窯の乾燥、温め作業は完璧と言える状況で今日の炭焼本番を迎えました。
窯から灰を出し、木入れを出来る体制を整えて里山学習のためやってくる牧の台緑の少年団の到着を待ちました。
神事の準備も整っています。
10時20分少年団到着。
「今年、最初の炭焼だから、炭焼窯の神様に作業の安全と、良い炭が焼けるよう努力しますから見守っていて下さい」と挨拶しますと説明し、神事?です。
窯の中で構造の説明を受けたあと、皆でリレーで木入れ完了。お弁当。 13時に点火しました。
炭焼のプロのお宅では窯焚きは女性が担当。男性は炭出し、木入れが終わると山へ原木準備に出かけます。
菊炭友の会もプロに近づいた?
女性窯焚師誕生!?
窯に火が入ると、「火遊び禁止!」とばかりに、少年団は山仕事へ。
”笹のまくり”を実習です。子供は遊びの天才。何でも遊びにしてしまいます。また、そうさせるのが大人の役割?。今年はこの場所に後輩がクヌギの植樹にやって来ます。 今日の緑の少年団はこれまでで最高に仕事をしたのではないでしょうか。全員がとても楽しそうにやり終えました。名残惜しそうに、15時前に帰って行きました。
さあ!落ち着いて炭焼しよう!
今日、入会検討で見学に来られたOさん、実は炭焼経験者だとか。即戦力、窯焚きです。
少年団が帰るのを待っていたかのように、猛烈に雪が降り始めました。
点火3時間後の16時の焚口の様子です。
この煙は・・・昨年の恐怖の時を思い出させます。
少し、木を引き火勢を弱めますが、窯の上部から何とも嫌な気配が漂います。
このまま行くと、間違いなく火が出る、あと1時間、騙しながらもたせて、そこでメンヌリと決断しました。
13時点火だから18時頃メンヌリだなと予測していたより1時間早いメンヌリ。1回目だから灰になる部分が増えてもいいやとという気楽さと、気配からして火が出そうだという恐怖が重なって写真のようないい加減なメンヌリを16時に完了しました。
メンヌリ後の煙です。シッカリしているから、点火後4時間なんてスピードメンヌリに耐えて燃えてくれると思いますが・・・。それにしても、帰りに振り返った窯の空気穴の火が余りにも目立ちすぎるのが気になります。
耐えて燃えるのでなく、燃え尽きて灰が多くなる・・・?。
炭焼は毎回、こうしてドキドキハラハラです。
<2月15日(金)>桜の森104 ヒサカキ伐採・炭窯準備・揚げ木づくり・休憩施設製作
9時30分~16時
今日は久し振りに、1日中雨も無く、雪も無く、穏やかな日でした。 3班に分かれて作業をしていて、昼休みにそれぞれが集まってくるところです。
陽気が良いと、気持ちにもゆとりが出てくるのが、写真にも表れているように思えるのですが・・如何です?
左の写真? これなんでしょう。珍しく若いお嬢さんが写っていますね。
新入会員なら嬉しいのですが・・・川西市の広報課から取材に来られた方です。
このベンチ、今日出来たばかりで、製作者自らが味わっているところです。
今年の桜の時期は千客万来が予想されるので、休憩施設づくりです。
ああ!一番に報告すべきことを忘れていました。心配していた炭焼窯、見事に燃えていました。未だ灰の中に埋もれ火が残っていて驚きです。4日間も窯の中に火が有ったわけで、目的達成には最高の状態であったことになります。
今日、更に炭と杉の枯葉を少しいれ、17日の本番にそえました。
窯が乾燥し暖まっているから、今日は火付きが早く、点火1時間後には炎をだして燃えています。右は、16時の帰り間際です。17日の本番までには燃え尽きて欲しいので、酸素が最大に入るよう、焚口は開放しておきました。
天気が良いと、参加を予定していなかった人も、時間が空けば来たくなるようですね、午後からDoさんSaさん二人が加わり総員13名の活動になりました。
午後は大半のメンバーで、徒歩10分ほどの美山(今後、こう呼びます)へ柴づくりに出かけました。
放置されず継続して人手が入っている所へは、軽トラックが入って行けるようになっています。
手入の行き届いた隣の栗林のお蔭で作業の成果をトラックで運べます。
<2月12日(火)>桜の森103 炭焼窯準備・他
9時30分~15時
窯に火を入れるにあたり、四方に、お神酒を撒いてから始めました。
1年振りの煙です。点火3時間後です。 炭焼の為に窯を乾燥させ、暖める為の火入れです。
まず、屑炭10袋を床に敷き詰め、その上に杉の枯葉をキャタピラ車山盛1杯を載せました。
その上に1年前の乾燥した柴5束位と同じく乾燥したクヌギと太目の木、合わせて15本位入れたでしょうか。それで点火。窯の中ですから、外で焚火するようには燃えてくれません。
炭焼の時と同じように窯全体の温度を上げるように、焚口で少しづつ薪を入れました。
点火、2時間後です。 点火4時間後、退散時間が来たので、焚口にレンガを積みました。
これで、明日1日位かかって燃えてくれると良いのですが・・・、どうでしょうね。
一方、大工組は鳥の巣箱1個と、灰の捨て箱を完成させました。
窯の火は炭焼の時と違い、燃え始めると後は焚口に着いて居なくともOK。
伐倒してあった木を玉切りし、窯の前に揃えます。
Oさんは何時ものように、何処か見えない所で作業です。
午前中、雨がパラツイテいましたが、その為に今後のスケジュールが大幅にくるうということがない程度には仕事が出来ました。
準備工程が多く、その進捗状況によってはイライラが高じる炭焼シーズンの到来を強く思わせる
1日でした。
<2月6日(水)>桜の森102(臨時活動日) 炭材準備、クヌギ林下刈
9時30分~15時
朝、寒さは変わらないけれど、体操をしながら森を見ていると、「あぁ~春が来てるんだ~」と感じます。草木は今、春を迎える準備におおわらわでしょう。それが雰囲気で伝わってくる感じです。
今月は、急遽、臨時活動日を4日も設けることになり、ブログで告知すると、瞬時に活動最低人員の3名を超える参加の意思表示がありました。反応が早いと、幹事としては大変有り難く、助かります。お蔭で、2月から3月へかけての炭焼の目処が立ちました。
今日は6名参加。午前中は先日、伐倒したコナラの大木を解体、炭材に使う部分の処理をし、午後は美濃岡さんの山へクヌギ切り出し準備の下刈に行きました。 17日の第1回目の火入れ用の炭材は8割揃いました。12日の定例活動日に完備させましょう。
12日と15日で第2回目用の炭材を揃え、15日には窯の予熱を開始したいですね。 「この歳になると栗の守をするので精一杯」と75歳の美濃岡さん。さすが栗林は手入が行き届いています。 私たちがクヌギを伐るのは、その向こう側。 放置林!?
クヌギもそう多くはありません。
しかし、伐採を許されたエリア内に、こんな立派な台場クヌギが有ります。
樹齢100年以上。
今からワクワクしますね。
伐る時。
伐った後。
しっかり勉強させて頂きます。
<2月3日(日)>雪の桜の森 機器整備・他
9時30分~14時
桜の森にこれ迄で一番多くの積雪が見られました。キレイ!ですね~、拡大。 早朝3名に電話連絡、今日の参加を止めてもらいました。最遠方のTさん、最年少A君、そしてSAJさんの紹介で見学予定のOさん。
Oさん!お会い出来なくて残念でした。次の機会に是非どうぞ!
出勤?は近くのMtiさんとジローさん、そして私。仕事をしたのは二人、チェンソーの手入です。
私は雪の桜の森を5号線までトレッキング。雪中で新発見を期待しましたが、空振り。動物の足跡一つ見つかりません・・・が、娘を連れた母熊がやって来ました。甘酒持って・・・娘がヒサカキの太い木が欲しいと・・・。お安い御用でした。 新雪の散策路です。気分は最高。
昼食後Mtiさんと山係のMinoさん宅を訪問。私が申し入れていた件について回答を頂きに。
最善ではなかったですが良い返事を頂きました。俄然忙しくなります。]]>
2008年1月活動記録
http://kikuzumi.exblog.jp/7009554/
2007-12-28T15:53:00+09:00
2008-03-14T16:06:34+09:00
2007-12-28T15:53:36+09:00
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2008年1月活動記録
9時30分~15時
天気予報がはずれ、終日冷たい小雨が降っていました。集まったのは9名。
雨に煙る桜の森です。
天気予報では朝方雪で、それも昼前にあがるということでした。しかし、朝方は雨に変わり、降っていたわけですから、ルールでは活動中止。それでも、9名も出てきました。
屋内で出来る作業もあるからでしょうが、冷たい雨の中の屋外作業をする人もいます。
会計帳簿関係の整理。
右は実のなる木を植えたいと通信販売の注文だそうです。
鳥の巣箱作製。
この辺りまでは屋内で出来ますね。
外で、何やら大工仕事が始りました。
畑に植えるものはこれでした。
シトシトと冷たい雨が降るなか、本格的な作業をする人が出てきました。右は、何だか危なかったのでは・・?
小屋の中では終日、薪ストーブに火が入り、囲炉裏にも炭火が熾っていました。
作業後の濡れた手袋、衣類を乾かしながら、温かい紅茶で身体の内側からも温めます。
ヤマコウバシの茶色の枯葉が目立つ、今日の林の風景です。
少しづつ感じの良い林が広がって行きます。
<1月26日(土)>緑の少年団 <今日の生物>
今日は牧の台緑の少年団の月に1度の活動日。妙見口駅から能勢町野間の大ケヤキまでの耐寒ハイキングを挙行しました。
途中、桜の森に立ち寄り、昼食。
到着して間もなく一人の少年が
「居たよ!」と、持って来た物がこれ!
到着するなり即、探しに動いた団員がいたことに感激!
クヌギに傷を付けてまで会うことが果たせず、半ば諦めていたものが居ることの証を示してくれた嬉しさ!
望みが繫がりました。
ジョウビタキ
撮影倍率の大きなカメラが欲しくなりますね。冬になると渡って来ます。これは雄。枝に止まり「ヒッヒッ」と鳴いていました。
<1月25日(金)>桜の森100 除・間伐他
9時30分~15時
桜の森での作業100日目は雪でした。昨晩から降り始め、集合時間頃には道路は日陰を除いて溶けています。参加は8名。 前回架かり木になり放置したコナラの大木の処理からです。架かられた方を伐るという危険ではあるけれど、確実な方法を選び、無事狙い通りの方向へ倒せました。
前回伐倒したヒサカキの枝払い、玉切り、搬出です。 KneさんとKtaさんは昼から薪割りでした。<今日の生物>
栗林でキツネに出会いました。桜の森で初めてです。
距離があるからでしょうか、こちらに気付いても悠然たるものです。
<1月15日(火)>桜の森99 除・間伐他
9時30分~16時30分
零下2℃の桜の森ゲート付近の朝、集合時間前の風景です。もうキャタピラ車が動いています。
水を得た魚と言うのでしょうか。菊炭友の会のメンバーは”樹を伐る”それも、少し危険が伴う、
一人では無理、数名でチームを組んでというのが好きなんですね~。ある大学教授が「菊炭友の会の人達はプロみたいです」と言ったのは、多分こういうところから来ているのだと思います。
チェンソーは勿論、ウインチ、滑車を駆使して、直径30cm以上あるような樹に立ち向かう、その緊張感が好きなんでしょうね。
誰言うともなく、その場、その場で役割分担が出来ます。作業を離れ冷静に現場を見、指示を出す司令塔の役割を担う人がその場で出来上がり、仕事が進んで行きます。
作業者の全員に近い会員が"安全リーダー研修”修了者であるメリットでしょうか。
蔓が枯れ落ちるのを待っての除・間伐作業です。倒木の架かり木を危険な状態のままで1年間放置してきました。その周辺のヒサカキも同時に処置します。
作業の前後です。左奥はこれからの地域です。この辺りはヤマザクラが密集しています。
木を伐る前・後、チルホール、ウインチそして滑車の活用で安全度が大幅に向上します。
その、スペシャリストが菊炭友の会に出来てきました。
カスミザクラの周辺はMtiさんがコツコツとやっていたんですね。Tさんの写真が送られてきました。
桜の広場ではMtoさんとDoさんが林床整理後、寒肥を施しました。エドヒガンが驚いているでしょうね。
肥料を撒いて貰うなんて、生まれてこのかた、なかったことで感涙しているかも・・・。 その他、桜の広場でのベンチ用材の搬入が始りました。 作業小屋周辺に畑も出来ました。何をつくる?ゴーヤ?
*今シーズン炭焼の原木の手当てが出来ました。
山係の役員:西富さんの持ち山で伐採させて頂くことになり、今日現地を案内頂き
確認してきました。
*山主のお1人、Nさん夫妻が「活動中の幟が立っていたので」と、立ち寄って頂きました。
「私は菊炭友の会の会員に入れてもらえるでしょうか?」ですと!!時が移っていきます。
<1月6日(日)>桜の森98 平成20年山開き式
9時50分~15時30分
平成20年、山開き式参加者、自治会役員4名、客人1名、新会員1名、会員12名、合計18名でした。19年のMVP表彰Ksaさんを真ん中に記念写真。
昨年は雪の中、今年は小春日和の山開きとなりました。
山開き式が2回目の慣れもあるのでしょうか、雪中に比べると緊張感が薄れてるかなと思いながらも、しっかり山の神様に意志を伝えられたと思います。 ↑開式の辞
←神事??
誓詞奏上?
平成20年作業初めにあたり
黒川自治会の役員の皆様にご列席頂いて、山開き式を行うにあたり、山の神様に申し上げます。
昨年は、黒川・桜の森を一般市民に公開し、予想以上の好評を得ました。その結果、今年は桜の時期を中心に、沢山の人達が訪ねて来ると思われます。そのことも考慮に入れ、昨年制定の「桜の森憲章」を踏まえ、次のことを重点作業として活動致します。
1っ、桜の周辺の樹を取り除きます。
2っ、作業道周辺のコナラの大木の間伐を実施します。
3っ、大木になったクヌギを伐り萌芽再生をはかります。
4っ、桜の広場から北西の谷筋への散策路を開きます。
5っ、桜の広場に、休憩用ベンチを設営します。
6っ、昨年より、更に良い炭が焼けるよう精進いたします。
7っ、その為に、今年は泊まりで窯を見守ります。
8っ、間伐材は薪ストーブ用として調製いたします。
よって、山の神様におかれましては、私達の活動を見守り、
作業と来客の安全にご配慮下さるようお願い申し上げます。
平成20年1月6日
菊炭友の会 一同
平成19年MVP発表です。
感謝状です。
貴方は平成19年の菊炭友の会活動において、精緻な会計能力、植物に関する博識、卓越した調理能力により、会の運営に一味加えられるとともに、ご夫君には門柱用に素晴らしい文字を作製して頂くなど、ご夫婦で貢献して頂きました。
よって年頭の山開式に於いて、その功績を讃え、記念に菊炭のミニチュアふち造りを贈り謝意を表します。
北野自治会長のご挨拶、乾杯の音頭で直会?懇親会です。客間に居るのは全部、会員です。
今日のメインディシュはS名人の手打ち蕎麦。
つけ汁は、名人指定のレシピでK料理長の調理。今年も年頭から、旨い!物を食させて頂きました。
掻き揚げ天ぷらに、めざし、シシャモ、椎茸の炭火焼。餅もありましたね。
昨年の里山祭りの日に、友人がお祝いに差し入れてくれた日本酒。こんな良い酒は燗するのは勿体無いという声が飛び、ヒヤで有り難く頂きました。お礼大変遅れました。小西さん! 何時もは車での行き帰りが、今日はバス。来る時はMtiさんが交渉上手に何時もの所で降ろしてもらったけれど、帰りは徳林寺まで歩き。
これも、良いものですが、一人危うく忘れて帰るところでした。
次、15日からは誓詞の通り作業開始です。腕がなりますね、皆さん!
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2007年12月活動記録
http://kikuzumi.exblog.jp/6881742/
2007-12-02T18:50:00+09:00
2008-03-06T21:44:07+09:00
2007-12-02T18:50:33+09:00
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2007年12月活動記録
9時30分~14時
「作業を11時に切り上げて、神殿?前に集合してください」と言ったけれども、勿体無いという意見が出て、11時45分まで作業をすることになりました。「ほん~まに、すきなんやね~」と言った山係の人を思い出します。
ヒサカキを伐り、杭をつくり、 エドヒガン養生のロープを張っています。
薪を割る人、 運び出す車止めを整備する人
神殿??周りを掃除する人。 神事?の準備も整っています。
篩を作る人。(何に使う? 炭焼の時に効能を聞かせましょう。)
チェンソーのオーバーホールをし、 燃料を調合する人
その間に、昼食が作られています。 まあ~、ほん~まに、よう~働く人達や。
山納め神事?です。 2礼、2拍手、1礼。
今日の神事?での祝詞?
「山の神様に申し上げます。大変お騒がせしましたが、今年の山仕事、只今をもって終了致しました。活動に参加した延人員711名、誰1人怪我なく終えられたこと、深く感謝申し上げます。後は、山仕事に復帰すべく頑張っているNさんを見守ってあげて下さい。
これにて、平成19年の山納めと致します。」
後は、直会?。 Kさん、心づくしの豪華うどん。今日は格別良い味でした。
迎春準備も出来ました。
本日の参加者は久し振りのNさんを迎えて16名でした。 桜の森の樹木もすっかり葉を落とし、冬眠に入りました。
私達も、しばらくゆっくり休みます。どなたも良いお年をお迎え下さい。
菊炭友の会、2007年活動記録、これにて終了です。
<12月21日(金)>桜の森95 黒川自治会々員参観・新規開拓
9時30分~15時30分
今日の活動報告はKsaさん、Mtoさん、写真をTさんにお願いしました。私はまとめだけです。
今日の私の気持ちを俵万智風に言えば
「こんなに綺麗にして頂いて」と黒川の人が言ったから十二月二十一日は桜の森記念日
3名からの原稿がメールで届きました。
<桜の森 午前発:Ksa特派員報告 写真:Tカメラマン>
今日は山主さんたちが黒川桜の森に来てくださる日、私達が待っていた日でした。
沢山来てくださったら嬉しいのだけど・・・と思っていたら
来てくださいました。12人も!
「地元説明会の時には声をかけて・・」と言われていた川西市役所の方を含め黒川まつりの黒川住民以外の実行委員も3名参加して下さいました。
今日の一番の御馳走・・・焚き火を囲んで先ずは私達の自己紹介です。
メンバーの一人は「今日はこの山の持ち主の方々に来ていただいたのでようこそ
というのは違いますね。」と言いました。
そうなのです。私達が皆さんからお預かりして、この山を整備させてもらっている
のですから・・・。
日本の森林、里山についての解説をしました。桜の森の一面の笹を刈り、樹に巻きついていた蔓を切り、整備してきた様子もお話しました。
いよいよ山へ案内します。
黒川里山まつりの時と同じコースです。
とても熱心に活動のようすを見ていただきました。
シンボルツリーのエドヒガンの前では私達がこの木に感じている愛情と尊敬の気持ちを同じように感じてくださるのが伝わってきました。とても嬉しいことでした。
「私達ができないことをしてもらってありがたい。」と言ってもらったことは私達にとってもありがたいことでした。
山主の皆さん、これからも活動を暖かく見守ってください。
そして、いつでも遊びに寄ってくださいね。
さすが、女性の感性が伝わります。
一行をご案内、お見送りし、昼食を済ませ「クリスマスまでに50束納めて・・」という薪ストーブ屋さんの注文に応じ、私は、Ktaさん、Mriさん達が準備しておいてくれた薪を積み、途中Mtiさんと合流、配達の為桜の森を離れました。
<桜の森 午後発:Mto特派員報告 写真:Tカメラマン>
午後の作業は Doさんが加わり11名でスタート。笹下草刈り作業に6名で4台の刈り払い機がフル稼働。午後3時まで休憩なしで取り組み、山裾の刈り取り予定区域を完了。来春、小学生達が里山体験学習でのクヌギ植林の予定地を拓き終えました。笹刈りの皆さんは疲労困ぱいの顔ではなく、「ア~ 終わった! 終わった!」と難作業をやり遂げた実に満足げなニコニコ顔でした。
その他作業は作業小屋の整備とペンキ塗をする人、薪割り、車置場の整地、樹木のネームプレート作成、小屋の周囲のゴミ拾い清掃など迎春準備。
畑としての使用目的で作業小屋の軒先に肥えた土壌も運びこみました。来春にはゴーヤを植え付けて夏の暑さ対策に日かげと同時にゴーヤを食する一石二鳥の構想です。遊びを考える心の余裕が嬉しいじゃありませんか。
少しずつ見学者、来訪者が多くなってきましたので、我々が里山整備を楽しみながら進めている事、里山で遊んでいる事をアピールして行きたいものです。
皆さんお疲れさまでした。
そして、黒川の皆さん、今日はありがとうございました。この日の訪れを首を長くしてお待ちしておりました。今後とも、よろしくお願いいたします。
<12月15日(土)>桜の森94 自治会山係役員視察・来客案内
8時30分~15時
今日は、Mtiさん、Mtoさんと
3名での応対です。
朝、冷たい風が吹き、幟は山係役員(自治会長を含めて6名の)会議の状況を予見したかのごとく、真横にはためいていました。
山係全員で来て頂くのは、これで
3度目。案内は1号線から4号線手前、新道から引返す何時ものコース。これからの整備の方向(主として伐採の考え方)を説明しました。
「ほん~まに、好きなんやね~」視察の終わり段階で、お1人の言葉です。役員と私達の関係は労いと評価がこもった?この一言で象徴されていると思います。
ですから、「怪我せんようにな~」と言って帰って行かれると思いましたが・・
「お茶でもどうぞ・・・」との誘いで小屋に入ってからが本番!
激しく意見が飛び交う役員会が12時近くまで続きました。
山主が36名おられ、意見を一つにまとめるのは、途轍も無く難しいことなんだと、またまた知らされました。山係の役員さんは、私達が、この地に入ろうかという時点からずっと、この問題から開放されていなかったようです。
里山まつり後の交流会で「ご案内します。是非、早い機会にお越し下さい。21日でも結構です。」との私の呼びかけが、議事録に記載され、全家庭に配布されているようです。
「21日に、とにかく見てもらおう。現場を見てもらえば分かるやろ」という結論?のようです。
さぁ、大変!体調を整えなきゃ。
今日は遅くとも11時頃には終わるだろうと思っていましたので、接待用に缶コーヒーを買うためコンビニに寄りましたが、弁当は買っていません。しかし、サンドイッチを衝動買いしてしまいました。
役員の方々をお見送りして小屋に入ろうとすると、リュックを背負った集団がゲートを入ってこられます。
「Dさん!」と先頭の方から声をかけられました。エッ?です。頭のコンピューターを回しますが、何方か分かりません。いよいよ、ボケたか・・。
「里山まつりの日に来ました。良かったので仲間を案内してきました。居られて良かった!」
ホッ!としました。
聞けば、「東谷ナチュラリストの会」の皆さんだとのことで、今日のリーダー1人が里山まつりに来られたそうです。大勢の中のお1人だったわけで、私のボケのせいではありません。
桜の時期ではない今、良い所があると仲間を案内してこられるなんて、イイジャナイデスカ!
案内お願いできるでしょうかと言われ・・皆さんお昼は?・・未だです・・どうぞ小屋の中で・・ストーブに火が入ってますから・・
遠慮されて、野外食堂ご利用です。
この写真で数えると13名おられたようですね。
リーダーから「里山まつりの時お聞きしたことをまとめたものです。今日、私がみんなに説明するつもりでした」とメモを渡されました。
「生き返った里山を観察」と書いたメモを、小屋の中でサンドイッチを食べながら、読んでビックリ!録音されてたのか~と思えるほど。
しかし、細部にミスがあり録音ではない・・にしても、凄いな・・・怖いな~。心して喋らないと~と思いました。
ナチュラリストと自称されるだけあり、案内が進むにつれ、目に光が増し、乗りだしてこられます。結局、約2時間、フルコースのお付き合いになりました。
山係役員が帰られるのと、この一行とすれちがっているわけで、何を感じられたでしょう。
<12月13日(木)>2007年忘年会 於:庵
17時~20時
活動日を後2回残しながら、早めの忘年会。菊炭友の会にとって出来すぎの、思い出に残る年になるでしょう。18名参加予定が、Nさんがインフルエンザでダウン、17名の参加でした。
今回は、ゆっくりと話ができるように、静かな場所と3時間と長めの時間設定でした。話が弾むに比例して、酒量も弾んでいたようです。
全て、当日の幹事Mさんの撮影です。
<12月11日(火)>桜の森93 屋内作業・猪名川町主催講座支援
9時30分~16時
早朝から雨が降っており、天気予報も、会のルールでは活動中止。しかし、猪名川町主催の講座は13時30分開講。午後は、天気予報では雨はあがるらしい。
こういう時は行くべきでしょうね。結果は正解。
12時近くになって「開講します」と連絡が入りました。もっとも、9時過ぎに、県のN主査に「そちらサイドの事情だけで決められて結構ですよ。こちらは如何様にも対応しますから」と電話はしておきました。
午前中は雨が降ったり止んだりでしたが、屋内で出来る作業は沢山あります。
炭の注文が入っています。水屋用と言い、お点前で使うのではなく、単純に燃料用途の炭です。適当な長さに切った物と、切らないままの2種類です。
ニューフェースのKさん、初仕事は炭切りです。サイズに拘らなくて良いので気は楽です。
不足していた、樹名板も48枚出来ました。
結露対策も、より完全なものに仕上げられています。 雨の屋外作業に持って来いのものがありました。ゴミ焼却です。
この焚火が思わぬ効果発揮です。
午後、受講生が集まった頃には、予報どおり雨はあがりましたが
気温は上がりません。
これが今日のご馳走になりました。
寒い日にも関わらず、19名の受講生、全員が集合されたのではないでしょうか。
約束どおり、全員ヘルメットを着けて頂いています。
焚火を囲んで約30分、拙い里山概論を聞いて頂いた後、整備の過程をを説明しながら、「里山まつり」の時と同じコースを歩いて頂きました。
13時30分から約2時間、里山再生の伝道師になった気分で説明、最後には、シッカリ(チャッカリ?)会員募集の案内もさせて頂きました。
追記:忘れるところでした。11時頃だったでしょうか。黒川自治会長がぶらっと来られ、ダベッテいかれました。「15日、山係全員で見せてもらうことになった」とのことです。雨脚が激しくなり、遠慮されるのを無理やり引きとめ、皆が弁当を少しずつ出して、会長の昼食としました。
<12月9日(日)>他者から見た私達の活動ー或るブログからー
最近、当ブログへの訪問者数が増えています。何となく気になり、Googleで「菊炭友の会」を検索してみました。中にチョッピリ嬉しいのがありました。
「大阪の目医者の旅と庭の日記」というブログの11月23日分です。
23日の桜の森の活動日に通りかかり、立ち寄られたものです。
調べて見ると、知的な!KさんとGさんが応対されていました。男性お1人で、私達と同年配の方だったそうです。
転載の了承をとるべくコメントに書き込みましたが、どうも気付いて頂けないようで、応答がありません。
申しわけありません!無断で転載させていただきます。
2007年11月23日
里山再生活動
久しぶりに妙見山に行ってきました。秋に行くのは初めてでした。自分で決めたベストコースである上杉尾根を登り、北の野間の大ケヤキに下りました。
派手な紅葉は余りありませんでしたが、黄葉を楽しみました。
野間の大ケヤキにいつもより早く着きすぎて、バスが来るまで1時間半もありましたので、5キロ程の車道を歩いて妙見口の駅までもどることにしました。半分くらい歩いて峠を過ぎたあたりで、数十メートル下の方で幟をたてて、なにやら山作業をしている数人の人がいました。そこへ下りられそうな山道もみつかりましたので、好奇心に駆られて行って見ました。
聞いてみると、菊炭友の会という名のボランティアグループの人が里山再生に取り組んでいるのだとのことでした。
美しい里山を再生することには、里山うろつきが趣味のわたくしも大変興味を抱いていますので、いろいろお聞きしました。
ここは今まで放置されていた地区の共有林だそうで、クヌギの木からこのあたりの名産とされている菊炭を作って売り、活動資金に当てているとのことでした。大変いいアイデアだと思いました。
斜面の背丈以上の笹を切り開いている人もいました。すでにいい落葉樹の林も出来ていました。
メンバーは団塊世代の知的作業にたずさわっている(いた?)感じの方ばかりのようでした。
生き生きと作業にはげんでいるのを見て感心しました。
こんな活動が全国に広がって昔のような美しい里山が方々に出来たら、世界中に知られて
日本の観光資源にもなる可能性があると思います。
駅前のみやげ物屋で能勢栗をふた袋買いました。当分うまい焼き栗を楽しめます。
<12月6日(木)>炭焼窯 1番・2番石取替え
9時30分~14時30分
有志5名が参加。今西さん親子にお願いし、消耗品だと言われる焚口の石の取替え工事を実施しました。
これは、今年4月10日に窯の中から、焚口の上の1番石を写したものです。
大きな亀裂が出来、今にも落ちそうです。
これで恐れをなし、昨シーズンは
6窯で炭焼を終了しました。
今日、この石を外すのに結構、力を要しました。
見た目ほど、ヤワイものではないことを知りました。
代わりの石です。これまでの石に比べると、かなり強そうに見えます。叩くと金属音に近い音がします。殆ど、このままの形で焚口に治めます。
学さんが焚口を採寸し、それにあった形の物を見つけて来てくれました。
まず、出来上がりを見て頂きましょう。1番と2番を一つの石で兼ねさせます。
力強さが感じられる焚口に変身しました。(取替所要時間、作業者7名で約2時間30分)
窯の中側の作業者、親父さんとMtoさん。
1番を外し、2番が外れたところです。
土は、赤くレンガ色をしています。土で出来た窯も、全体がこのような状態になっているのでしょうね。
窯の内側から見たところです。
石を外し、代わりの石を迎えるばかりの状態になりました。
ここまでの作業で力を発揮した道具、削岩機のようですが、先端はシャベル状になっています。
名前は聞き忘れました。
新しい石は、そのままの形とはいえ、シッカリ治まるように裁断は必要です。
裁断した石をフォークリフトで挿入、据付にかかります。
3人がかりでも簡単に動かないだけの重量があります。それだけに危険度も大きな作業でした。
石を乗せた板が折れました。
緊張感が走ります。
何とか、治まりました。
石を粘土で固めるために、小石、木の根などを取り除き、粘土にセメントを少し混ぜ練ります。木の根は完全に除去しないと、燃えた跡に穴が開いてしまいます。
素手で、粘土を捏ね、何度も叩きつけ空気抜きをしながら団子を作るのですが、土をいじっている時はそうでもなかったのが、終わって手を洗う時の水の冷たさ!手が切れるようでした。
焚口を一新した炭焼窯です。こうして見ると、風格が出て来た、と思うのは欲目でしょうか?
<12月2日(日)>桜の森92 樹名板作成・取付、結露対策
9時30分~15時
今日の参加者4名。先日、Fさん、Kさんの応援で同定したのに基き、樹名板を24枚作成・取付作業を実施。板が足りず、さらに追加作成しなければなりません。
今日で作業道の道程で350m辺りまでに、累計約50本に名札を付けたことになります。
樹名板取付作業の途上、高枝鋸で蔓を引っ掛け、かなり落としましたが、途中で折れる
のも多く、残骸が残り、却って危険かと思い中止しました。
Tさんは、ニューフェースのA君を助手にし、作業小屋の結露対策作業を実施。
結露の水滴をブルーシートで受け、樋で流す方式です。
TさんのA君評
「分りが早いですよ」
「建築学部だから・・?」
「いや!それは関係ないです」
建築学部って大工仕事などしないらしいですね。
塗装作業も引き受けてやっていました。
昼食は、Kさんが料理長に変身、温かいうどんをたらふくご馳走になりました。
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2007年11月活動記録
http://kikuzumi.exblog.jp/6737214/
2007-11-04T19:14:00+09:00
2008-03-17T13:13:57+09:00
2007-11-04T19:14:36+09:00
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2007年11月活動記録
9時30分~16時
今朝、紅葉の桜の森です。(画像クリックで拡大します) 今日は紅葉狩り!と行きたいですね。しかし現実は、笹刈り、蔓刈りの格闘が続きます。
蔓の束?を取り除くと、中から重みと日光不足で息も絶え絶えのクヌギが現れました。
格闘の成果は着実にあがっています。
<作業前>
<11月13日> <11月23日>
<そして、今日!> 予定の3分の2まで拓けました。(拡大します)
(本日の訪問客)
午前中:兵庫県のN主査の案内で猪名川町から2名。
猪名川町主催の講座のうち、里山学習の候補地として下見。
12月11日(火)13時30分、受講生19名を引率して来られ、当会で里山に
ついて解説をすることになりました。
午 後:兵庫県林業課S課長以下3名。
ウインチ(ひっぱりだこ、チルホール)ワイヤなど一式を12月11日迄、お貸
しすることになり、取りに来られました。
<11月23日(金)>桜の森90 新規開拓・薪割り・桜養生・窓製作・樹名調査
9時30分~15時30分
気温の低い日が続き、先日の木枯らしに因るのでしょう、枯葉が絨毯のように敷き詰められ、山道を歩くのが、何とも気持ちが安らぎます。
今日はKさん、Fさん2名の樹木博士をお迎えし、名前が分らないままにしていた樹の同定をお願いしました。
ホンモノの博士と言って良いほど、名前と生態に詳しいのには感心しきりです。お蔭で、かなり判明しました。それにしても、似ていて悩まされる物が結構多いですね。
作業の方は多岐に亘りました。(ゲート左手の新規開拓。大割状態の薪割り。炭焼窯へ雨水が集中するのを避けるための溝堀。作業小屋の窓の製作。ランドマークツリー養生の為の縄張り。檜板での樹名板作成。)
笹と蔓との格闘です。昨年の夏を思い出します。 この薪がショールームで数10万円する薪ストーブとともに絶妙の雰囲気を醸しだします。 排水処理工事はこの人に敵う人は居ません。 言わずと知れたTさんの仕事です。来年の夏は快適でしょう。 ランドマークツリーに”立ち入り厳禁地区”を設定、縄を張るMさんです。
樹名を荷札に書き込み
樹につけるF博士です。
これも・・・と思いきや・・・
ムカゴ採取に夢中のF博士です。
小屋では、薪ストーブに火が入りました。
そして今日は、食料危機にそえて?色んな物を食べさせて頂きました。
ストーブの上で コジイの実です。 マテバシイのどんぐりを茹でています。
1番評判が良かったムカゴです。 鍋で炒っています。
<今日の生物>
ハンミョウ(ハンミョウ科)
走る宝石とも言われる。
私は実物を見るのは初めて。
感激!
蝶やトンボを捕獲するより難しいと言われるものを、溝工事のkさんはいとも簡単に捕まえたとか・・・人には色々の隠れた才能があるんですね。
肝心のことは各自、図鑑等で・・・。
コマユミ(ニシキギ科)
の果実
「これ、絶対!撮って!」
当会、植物博士Kさん。
そういえば、昨年この辺りを切り開いた時も「これ、絶対!切らんといてね」と言ってタオルを木に巻きつけたのがこの木でした。
何か、思い出でも・・・?
<11月22日(木)> 薪納品
14時30分~18時30分
ネオン輝く大阪の中心街を軽トラックに薪を積んで走るなんて思っても見なかったことです。
ましてや納入場所が上場企業のショールームとはね。 桜の森でKさんの助けを得て薪50束を積み、Mさんと二人で出たトラックは、渋滞に巻き込まれながら、配達先の会社を捜し求め、予定より1時間遅れで目的地に到着しました。
私達の薪は何10万円もする外国製の薪ストーブと一緒にショールームに展示されました。
場所を得て一段と立派な薪に見えましたよ。
会社のビルを訪ね、スーツ姿のビジネスマンと商談もどきのことをし(「もどき」でなく、マッコトの商談ですね)キチット納品・請求書を発行し、商品の受領印を貰い、今シーズン300束の注文を取り。何だか、遠~い昔の夢を見ているようでした。こちらは、スニーカーにジャンパー姿で・・・。
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<お知らせ>
国道477号から妙見ケーブルへ入る三叉路に黒川案内の立看板が新設されました。
「桜の森」が「さくらコース」と名付けた道案内付きで記してあります。
来客増への対応が急がれます。
(MAPは拡大します)
黒川まちづくり推進協議会がブログ「里山のこえ」を開設されました。
お気に入りに加えて下さい。名前をクリックすれば開きます。
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<11月13日(火)>桜の森89 炭出し、植樹用地開拓
9時30分~
4月に閉ざしたままにしていた窯を、今日!開きます。どんな炭が出てくるか、心がときめきます。この作業に6名。そして、来春、クヌギを植樹する為の用地を4名が切り拓きます。
私は午前中はパネル写真を整理し、ダムの管理事務所にパネルの返却。午後は三田の「人と自然の博物館」で開催される、環境省主催の『里地里山保全再生モデル事業』推進の為の第6回懇談会に出席。慌しい1日ではあります。
朝、家を出る時点で、今日の活動記録は菊炭友の会の新進気鋭Mさんに頼もうと決めていました。それが心のゆるみ、カメラを忘れました。
駐車場で「Mさん、今日のブログに載せる活動記録、お願いします」と言うと「カメラ持ってきてませんよ」と顔を歪めるMさん。「文章だけで良いですよ」、顔を歪めたまま「分りました」
この素直な潔さが何とも魅力ではないですか。
出てきた炭は、半ば予想していたのですが、湿気をタップリ含んだものでした。乾燥させてどうなるかです。炭を出し終えた後の窯の中を見ましたが、肝心の床がかなり湿っています。この状況では温めるまでにかなり時間がかかりそうです。
M特派員からの報告が届きました。キレの良い文章です。
桜の森活動記録
11月13日(火)桜の森89
11月は行事があり桜の森の整備活動は実質今日からスタート。午前は窯からの炭出し班と刈払い機による笹刈り班に分かれての作業。
炭出しは4月10日に第6回目の炭焼きとして入れた木をそのまま密封しておいたものを、窯焚口の1番石の取換え工事のために急きょ炭を出す事となったための作業。
7ヶ月振りに窯を開けるワクワク感。果たして炭の焼け具合は如何に。クドサシの粘土を取り除いて行くと意外にも粘土が濡れている。何処からか水が入ったのか?炭も濡れているのか?不安がよぎり全員が窯を覗き込む。窯焚口周辺の炭が濡れているだけでその他は無事と分かり安堵。良質のお茶炭を期待をしたが、樹皮の剥離が見受けられ評価はマチマチ。今冬の2年目の炭焼きはお茶炭への製品化率の更なる向上を期待する処である。
刈払い機による笹刈りは、昨年、初作業として取付いた放置林の左縁から開始。繁茂した笹、蔓性植物の刈取り等、作業内容は昨年8月と同じ。
昨年の経験者は真夏の暑い時に果敢に取組んだ刈払い作業を思い、よくここまで整備が出来たと感慨深け。
今年初めて作業の人は、2メートルを超す笹とツルの壁に悪戦苦闘。先日の刈払い機の講習会では、チップソウの使用角度・アクセルの使い分け・キックバック注意・胸より高い位置での使用禁止など事故防止のための教育を受けてきたが、それを守っていたら全く作業にならない現実。
まさに刈払い機を武器に放置林と格闘の様相。昨年真夏に格闘した先輩諸氏に脱帽あるのみ。 作業前(左)と作業後(右)です。(11月22日追加掲載)
午後は4台の刈払い機を使って作業が出来たので、刈払い作業の進み具合が確認でき満足。
「弁当と怪我は自分持ち」これからも事故の無きよう十分な配慮のもとで作業をしょう。以上
M特派員でした。ご苦労様。
<11月8日(木)>桜の森88 牧の台小学校環境体験学習・森林ボランテイア体験
里山学習体験
9時~13時20分
7月の里山体験学習に引き続き、牧の台小学校3年生の森林ボランテイア体験の日です。
今日は身が引き締まる思いで桜の森にやって来ました。牧の台小学校の校旗を掲げます。
旗が全くたなびきません。今日のプログラムもこのように無風の内に終わって欲しいと願うような気持です。
バス2台で到着。
3年生の児童79名、
保護者9名
教頭以下教師4名
緑の少年団々長1名
合計93名の到着です。
対応する菊炭友の会の
スタッフは13名。
予定10分遅れ、9時40分オリエンテーション開始です。どうしても、『安全』についての話を、真っ先にすることになります。
今日のプログラムです。(画面クリックで拡大します)
プログラム進行上の注意事項です。(拡大します)
最も神経を使うプログラム
ヒサカキ除伐体験です。
班担当以外に4名が専任しました。
全ての班が無事こなし、伐倒木の整理も上手に出来ました。
どんぐりと森の観察プログラムでは、7月に笹刈りをした定点観測地がどう変化したかを観察しました。
クヌギの萌芽再生の説明を聞き、クヌギはどんぐりから育つのと、萌芽から育つのと二通りあることを知りました。
鋸実習では、檜の丸太を切ります。
まず、樹皮剥がしです。
とても綺麗な木肌が現れます。
この樹皮で屋根が葺かれる話を聞き、お母さんまで目を丸くしていた(のには、チョット、ビックリ)
檜の臭いはとても良いね。
今日、バウムクーヘン?を持って帰って湯船に入れると檜風呂になって、お家の人が喜ぶよ。
全員が交代で、何度も切ります。回数が重なるにつれ上手になってきます。
3年生くらいでは、傍目には男子より女子の方が強そうですが、丸太を切る速度は、男子が女子の3倍でした。
桜の森での全てのプログラムを予定通りの時間で終了、昼食場所の黒川公民館に移動します。
プログラム終了間際に1人の女の子が気分が悪いと言い出し、その対応で少しバタツキ
ました。あまり役に立つ場面があって欲しくない緊急用自動車が役に立ちました。
公民館まで送り届け、そこで駆けつけた校長にバトンタッチ。今朝徴候がありながら本人が行きたがるので寄越したとの母親の弁とか。教師のご苦労がしのばれます。 その1件以外は何事もなく無事全員が帰途に着きます。
立冬の今日、穏やな光景です。この写真を撮りながらホットしました。 昨年8月時点では、今日のような日が5年後には来るだろうかとの思いでした。
それが今、人の侵入を拒否するような状態であった森に、か弱い子供達が学びの場として来ている、何だか誇らしくなってきます。 疲れた~とか、お腹が減った~とか言っていた子供達も、昼食後はご覧の通り、元気にはしゃぎまわっていました。
<11月4日(日)>桜の森87 黒川・里山まつり 桜の森・里山観察会
9時~16時
桜の森のデビューは、好評と感動をもって迎えられました。来客の感動が説明をしている方の感動となり、更に説明に熱がこもり、それが聞き手に良い印象として伝わって行く、とても良い循環をしているという手ごたえを感じました。
来場者は大人136名、子供24名。
今回新入会の大学生A君が能勢電ぶらっとウォーキングに参加、公民館からこちらへ向かう所で「全部で60名は超えています」と携帯に連絡して来てくれました。これは期待通りの人数でした。
来場は能勢電だけを頼りにしていましたので、「ぜんざいが大分余るなぁ」と思いましたが、能勢電ルート以外の来場者が多いのは嬉しい誤算でした。
アンケートに答えて下さった方は全部で39名。それを見ても、来場動機が能勢電ウォーキングと答えた人が18名。”案内チラシで見て”と”その他”で21名ですので、辻褄が合います。
ぜんざいは売り切れました。
スタッフは応援者4名を入れて13名、大車輪でした。Kさんの友人の宮崎さん、今日は応援のA君、Sさんの奥様、そして私の愛妻(今日はそういうことにしておきます)の4名の方に心から感謝致します。皆さんのお蔭で、お客様に満足してお帰り頂けました。どうもありがとうございました。お疲れさまでした。
そして、ウォーキングの最終目的地を「黒川・桜の森」に設定して頂いた、能勢電鉄さんに深く感謝申し上げます。 今日の私は森の案内役の担当でした。フル回転で殆ど写真が撮れていません。後ほど、
Tさんが撮られたのを送って頂けるので、追っかけ掲載することにします。
奇しくも、この写真に応援者4名全てが写っています。
スタッフの友人も沢山来て頂いた模様ですが、忙しさのあまり、きっちりとした応対も出来ず、すみません!今度は、普通の活動日にゆっくり遊びに来て下さい。全員で歓待いたします。
宮崎さんも!
朝、準備が終わらないうちに来られたお客様の案内です。「この散策路を歩いて頂く最初のお客様です。心してお歩き下さい」と道路工事屋さんのご苦労を伝えましたよ。皆さん「ハイ!」と言って歩いておられました。説明手順から言っても、この散策路の完成は大きいですね。
「桜の森」がどう受け入れられたかですが・・・
説明していて感じた反応と、アンケートの答えを加えてまとめてみます。
まず、自分の住んでいる近くに、こんな良い所があるとは知らなかった。これからも自由に来れるのか?門は開いているのか? リピートを予感させる反応が多いということです。
リピートと言えば、”桜が咲いている時に、絶対来るぞ”との思いが、殆どの人にありました。
次に、”日本一と言われる里山景観”の陰で”里山放置林”があるという観点からの解説に対しての強い反応です。ようやく、地球温暖化が言われ始めた昨今の状況で、環境問題意識が高まっているのだなと感じました。
そして、この荒れた森をボランテイアで!整備している人間がいるという驚きです。
途中から敬愛の眼で見られている気配を強く感じました。この頃から、「以前からこのような仕事をされていたのですか?」等、案内人個人に関する質問が増えました。
そして、アンケートで「森の整備に参加したいと思いますか?」との質問に、40%もの人が「ハイ」と答えています。これは私達に対するエールと受け止めたいと思います。
最後に、「このような所に子供を連れて来れば、本当の教育が出来るのにねー」と言われる方が何人か居られたことが印象に残りました。「8日に来ますよ」と答えると、1人が「その校長はエライ!」と言っていました。
Tさんからの写真が到着しました。織り込みます。
能勢電ウォーキング一行の到着です。
概論の説明を熱心に聴いて頂いています。
60名もの人を1グループとしては案内できません。
20名位ずつの3班に分け、先発の案内をHさん、次をKさん、最後の班を私が案内して回りました。
第1班の説明風景です。
野外食堂も大盛況です。到着するなり「ぜんざい!」と注文される方もあります。サービスでやったつもりが、出費にはならず、チョッピリですが利益が出たそうです。申しわけありません。 菊炭の本場に来られたお客様だけのことはあります。炭焼窯の側での説明に熱心に聞き入っておられます。
スタッフの皆さん、お疲れさまでした。
これからは桜の森の動きを沢山の人が期待を込めて見つめているでしょう。
ゆっくり頑張りましょう。
帰りに国道から、桜の森を振り返って見ました。紅葉が始まっています。
白っぽく見えるのが桜ですね。来年はどんな花を咲かせてくれるでしょう・・・。
<今日の生物>
今日の記念に山の神様がルビーのペンダントをプレゼントしてくれました。
10月7日の活動記録に掲載した
ツルリンドウの実です。
帰り道、ボーイスカウトの基地の上辺りで見つけました。
笹に絡んで伸びようとしています。]]>
2007年10月活動記録
http://kikuzumi.exblog.jp/6558460/
2007-10-02T18:14:00+09:00
2013-05-25T07:10:45+09:00
2007-10-02T18:14:10+09:00
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2007年10月活動記録
9時30分~15時
準備の追い込み段階での参加者数が少なくピンチに陥りましたが、参加者の献身的
な頑張りで、何とか格好がつきました。
一番労力を要した桜の園から広場への連結路が完成! 国道からも見えます。 ランドマークツリーの向こう側に見えるでしょう。
誰かが「あの桜伐ったら、もっとよう見えるで~」 エエッ~!疲れのあまり、思考力が??。
連結路の終点は階段ではなく坂道となります。
直接、ランドマークツリーを目指すと根を踏みつけることになるので、大きく迂回します。
これが大変、そこは猪が何を狙って掘ったのか大きな穴が連続しています。
穴を埋めるのは、掘るのと同じ労力が要るのですね。
全てを人力で普請した、桜の森第1号の道の完成です!
一庫ダムから拝借し、昨日運び込んでおいたパネルに写真を貼り終えました。
パネル3枚、表裏を使用すると、それで充分。紐で吊す必要はなくなりました。
追い込み仕事の最後は、以前から気になっていた、国道からの降り口の整備です。
通いなれた私達でも、ここを通る時には神経を使います。
階段を造ります。随分手馴れてきました。
降り口には県から貰った”作業中”ののぼりを立てるようにもしました。
これで、里山まつりは勿論、
小学生がやって来ても大丈夫でしょう。
<10月28日(日)>歩む会・妙見演習林 番外記録
10時30分~14時30分
久し振りに、歩む会に参加してみました。残念ながら、今日は芦生へ泊まりで観察会の日で殆どそちらへ行かれたようです。そういうことも失念するほど、最近は不熱心な会員になってしまっていて申し訳ない限りです。
今日参加した4名は全員、菊炭友の会の会員で、午後になって、久し振りにお会いするKさんが来られただけでした。
こういったグループの活動日は何処も大方、月1~2回で、皆さん2~3グループに加盟して居られるようです。
私自身「菊炭友の会」の桜の森が始るまでは「歩む会」の他、「能勢里山クラブ」「川西里山クラブ」と、4グループに参加、活動していました。
菊炭友の会の桜の森の活動が始って、それが週1の頻度になると、さすがに4グループの活動は無理で、両里山クラブを退会し、色々教えて頂いた長老が参加される歩む会には、こうして、たまに参加しています。
歩む会の活動地の林床には踏み場も無いほどコナラのどんぐりが落ちています。これが、クヌギであればなあと溜息が出るほどです。
ブナは5年に1度、大量に実を落とすとか、クヌギにも同じようなサイクルがあるのでしょうか。
菊炭友の会のメンバーでもある
他の3名は、ここでも土木工事屋さんです。
「悲しい習性やな」と冷やかすと「山へ来ると言うことは、こういうことをするということ」と返事が帰ってきました。
私はと言えば、ご覧の通り、里山まつりの展示用写真の整理。
4人とも、菊炭友の会の範囲を超えていません。 と言うことで、番外編として記録しました。
<10月26日(金)>桜の森85 ベンチ、竈製作
9時~13時30分
『黒川・桜の森』は兵庫県川西市の北部にあります。兵庫県と大阪府の境界が入り組み、
京都府がすぐそこという所です。
山の天気で、天気予報は兵庫県でも大阪府でもなく京都府南部の予報が比較的近い、と
これまでの経験で感じられます。当日朝の天気予報で京都南部の降水確率が50%を超えていれば活動中止と決めています。
今朝8時頃、雨は止んでいましたが、降水確率は午前70%、午後60%で、ルールでは活動中止です。しかし、参加予定の6名全員が集合しました。もっとも、うち3名は雨でも集合と電話で声をかけていましたが・・。まだ、里山まつりの準備が整っていません。
予定では、今日、作業途中の散策路を完成させ、来場者を持て成すためのぜんざいと餅焼き用の竈を造り、大人数の為のベンチを設える予定でした。
天気は、またまた私達に味方してくれました。昨夜からの雨なので散策路普請は次の活動日(30日)回しと決めていて、竈とベンチを何とかしたいと思っていましたが、出来ました。
午前中は降らずにもってくれました。 予ねて用意していた杉でベンチ造りです。
ブロックを積んで竈を作ります。
空気取り入れ口も工夫しました。
煮炊き用と、網焼き用の
二つの竈の完成です。
燃料は勿論、自家製の炭です。
斯くして、30名収容可能の野外食堂が完成しました。
作業小屋の向こう側では、さらに15名程度が座れるようベンチ造りが進んでいます。
作業を終え、昼食を済ませる頃に雨が降り始めました。
よく今迄我慢してくれたものです。
後は小屋でチェンソーの整備、
キャンプ場から緊急注文の焼き芋用の炭と薪を納品し、今日の活動を終了しました。
<今日の生物>
クヌギ(ブナ科)のどんぐり
殻斗の燐片に半ば覆われているが、落ちたものは実だけ分離している物が多い。
実は2年かかってみのる。アベマキとの区別は私にはつかない。これは、クヌギにまちがいない、木を確認した。
牧の台小学校の3年生が里山学習体験授業としてクヌギのドングリから苗を育て桜の森に植樹するというので、ドングリ拾いの場所を昨日見てきました。
ない!私が知っている場所、全てを見て歩きましたがありません。焦りました!
落ちた形跡はあるけれども、それも少ない。既に拾われたのでしょうか、殆どありません。
何とか、児童80名が育てる数だけでも探さないと・・・と思っていました。
意外と身近にありました。有っても、草の陰に転がり込んで見つけられないだろうと当てにしていなかった桜の森にありました。正確には、桜の森の入口手前です。
幸い、まだ木についた状態の物が多く、来月8日まで、持ってくれたらなあ~と思うのですが・・・?
<10月16日(火)>桜の森84 散策路工事・下刈・ポール建
9時30分~15時30分
今日は汗が出ても快い汗で、収穫の多い日となりました。
まず一つ。桜の園から広場への連結路が8割程度出来ました。道路工事屋さんが大いに自慢する上から見た道です。
朝、資材をキャタピラ車に乗せ、現場へ向かう工事屋さん5名です。
親方が写っていません。
このような所を切り開きます。
笹刈りをして。
坂道で通す部分もあり。
階段にする所もある。
下から見ても、結構、格好良い
じゃないですか。
写真の撮り方が上手い?
ウン!それもある。
そして、大変お疲れになって
引き上げて来られました。
その間、3名の下刈隊は、直登ルートを上へ、4日の里山まつりの案内コース整備と、8日の牧の台小学校・森林ボランテイア体験学習のヒサカキ除伐の周辺整備を兼ねて、3台の刈払機を回し続けました。
気持ちが良いですね~。やはり、林床はこれでなくては。 もう1枚! そして、T建築士、1人でコツコツと、こんな物を建てあげました。 コウノトリの巣?
では、ありません。
臨時に、県から貰ったのぼりを
つけて見ました。
さあ!今度は会の旗をどんなもの
にするか?
日の丸ならぬ、菊炭の丸?
帰り間際の逆光の写真で
今日はおしまい。
<10月7日(日)>桜の森83 幹事会
9時30分~15時
今月から、第1日曜日は活動日と決めました。現役の若い方の入会を促進する為です。自分の頭のボケ具合からも若い力の必要性が実感できます。
今朝、起きて雨戸を開けると甘い香りが漂ってきました。その花の名前がなかなか思い出せません。現物が見えているのに・・・。(これは、病院に行き検査した方が良いのでしょうか)
第1日曜日と言えども、参加者が3名に満たない場合は流会ですが、今日は5名の参加。
それに、第1日曜日に相応しいお客様がありました。県の「豊かな森づくり課」の紹介で、卒業論文をまとめるための取材にと、神戸芸術工科大学、環境デザイン学科のA君です。
テーマは『里山保全活動と地域交流』。 今日で、五つ目のグループ訪問だそうで、お役に立てたかな?帰りに「それぞれに特徴があって面白いですね。共通していることは何かのかたちで子供さんが絡んでいることです」と言うので、「ボランテイア活動をしているグループはみんな、次の世代へ何かを残したいと思っている、その表れだろう」と話しておきました。
一の鳥居駅で「また、いらっしゃ」と別れました。
取材に答える一方、作業らしいことはなしで、幹事会に置き換え、4日の「黒川里山まつり」と8日の「牧小のボランテイア体験」の対応について話し合いました。
少しは作業もやったかな。
ゴミを燃やし
旗掲揚柱の加工をし
(Tさんは国旗ならぬ会旗を作り、活動日に掲揚したいとの意向です。)
そして、作業管理板を設置しました。活動日には小屋の扉に取り付けるようにします。
各運営委員が作業予定を書き込みメンバーに告知出来るようにしました。
当面、考慮しなければならないことを右端に記入しておきました。
<桜の森 警報!>
A君を案内して歩いている時、10m程先で「ド~ン、ガサガサ」と大きな音がするので、猪か鹿が跳びだしたかと思いました。(朝、鹿の鳴き声を聞いてもいたので・・)行って見ると、蔓です!
蔓が落ちてきたのです。そのような時期になったのですね。
今後、充分注意して下さい。
<今日の生物>
ツルリンドウ(リンドウ科)
地表を這ったり小さな植物などに巻きついて立ち上がる。
目立たないけれど初秋を感じる
いい花ですね。
花がおわるとルビーのような実をつけるそうです。
ヨウシュヤマゴボウ
(ヤマゴボウ科)
「西洋から来た種類の山牛蒡」が名の由来。アメリカヤマゴボウとも呼ばれる。北アメリカ原産の帰化植物であり、草丈は1.5mほどになる大型の植物である。
牛蒡なら食べられると思うと、大きな間違い。これは毒草で実以外は食べてはいけない。
<10月2日(火)>桜の森82 散策(回遊)路開拓・薪整理
9時30分~15時30分
今日から、通常時間帯での活動です。山は日陰に入れば「涼しい!」と感じられるようになりました。
一般市民を迎え入れるには、整備不充分で、少し早いとは思いますが、11月4日に開催される”黒川・里山まつり”で”黒川・桜の森”をデビューさせることにしました。
『里山』について、『自然環境』について考えてもらうには、現在の姿を見て頂く方が理解しやすいと思うからです。と言っても、そのような話だけでなく、楽しさもなければなりません。
桜の森で楽しさの一番は、やはりサクラを思うこと。
「花の頃は素晴らしいだろうな~」と思ってもらえるようにしなければなりません。
作業道を活かして、この森の、桜の名所No.1とNo.2を回遊できるよう散策路を切り開くことにし、その作業を開始しました。
このルートに当たる部分は、未開拓の為、今なお背丈2m以上の笹藪が続きます。
笹の処理に、3名が刈払機3台で1日かかりました。
次回から、道としての整備にかかります。
炭焼窯も珍しく、興味を持たれる所でしょうから、整理・整頓にかかりました。そのために、積み上げていた薪を、薪専用の作業場へ移動させます。キャタピラ車が活躍してくれます。
何ヶ月振りでしょう。
森の入口から炭焼窯が見えます。
T建築士は入口広場を楽しく演出します。
<今日の生物>
キチョウ(シロチョウ科)
今は産卵の時期でしょうか。
地面スレスレを激しく飛び回っています。
蝶そのものが珍しいのでなく、
私の腕で、それも作業の合間に、撮れたことが珍しいです。
]]>
2007年9月活動記録
http://kikuzumi.exblog.jp/6240701/
2007-08-07T16:41:00+09:00
2023-02-20T05:23:52+09:00
2007-08-07T16:41:58+09:00
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2007年9月活動記録
森林ボランテイア「安全リーダー養成講座」
今年も、県の主催で5日間にわたり安全講習が開催されます。菊炭友の会から(片、本、森、西)の4名が参加(うち西さんは川西里山クラブから受講)。昨年は6名が受講しました。
今回の、スケジュール表です。(拡大します)
<9月25日(火)>桜の森81 ゲート周辺整理
8時30分~13時30分
自縄自縛と言うか、その積りでないのに、いつの間にかワンマン・コントロール的になっており、そして、その限界を感じていました。1人は所詮1人、その人の器以上のものにはならず、ましてや企業組織ではなくボランテイア組織になると、1人の器にさえ遠く届かない程度のことしか出来ないという焦りがありました。こんなに有能な人の集まりだというのに・・・。
桜の森を始めた頃は、こうではなかった・・・。 総会で呼びかけたかったのはそういうことです。
全員の自主性・創造性発揮の活動、第1日目。
今後やるべきこととして考えていたことをプロジェクト別に簡単に掻い摘んで話しました。それで今日の作業は薪割作業スペース、乾燥場の確保と玄関周辺整理と決まり、参加者11名全員で取り組みました。 運営委員二人の話し合いも一部始ったようです。
これまで炭窯以外では火には臆病で、控えて来た焼却を今日は思い切って実行しました。
薪炭の生産の場であった頃の里山が綺麗だったのは、これらの柴が燃料として、家庭に持ち帰られていたからでしょう。
里山整備に取組んでいる各ボランテイアグループの最大の悩みが、森を整備した残骸の処分方法です。まとめて積み上げ朽ちるのを待つしかありません。
私たちは、窯を持っている分、大変有利ではあります。
薪割場が整い、次回は、パイプを組んで乾燥場も出来るでしょう。
<今日の生物>
焚火の消火のため川から汲み上げた水に泥と一緒に沢山のヤゴが混ざっていました。その内で、最大のものが、この写真です。
[ギンヤンマ]のヤゴと思われます。
[クロスジギンヤンマ]かもしれません。
と言うのも、この写真で図鑑を調べても同定不可能と分りました。
ヤゴは肉食で(カメレオンの舌のようには長くはないけれども)顎が伸びるようになっており、獲物を狙って瞬間的に顎を伸ばし捕らえるそうです。ネットで調べていると、その動画もあり、感動しました。同定にはその顎の形が重要で、知識のない私は、写真を撮るだけで、顎の形の観察は出来ていません。
ヒガンバナ(マンジュシャゲ)
<ヒガンバナ科>
その時期になれば、そのように咲くのですね。普通は群生するのに、これは、これだけで咲いていました。
<9月21日(金)>黒川公民館 菊炭友の会 第4回定期総会
12時~15時30分
菊炭友の会の第3期が今月末で終了します。それを待たず、黒川公民館に於いて定期総会を開催、出席者は18名でした。
昨年10月1日から今月末迄の1年間の活動日数87日。延参加人数817名。
年間活動日数87日は、作業小屋建築、炭窯造り、炭焼とかなりの頻度での作業が続いたからですが、ボランテイアグループとしては屈指のものとなりました。その間、誰ひとり怪我することもなく、感謝!感謝!です。
会発足から、僅か2年半。この1年間の変化は蝉が脱皮するにも似た大きなものでした。社会的・経済的にも基盤が出来、将来の見通しもつくようになりました。反面、全員の自主性・創造性を更に発揮できる組織運営が出来るようにならねばなりません。もう1度、脱皮できるように努力が必要です。
幹事会でまとめられた議案書は、その方向に添って、組織・会則の改定を織り込み、年間作業の大筋を示したものでした。
実際にやって見ると、思うほど大きな変化でないのでしょうが、頭の中では”自主性・創造性の発揮”と”気楽にのんびりやりたい”とが競合するようで、色々意見が出ましたが、最終的に議案書通り承認となりました。 会食でスタートです。
食後、Mさんから身につまされながら闘病記を聞きました。
下は総会終了後の記念写真です。
築百猶予年という明治時代に建築された黒川小学校です。今は生徒数が少なく休校中で、公民館として利用されています。
里山風景の中で象徴のような建築物です。(拡大します)
<Kさん、ご主人の個展> 桜の森の門柱『黒川・桜の森』の文字の製作者であるKさんのご主人が”孫のおもちゃ”という題で、木工品の個展を開いておられると聞き、覗いてきました。
孫より、自分が欲しい!と強く思いました。
この作者が、あの文字をと思うと、更に門柱の値打ちが上がったように感じられても不思議ではないでしょう。 場所は、豊能町立図書館。会期は、~9月23日(日)迄と10月5日(金) ~10月12日(金)迄。途中、間は都合で休館だそうです。
<9月11日(火)>桜の森80 車庫組立・薪調整
8時30分~13時
一日の夜、救急車で入院したMさんは、今日午前中、退院しました。発症から処置まで1時間半ほど、全ての巡り合せが良く、時間との勝負に勝った!という印象ですね。
本当に良かった!おめでとう!
しかし、喜んでばかりは居られません。Mさんと交替するように、Nさんが昨晩、同じ病名で同じ病院に入院されました。今朝、集中治療室のNさんをMさんが見舞って奥様にだけ会えたそうです。
病名は同じでも、ことの経過は全く異なるのに驚かされます。精密機械以上に精密な人体ですから、原因と結果の関係も多種多様になるのでしょうね。
Nさん!頑張って!早い平癒を、みんなが願っています。
主力メンバーの二人がdownしたからではありませんが、今日は活動要件である5名を辛うじてクリア。少数の時はみな精鋭と言ってきましたが、今日は代表選手ばかりと言っておきましょう。
作業小屋にキャタピラ車を格納していましたが、狭い為、使用しない時も、外に出すなど、整理整頓のネックになっていました。
思い切って、幌式の格納庫のキットを購入、組み立てました。
正確、且つ安全に作業をする為には、整理整頓が必須条件。これで、小屋の中の整理がし易くなりました。
今日は、参加人員も少ないので、作業はこれだけのつもりでしたが、出勤?途中で、黒川自治会長のKさんにバッタリ。「キャンプ場に薪30束、入れてよ」とアリガタイ注文。
その為の作業もこなし、帰りに納入しました。
<今日の生物>
コミスジ(タテハチョウ科)
蝶を撮るのは難しいですね。
すぐに逃げます。同じタテハチョウ科のオオムラサキには、今年は
ついぞ会えなかったですね。
トビズムカデ(オオムカデ科)
写真のは約11cmですが20cmにもなるそうで日本最大です。
頭が赤褐色(鳶頭トビズ)であるのが名の由来。咬まれると激痛があり、腫れや痛みがなくなるのに
1週間以上かかるとか、よって、死刑に処せられました。
<9月7日(金)>桜の森79 草刈・薪束ね
8時30分~13時
体調を崩す仲間が同時期に2名も出ると、意気が上がりません。
Mさんは入院。Nさんは、朝、駐車場に到着してから気分が悪くなり、暫く休憩後、仲間に付き添われて帰宅。
皆、この歳にもなれば色々有っただろうし、また、何が有っても不思議でないので、おたおたしないよう、準備は心掛けないといかんでしょうね。
私は、今日は別件があり、作業には不参加で、今期の会計監査に午前中暫く付き合い、引き上げました。
作業が出来たのは6名。
草刈3名、薪束ね3名でした。
Nさんは帰宅後、医者に行き、点滴をを受け、落ち着いたようです。
原因不明の持病とのこと。
<今日の生物> 今の時期、写真のようなのが沢山落ちているのを見かけます。
これは、ハイイロチョッキリがどんぐりに産卵した後、その部分を切り落としたものです。
幼虫が育った後、土に潜りやすいようにということのようです。
どんぐりに産卵した跡が有るから、それに合わせて、ナイフで切ってみてください、
小さな綺麗な卵が見られます。
卵から孵った幼虫はどんぐりの実を栄養分にし、成長します。]]>
2007年8月活動記録
http://kikuzumi.exblog.jp/6240697/
2007-08-07T16:40:00+09:00
2008-04-27T18:06:15+09:00
2007-08-07T16:40:57+09:00
cn1397
2007年8月活動記録
9時30分~17時
朝8時頃 「cats and dogs」と言うのでしたか、凄い土砂降り。天気図や衛星写真を睨み続けた結果の決断とはいえ、雨天決行にしたことを、後悔しました。
しかし、結果は大当り! 9時30分以降は、雨はピタリと止まり、時間的には少し遅くなりましたが、予定したことが全て消化出来ました。
製材機と薪割り機のデモンストレーションを兼ねて、I社のB社長に研修をお願いしました。
作業結果はベンチ用の長さ2mの杉の半割り12、テーブル用の5cm厚の杉板6枚。
ランドマークツリー下での来春の観桜会には立派な設備が用意出来るでしょう。
薪についても、用意していたクヌギとコナラの殆どを、大割出来ました。
兵庫県は、数年前から「森林ボランテイア育成1万人作戦」と称して、森林ボランテイアの育成に力を入れています。そのPRに協力をせよと言うことでしょう、活動時に立てるのぼり5本を寄越しました。
明るくなって、いいですね。
大型のチェンソーを使った簡易製材機です。
アルミの角パイプで枠を組み、チェンソーを固定し、アルミのレールの上を、手押しで滑らせて行くという方式です。
本式の製材機のようにはスムーズに行きません。
時間はかかりますが、出来上がりは、本式の製材機と変わらず、見事なものです。
息を切らして、斧で薪割りをしていた身にとって、ガソリンエンジンを動力源とした薪割り機の威力は凄い!の一語に尽きます。
直径30cmのクヌギが小気味良く真っ二つに割れて行きます。
今日1日で薪の山が出来上がりました。
研修で、刈払機とチェンソーの手入方法についての疑問点も解消しました。
(備忘録)
刈払機の刃 255mm(10in)
ヤスリ 7mm
アサリダシ ④
チェンソー丸ヤスリ4mm
<今日の生物>
タマムシ(ヤマトタマムシ) サワガニ
タラノキ(ウコギ科)
作業小屋から直登コースの登り始め、左側に沢山、大きくなりかけています。
旨い天ぷらを食べたければ、踏みつけないように。
牧の台小学校の3年生が笹を刈ってくれた後の、定点観測地の様子です。植生調査をしなければなりませんね。(拡大します)
<8月21日(火)>桜の森77 炭切り・製材準備・種埋め
8時30分~14時
今日の参加者7名、少数精鋭。少ない時には、昼食時など、話がうまく回転し、いつもより、より和やかな雰囲気になるような気がします。
31日にベンチ等の製作のための製材をしますが、その準備が出来ました。
1月に伐倒したままだったスギを引き出し、作業場に集結させました。
滑車を上手く使って、ウインチの力を存分に発揮させています。
こんなに沢山あるとは思わずに来られるだろうな・・・とは昼食時の話題です。
エドヒガンの種を、直蒔き風に砂の中に埋めて春を待ってみることにしました。
エドヒガンの種は小屋のそば、ランドマークツリーの2本から採取し、これまで冷蔵庫で保管していたものと砂の中で保管していたもの、4種類に区分して埋めてあります。
下図はその配置図です。拡大出来ます。
10kgの注文を頂いていたお茶炭がやっと揃いました。
遅くなった分、少しサービスです。
明日、納品します。
少し時間があったので、久し振りに3号路から4号路の折り返しまで登って見ました。
蔓の枯れたのが落ちています。 台風でしょうか、木が倒れています。
折り返し点の『桜の園』の状況。拡大します。手を入れなければならない所が一杯!
<今日の生物>
オオセンチコガネ これは何!?何方かご存知ですか?
オモダカ(オモダカ科)
公民館までの道、棚田で咲いていました。
葉に特徴があります。
鋭い矢じり形をしていて、戦に勝つ花として武士に好まれていたとか、武家の紋章にも使われていたそうです。
コマツナギ(マメ科)
草のように見えますが、木本です。
茎が大変強く、駒を繋いでも耐えられるところから、ー駒繋ぎーが由来だそうです。
<8月17日(金)>桜の森76 炭切り・エドヒガン苗床つくり・スギ伐倒
8時30分~14時
猛烈な暑さが続いています。昨日は74年ぶりの国内最高40.9度を、多治見市と熊谷市で記録したとのこと。
桜の森の朝は、涼風が吹き、とても気持ち良く清々しい感じです。・・・でも・・・、それはじっとしている限りにおいてです。ハンモックを張り、昼寝でもしていれば最高でしょうが、作業を始めると汗が噴出してきます。
31日の活動日に製材機のデモがあるのでスギを1本、伐っておくことにしました。5人がかりで午前中に終わらず少し残業?になりました。
狙った所へ倒す為にロープをかけます。
一柱梯子の最上段に立って、地上8m近くにロープをかけようとしています。
直径50cmを超える部分で伐ろうとしているため、刃渡り30cmのチェンソーでは苦労します。
アマチュアがこんなことをすること自体 ? ではあるのですが・・。
伐倒したものを2mに玉切りし運び出す。この作業が大変。ウインチだけでは力不足で、キャタピラ車も使います。
集め終えた時には、全身汗グッショリ。タオルを絞れば、汗がザ~は少しオーバー?
実は、スギの伐倒にかかる前に、ハプニングがありました。マムシ退治です。
スギの側の枯れ枝の下で眠っていたんでしょうね。私達の動きを察知したのが遅すぎて、逃げるところを捕まってしまいました。菊炭友の会のメンバーは優しい人が多く、逃がしてやろうとの声もありましたが、結果的に打首になりました。
そのことを、山の神さまに報告する為、何時ものエノキの下に死骸を祭りました。
報道カメラマンはスギの伐倒班で作業をしており、炭切りや、他の作業の写真をとるチャンスを逃してしまいました。
唯一、撮れたのが左の写真。
エドヒガンの種の一部を直植えしてみようと言うことになり、その苗床を作りました。
種は、次の活動日に蒔く事にしたそうです。
<8月7日(火)>桜の森75 下草刈・薪調整・炭切り・他
8時30分~13時
やはり、柱は真直ぐ立っている方が落ち着きますね。
主柱だけでなく全ての柱が真直ぐになりました。
曲がったことはキライなんですネ。
プロが見ると、不充分な箇所が沢山あるようで、用具が揃った時には、それなりに新たな作業が始まります。
草刈です。公民館までの道が綺麗になりました。??
炭切が遅れ、10kgのお茶炭が未納です。
次回、活動日で完了したいですね。
炭の太さが旨く揃いません。
窯の中のを出したくなりました。
この冬納期の薪の注文が大量に入っています。
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2007年7月活動記録
http://kikuzumi.exblog.jp/6033807/
2007-07-05T19:10:00+09:00
2008-04-27T18:10:09+09:00
2007-07-05T19:10:16+09:00
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2007年7月活動記録
9時~15時
桜の森入口の全景です。今日で一段落、入口の風景がこれ以上大きく変わることはないでしょう。これで、今日の活動記録は終わりです。後はご自身の目で現地を見て感動してください。ヘタな写真で感動の邪魔をしてはいけませんから・・・。と言っても、遠方の方もいらっしゃる訳で・・・、やはり、続けますか・・・。なんだか、出し惜しみしているようで嫌ですね・・・。そうなんです、出し惜しみしています。本当は前もって写真で見るより、直接、現物を見て頂きたいのです。それほど、素晴らしい出来上がりです。
門柱と並んで来客をお迎えするマスコット人形です。
名前は未だついていません。
エドヒガンの大木が倒れていました。蔓に強く絡まれ、弱り、台風で倒れたのではないかと思います。
絶滅危惧種の木がこのような倒れ方をするのは人災だと感じました。
大切に、有効に使わせて貰いました。山の神さまへのお供えを盛る盆にし、表彰盾にし、今度はマスコット人形にしました。
さすが、建築士のTさん、玄関口の美観を考えて、肌理の細かい処理をされています。
塗装作業が続きます。
向かって左の主柱には、桜の森憲章を貼りました。私達の心意気を再確認する為に、訪れる方々に知って頂く為に。読みづらい方は大きくして見て下さい。
文字の取り付け作業です。
原寸大の文字型を紙に記入、文字に取付けたダボの位置を紙に写し取り、ドリルで穴を開け、取付けてみて、OKなら、糊をつけて嵌めこむ。高等処理です。建築士がついていればこそ、出来ることですね。
文字の取付けが完了しました。
糊が乾くのを待って、型紙をはずします。
今日の活動記録は、ホントに出し惜しみしていますね。
お待たせしました!
じゃ~ん!完成で~す!大きくしてみて下さい。 実物は、写真より素晴らしいですよ。ヘタな腕では捉えきれていません。
柱が傾いている!? ハイ!実力を発揮しました。
<7月24日(火)>桜の森73 下草刈り・薪調整・門柱立て
9時30分~15時
念願の門柱が立ち上がりました! これまでも、何とか早く完成させたいと思いながら、作業の大変さを思うあまり、気運が盛り上がりませんでした。ここから先は、私達が責任を持って森の整備をしていますという、けじめの印が欲しいと思っていました。
桜の森の整備にかかって、あと7日で、1周年になります。
今日は1周年記念にと、強く持ちかけました。11時頃には下草刈り、薪調整のグループも加わり、全員で門柱立てにかかりました。
出来ました! 次の活動日には画竜点睛、文字を取り付けます。
柱を立てる深さ80cmの穴を掘ります。 文字取り付け面の調整です。
エドヒガンの倒木利用のマスコット人形を立てます。(これが強烈に重い!)
重量100kgを優に超す柱を立てます。
<7月21日(土)>黒川窯茶会
9時~10時20分
桜の森 牧の台緑の少年団・昆虫観察、草刈
11時~14時
黒川窯主が皇室へ菊炭を献上するに当たって、その披露を兼ねて、ボランテイア団体4グループを招待、茶会を開催されました。
菊炭友の会は招待を受けての参加ですが、緑の少年団は定例活動日でもあり、押し込み参加です。
3枚の写真を添えて献上したと同じセットが展示してありました。見事な焼き上がりです。
この写真の後ろの物が風炉で、釜がのっています。
普通5月から10月迄ですが、炉がない所では年間を通して使用されるそうです。
ピンボケですが、菊炭友の会のメンバーが頂いているところです。茶碗を観賞している姿が堂に入っています???
緑の少年団も作法の手ほどきを受け、堂々たる?振る舞いです。
アトラクションとして、山口公子さんによる、炭琴(たんきん)演奏がありました。
この炭は、菊炭よりも硬い備長炭を使用されていて、とても澄んだ綺麗な音が出ます。
”ふるさと”だとか”春の小川”などが演奏されましたが、曲目にピッタリの音色でした。
押し入った緑の少年団がバック演奏を買って出ています。母親も一緒に。
茶会終了後、菊炭友の会は解散。緑の少年団は桜の森へ草刈に向かいました。
緑の少年団も”牧の台”という名を冠していて、牧の台小学校の児童が多いですが、清和台小学校、川西小学校、東谷中学、川西中学の生徒も参加しています。川西市で唯一の緑の少年団です。
牧小3年生の皆さん
悲しい報せです。桜の森に着くと1番にクヌギの木を見て回りました。会えないことを願ったカブトが2匹いました。雄ばかりです。
嫌な予感がしましたが、それが当たりました。兜の部分だけが残った死骸が見つかりました。
皆が考えたように、カブトムシにとって、森はとても嬉しいことが多いだろうけれど、危険も大きい、これが自然なんだね。喰ったり喰われたりの関係でバランスがとれて生態系が成り立っています。
人類も本来は、この生態系の中で生きて行くべきだったのかも・・・。人類だけがルール違反というか、生態系から飛び出してしまった。それが人類自身を絶滅危惧種に追いやる原因になった。そうならないように、知恵を振り絞って頑張らないとね。話が難しすぎるね。
こうして、天敵の被害にあって死んでいくのもあるけれど、18日に放して、今日、生きている姿を見られたということは、もう子孫を残す体制はつくったと思えるから、カブトは大丈夫!この森で生き延びていくことでしょう。
<7月20日(金)> 朝日新聞、朝刊に写真が掲載されました。
<7月19日(木)>桜の森72 下草刈り・薪つくり・炭切り
9時~15時
牧小3年のみなさん
昨日は、お疲れさまでした。
私は時間がなく、皆さんがササを刈ってくれた所を見ていなかったので、今朝一番に見に行きました。
とても綺麗になっていて感激しました。沢山の新しく伸びようとしている植物に、タップリ光が届き、喜んでいると思います。ご苦労様でした。 笹を刈る前(左)と刈った後(下)です。
樹液を出すように仕掛けたクヌギの木を全部見て歩きました。安心して下さい。君たちが大切に育て、森に放したカブトムシは1匹も来ていなかったよ。 ??? 昼間は樹液を吸いに来てはいけないということを知っているんだね。天敵のカラスに狙われるからね。
森で生きていく方法を誰も教えないのに、ちゃんと知っているようだね。産卵をし、子孫を残せると良いね。
会いたいけれど、会えないことを願いながら、時々見て回ります。
<活動報告>
お茶炭の風炉用15kg、薪50束の注文が入りました。
今日の参加者は9名で、炭切り3名、薪作り3名、下草刈り3名で作業にかかりました。
1年間を通して、下草刈りをしてきた所に、また青々とササが繁って来ています。これから秋まで格闘が続きます。と言ってもこれまでの1年と比較すれば楽なものだ(と良いのですが・・)
薪の束つくりです。中割にしてあった物を更に細く割り、束にします。
炭切り作業も根気の要る仕事です。
風炉用、何kgと言っても、直径・長さが違う7種類の炭を偏らないように用意しなければならないので、細かい注意が必要ですね。
5kgで、約20セット分です。
帰りに、久し振りに国道から桜の森を眺めてみました。さすが、整備が進んできたランドマークツリーがはっきりと分ります。
<7月18日(水)>桜の森71 牧の台小学校里山学習体験
森林ボランテイア体験 9時~13時
自然の中で活動し、学んでいて感ずることは、”自分達の子供の時代はともかく、孫の時代の地球環境は人類にとって、極めて危なっかしい”ということです。
その世代の子供達が大挙して、桜の森にやって来ました。
牧の台小学校3年の児童80名。校長以下教師4名。母親7名。緑の少年団3名(うち2名菊炭友の会々員)。菊炭友の会7名。総員101名でのイベントになりました。
9時20分、到着です。(今日の記録写真は全て画像をクリックすれば拡大します) ママゴンがしんがりを務めて来場です。
大事な弁当が入ったリュックサックと、カブトムシを入れた籠を小屋に置き、森の入口に全員集合です。
まず最初に、マムシとスズメバチの話。その後、ここは黒川・桜の森と言う所で、この桜の森がどのような森なのか、これからは、”牧の台小学校の里山学習体験の森”にもなるということ。更には、皆さんが大人になるまでに、この森を明るく元気な森にしようと私達は頑張っています。という話を聞きました。
引き続き、それぞれのグループを担当して頂ける菊炭友の会の先生の紹介がありました。
そして、今日の実行プログラム、3つの説明です。
第1、森を観察して歩く。
植物が成長するのに必要な日光の獲得競争が、森全体では、どのような形になったかを観察します。
第2のプログラム。笹を刈った後の定点観測地で、また伸びてきた笹を刈る体験をします。
新たに芽を出した植物に太陽の光が当たるようにしてあげます。
第3は、楽しみにしていたプログラムです。これまで学校で育ててきたカブトムシを森に放してやります。
カブトムシが好きな樹液が出ているのは、どんな木なのか、そこには、どんな昆虫が来ているのだろう。
この第3のプログラムの説明の時に、大変な話が出てきました。校長先生から「児童が森にカブトを放してやりたいと言っているのですが、如何でしょう」という話があった時、菊炭友の会は断ろうかと思ったそうです。
その理由について説明がありました。生態系という難しい話でしたが、生き物を森に放すのは自然環境を守る為には、大変、注意しなければいけないことだそうです。
今回は、博物館の先生に相談すると「同じ川西市内で産れたカブトムシなら良いでしょう」ということで、今日、僕達の希望通り、森に放してやれることになったそうです。
今日のプログラムです。(画面クリックで拡大します)
各グループに分かれてプログラムを実行するのに先立って、担当の菊炭友の会の先生と・・ クヌギが林立する辺りで自分達が育てたカブトムシを放しています。(遠景)
クヌギに樹液が出るように傷つけた所に、放してやります。
放す場所は子供達に任せました。
定点観測地では、剪定バサミで笹刈り体験をしています。(遠景)
班毎に設定された区画の中を剪定バサミで刈って行きます。
手前の区画は刈った後ですね、綺麗になっています。
1班(5名)分としして、2.5㎡の区画を割り当てました。
時間は説明も含めて30分です。
森を観察して歩くプログラムで、炭焼窯跡の上に登る児童。
11時50分、桜の森での全てのプログラムを終了。桜の森から1.5kmほど離れた黒川公民館まで歩き、全員、何事もなく到着しました。 グラウンドが雨で湿っていたので、児童は講堂で、私達は屋外のベンチで昼食をとりました。
全員の大きな声を揃えての「ありがとうございました~」の言葉に送られて、私達は一足早く解散しました。
児童はここからはバスで学校に帰ります。迎えのバスは既に到着していました。
<7月13日(金)>桜の森70 台風対策
9時30分~14時
大型で非常に強いと報じられる台風4号の影響でしょう。朝からの雨で、子供達の楽しみは18日まで、お預けになりました。
私たちは諸設備が脆弱とは思わないけれど、台風が大型となると、何となく気になり、Tさんの声掛けでMさん、イチローさん、私の4人が合羽で身を固め、集まりました。
雨の中、自然はとても生き生きしていて、生命の誕生のような勢いが感じられます。3年生でなく、5年生位だったら、雨天決行でも面白かったなと感じました。
朝一番に、アブラゼミの羽化が見られました。 クヌギの若木にもいました。
上の写真から1時間後。 3時間後です。
補強が必要と思われる部分に手が打たれます。
私は、18日の参加者数に余裕がないので、当日の準備で今日出来ることはやってしまうことにしました。
昆虫を誘い出す為に、クヌギに傷を付けましたが、カナブンを中心に、狙い通り来ていました。
定点観測地の横のクヌギにコクワガタがいます。
その、少し上の樹には、歓迎しないけれど、予想通りスズメバチが来ていました。
刺激しないよう注意が要りますね。
居たとしても、この時間帯には会えないだろうと思っていたカブトムシがいました。雌雄のつがいです。ずっと上の樹です。
子供達が今日、来ていれば、どんなに喜んだでしょう。
18日も、沢山居て欲しいですね。
そしてオオムラサキが来てくれると、最高ですね。
クヌギの樹液が出ない時の為に、砂糖水に焼酎を加えたものを皿に入れ、クヌギの台場に置いていましたが、雨で満杯でした。
必要なかったですね。
萌芽枝は元気で、凄い勢いが感じられます。
<おことわり>これらのクヌギは、大きくなり過ぎているので、萌芽再生させ、若く元気なクヌギをつくるために、この冬には伐倒する予定にしています。
木も、人間と同じで、傷口から細菌が入ると、樹勢が衰え病気にかかります。
伐倒予定の木だから、このようなことをしていると、ご承知おき下さい。
笹刈りの体験をしてもらう10㎡の定点観測地です。児童は1班5名の16班編成だというので、16区画に割り、各班の番号札を表示しました。
この定点観測地は、私達が、昨年8月、この森に入った時点では背丈2m強もあるかと思える笹が繁茂しており、その林床は当然のことながら、日光が当たらず、暗闇でありました。
その笹を刈って2ヶ月後、10㎡の区画を設定し、林床を調べると20種に及ぶ植物が芽を出していて、大変、感動しました。日光が当たることによって、これだけもの植物が息を吹き返すのか・・・それも、わずか2ヶ月で・・。これが、年数を重ねると60種にもおよぶだろうと聞くと、これこそ、私達、ボランテイアの原動力の根源だと感じました。
そこになかった植物が生えるということは、その植物を食料としている昆虫が、小鳥が・・やってくる、増える。これが生物多様性への道なんですね。
このことを、18日には分りやすく、しかも熱く語りかけ、笹を刈る動機づけをしたいものです。
ササのことも少し説明しておいた方が良いでしょうか。
ササの背丈が伸びるのが、どうして、こんなに早いのか?日光獲得競争に勝つ為のササの戦略でしょうか。ササを刈った切り口を見せて、稈(かん)(木の幹に対してタケ、ササは稈と呼びます。)の内部が中空であること、木はその先端で成長するのに対し、タケ、ササは節間で成長することを話してやって下さい。子供達はどんな顔をするでしょう。楽しみですね。
ただし、タケ、ササは成長のスピードは早くとも、一定の背丈になればストップするし、木のように肥大成長もしません。ところで、タケは成竹になるとタケノコの皮が落ちますが、ササはいつまでも残っている、このことで、タケとササの区別をしています。
それにしても、こんな風にして見ると、何だか大変な実験をしている場所のように見えますね。クリックで拡大します。
雨の中でしたが、ほんわかとした充実感を覚える良い日でした。感謝!
<7月7日(土)>桜の森69 他サークル交流会
9時30分~16時
七夕の今日、桜の森に県からの紹介で、森林ボランテイア仲間の訪問を受けました。
『三田里山どんぐりくらぶ』の皆さん23名です。歴史、実績、会員数など全ての面で私達が目標にすべきような先輩サークルです。
午前中は、黒川窯で菊炭のプロの話を聞き、午後、桜の森に到着。簡単に説明後、森のシンボルにしようとするエドヒガンの樹冠下の整備を共同で実施。花が咲いて居るのを見たいと、再訪されることを期待して、そのようなプログラムにしました。
作業終了後、エドヒガンの前で記念写真です。(画像クリックで拡大します)
作業開始です。半径17mの円周内に約30名が入り、一気に片付いて行きます。
40分程で、はい!この通り!さすがです。 エドヒガンが喜んでいるようです。 作業後、用意した冷たい飲み物に”どんぐりくらぶ”持参のおやつを頂きながらの談笑後、再会を約し解散しました。
初の他サークルとの交流でしたが、このような機会が、自分達の特質を自覚する良いチャンスだと感じました。三田里山どんぐりくらぶの皆さん、ありがとうございました。次回は、もう少し、ゆっくりお越し下さい。
次回活動日、13日は牧の台小学校3年生80名の里山学習体験の日です。
午前中で受入れ準備を完了させました。
トイレ建築も準備の一つです。
防腐剤を塗り終え、完成です。
<7月5日(木)>桜の森 トイレ建築
9時~17時
黒川・桜の森の入口風景がまた、変わろうとしています。 兵庫県が実施する、『平成19年度学校森林ボランテイア体験推進事業』ならびに『平成19年度里山学習体験の森推進事業』にエントリーしたところ、両方とも受理され助成金が交付されることになりました。
小学校との協定に基き、ゲスト・テーチャーとしての任務の遂行を求められるのですが、何よりも、100人近くの児童がこの森にやって来るわけで、トイレの増設が急務です。
梅雨の晴間を狙って、菊友工務店?の臨時活動で簡易トイレ用囲いの建設を行いました。
Tさん、Mさん、モトさんでトイレ。イチローさん、Kさんは材木の在庫整理。私は所用が有り、午後から参加し、草刈をしました。
ブルーシートをかけているのは、トイレでなく材木です。]]>
2007年6月活動記録
http://kikuzumi.exblog.jp/5723335/
2007-05-23T22:07:00+09:00
2008-03-06T21:06:26+09:00
2007-05-23T22:07:45+09:00
cn1397
2007年6月活動記録
9時30分~15時
今日は1日を通して、ランドマーク・ツリーとして、育てようとしているエドヒガンの樹冠下を参加者全員で整備しました。
私は所用があり、昼食時からの参加です。エドヒガンの樹冠下の大物は粗方整理出来、後は笹刈りです。
7月の7日、三田里山どんぐりくらぶの応援を得て、整備予定です。SさんとMさんの二人は、午後から、駐車場の草刈、Kさんは水捌け工事でした。
<6月20日(水)>炭切り 13時15分~15時15分
茶道の先生から「ぎっちょ、5kgを26日までに納めて頂けますか」という電話が昨晩、はいりました。
天気予報とスケジュール(毎日が日曜と言えども、それなりに忙しいんです)から、今日(20日)しか、炭切りに割ける日がありません。
箕面のMさん(現場まで乗り込める軽自動車を持っているのが運の尽き)に応援要請、「都合がつけば、電話する」ということで、「13時からOK]となりました。
風炉用の”ぎっちょ”は長さ6cm、直径3cmと決められています。100円ショップで手に入れたノギスで測定しながらの裁断です。 慣れないせいもあるでしょうが、5kg切るのに、普通のノコギリでは二人で2時間もかかりました。節のあるところ、樹皮が剥がれたところ等、燃焼や美観を損ねると思える部分は全て取り除きます。お茶炭5kgをとるのに、出来た屑炭、なんと!4.5kg。お茶炭は、随分贅沢な物と言えます。このようなことで、日本の伝統文化”茶道”を支えているのかと妙に感心します。
炭の品質が良いということで、1kg当りの代価をプロに近いものに設定して頂けたけれど、なかなか厳しいものです。炭切りの合理化を検討しなければ・・・。
”合理化”なんて言葉使うのは久し振りです。
<6月17日(日)>第2自治会館集会室 臨時総会
9時30分~12時20分
菊炭友の会の総会の成立につき、何も条件をつけていないから良いようなものの、今日の出席者数は会員の過半数に、辛うじて1名上回るだけの11名でした。
「総会での決議は、出席者の多数決・・・」となっているから、賛成が全会員の4分の1以下であっても、その案が採用される場合があるという事になります。
これで良いのかな~と思ってみたり、この程度の緩やかさでないと、会の運営が行きづまる場合もある・・・と思ってみたりもしています。
今日の議題は、それ程、重大なものでは有りません、が大切な事ばかりです。
議題① 「18年度兵庫県里山ふれあい森づくり事業」決算報告
( 県の厳しい監査ならびに予算・実績・経過の報告)
② 林相整備費の一般会計へ振替後会計報告
(林相整備費に、炭、薪の売上げを加えての現在までの会計報告)
③ 今後、購入を検討する機材について。
(炭切機、薪割機、コンプレッサー等)
④ お茶炭の販売見込みについて報告
⑤ 19年度兵庫県学校森林ボランテイア体験推進事業への参加について
牧の台小学校との協定書取り交わし報告
⑥ 19年度兵庫県里山学習体験の森推進事業への参加について
「牧の台小学校 里山学習体験の森」」
「牧の台緑の少年団 里山学習体験の森」 の2ヶ所でエントリー
昼食に「広告の品」というラベルが貼ってあった「父の日弁当?」とやらいう寿司折を駅前の生協で買ったのを全員で食し、解散しました。
<6月15日(金)>桜の森67 炭切他
9時30分~15時
入梅で、今日は雨とばかり思っていましたが、朝、目が覚めると雨音はしていない。
「アッチャー」という感じで準備です。
参加者は、活動するには、最低必要条件の5名。(安全上等で、そう決めています)
昨日来の雨で、山は濡れています。林相整備は無理です。
Sさんと、Kさんは小屋の周辺の除草。
Oさんと私は、オオムラサキを期待し、クヌギには申し訳ないけれど、樹液が出るよう、傷を付けて回りました。
午後は、引き合いが有り、茶道の「風炉」用に炭切です。
*「風炉」は主として、夏用、5月から10月の間
使用されます。
それに対して、冬用としては「炉」が使われます。
「炉」で使われる炭の方がサイズは大きくなります。
左上のテイッシュの上に並んでいる7種で
風炉1回分のセットです。
胴炭(どうずみ)、ぎっちょ、割ぎっちょ、管炭(くだずみ)、割管炭、点炭(てんずみ)、輪胴炭(わどうずみ)とそれぞれに名前がついており、長さ、直径が決められています。
植物担当のKさんはランドマークのエドヒガンの実を拾いながらの植物観察です。
ランドマーク・エドヒガンの実 244個、 ヤマザクラの実52個ゲット。 処理が大変!
けれど、よろしく!
両方とも、シソ科のキランソウ。見難いですが、左の花は紫色です。
右の花は白。珍しいそうです。突然変異?
ササユリがようやく咲きました。 何故か?コスモスが山にあります??
最後に、取って置きの物を見せましょう。
門柱に付ける、表札の文字です。
ベンチに並べてみました。
置き方が雑で、「森」の字のバランスが少し崩れました。
Kさんの、ご主人作です。 拍手!
<6月5日(火)>黒川・桜の森66 森林整備
9時30分~15時
参加者は、最少記録更新で6名。少ない時は、何時も少数精鋭と言うことにしています。今日は、ホンモノの少数精鋭。
午前中、ランドマークツリーの樹冠下の整備、午後は森の入口に、念願の門柱を、試しに立てました。
作業を始めて間もない、10時40分頃、雨上がりでもないのに、東の空に珍しく、水平の虹を見ました。このような虹は、何と呼ぶのでしょうね。
エドヒガンの樹冠下は本格的には整備していなかった訳で、この通り、蔓に悩まされます。
半径17mの円周上に杭を打ち、仮に、ビニール紐で囲う作業で午前中終了です。
作業の合間にチャッカリ収穫する人も居ます。
ブルーシートで受けたエドヒガンの実を持ち帰り、処理しました。わずか29個でした。
これで、一応2本の木の種が確保出来ました。
午後は、門柱の処理です。
甲論乙駁、作戦タイムと言うには??の時間が過ぎて行きます。
それだけ、皆の頭の中は”大変な作業”という思いが大きいのでしょう。
「とにかく、やってみよう!やって駄目なら、また、別の方法を考えよう」
少し、ヤケッパチで作業開始です。
やれば出来るのです。精鋭ですから。
案ずるより産むが易し・・・でもないか。もう1本立てようとは、誰も言い出さなかったですから。
そこで、記念写真です。
後5本位を立て、主柱に『黒川・桜の森』の表札を揚げる予定です。
その、文字はKさんのご主人の手により、もう出来上がっています。]]>
2007年5月活動記録
http://kikuzumi.exblog.jp/5517042/
2007-04-16T09:17:00+09:00
2008-03-06T22:00:03+09:00
2007-04-16T09:17:25+09:00
cn1397
2007年5月活動記録
9時30分~15時
今日の参加者は少なく7名。一部、ランドマークツリーの保護用杭の作製もしましたが、玉切りしたまま放置状態の間伐材を全員で薪製作場へ集結、薪割りをしました。
里山は、昭和30年代半ばまでは、薪炭の生産林として機能していたわけで、その当時のように、炭を焼き、薪を作る作業をすると、山が綺麗になって行きます。
台風対策で伐倒したコナラの大木を運び出したキャタピラ車、山との間を5往復して、最終便が帰って来ました。
炭焼窯のすぐ上で伐倒したクヌギをウインチで引き出します。
台場仕立ての切り株からの萌芽枝は、随分、大きくなっています。
集結した間伐材(薪用材)です。
大径木は斧とハンマーで割ります。それを束にしていきます。
「力ではない、タイミングだ」とか何とか、ゴルフのスイングに例えてみたり、それぞれ、それなりに楽しんでいます。
しかし、薪割りは通常あまり縁のない部分の筋肉を使うわけで、かなり体力を消耗します。
完成品の一部を、今日初めて納品です。キャンプ場へ向けて、薪50束が出発します。
初夏だけあって、色んな生き物に出会います。蝶をみるとオオムラサキ!ではないかと思いたくなります。
オオムラサキはもう少し遅れてきますね。
アサキマダラです。
これは?
おなじかな?
玉切りしたクヌギに2匹のコクワガタがいました。
そして、木の枝の伐れ端が重なり合った上に乗った石を取り除くと、蛇の子供がトグロを巻いていました。
鉛筆よりも細く長い、赤ん坊のようです。木で触れると、一人(匹?)前に鎌首をもたげて構えます。(ワカリマスカ?)
帰宅し、図鑑で調べると、アオダイショウの子供でした。親とは似つかぬ模様ですね。
話は変わりますが、今日も小屋の側にはエドヒガンの実が落ちていました。ランドマーク・エドヒガンの下、緑の少年団が敷いてくれたブルーシートには全く落ちていません。
小屋の側の実を拾って、持ち帰り、自分で処理をしてみました。
植木鉢に砂をいれます。水を入れたバケツの中で、実から種を捻り出し、果肉を取り除きます。植木鉢の砂の上に水きり網を敷き、そこに種をのせます。全部で38個ありました。
種の上にもう1枚、網を敷き、その上に鹿沼土をのせ、そして水をかけます。
この状態で風通しの良い所に置き、乾燥させないように、黴させないように、来春まで保管します・・・・・そして、種蒔きです。
38個の実の、ここまでの処理に1時間近くかかりました。561個の処理をされたKさん、ご苦労様でした。とんでもなく、大変だったでしょう。
<5月27日(日)>桜の森 牧の台緑の少年団 森林整備体験
10時~15時
今日は緑の少年団の月1度の活動日。4月に植樹したクヌギの周りの除草が目的だったのが、思わぬことで、森林整備の体験と菊炭友の会のお手伝いをしてもらうことになりました。
と言うのは、小屋に着いた時、エドヒガンの実が熟して、沢山落ちており、踏んづけてしまうと大変だということで、急遽、実拾いをやってもらいました。 あっという間に、2~300個が集まりました。 (処理して頂いたKさんからの翌日の報告、全部で約700、良品だけでは561個あったとのことです。)
緑色から赤くなったの、そして黒く熟したのと、
3種類が落ちています。
黒く熟したのは捻ると簡単に種が出てきます。
この種を綺麗に洗い、来春まで乾燥しないように、黴させないように保管し、種蒔きをする計画です。
上を見ると、枝には未だ実がついています。
これが子供達の受難?の始まり。
その話は、後ほど・・・。
一通り、落ちた実を拾い終わって、今日の目的の除草作業に移りました。
それぞれ、自分が植樹した木を中心に、除草作業を実施。
この時期の、植物の成長の早さには驚かされます。1週間前、これほどは繁茂していなかったのに・・・。それに比し、植樹したクヌギの成長は大したことはありません。
林床も笹の緑が多くなっています。
何れにしろ、クヌギの周辺は綺麗になり、昼食です。
草取りの後は、好きに遊べると思っていたのに・・。
ランドマークツリーになるエドヒガンの種を採りたい大人のエゴで、落ちてくる実を受けるブルーシートを敷けるよう、林床の整備を手伝うことになりました。
子供達は何でも楽しい遊びにしてしまいます。
牧の台緑の少年団の皆さん、大変、ご苦労様でした。
<5月23日(水)>歩む会・妙見演習林 懇親会
10時~15時
妙見演習林の朝、羽化後の第1声でしょうか。蝉の鳴き声を聞きました。ヒタヒタとしのび寄ってくるものがある、不気味さを感じます。
桜の森は車がないと不便なので、歩む会の演習林を借りて懇親会を開きました。酒が入ると、何時もとは少し違った雰囲気で話も深まります。
炭火が熾ると、時間関係なしに、「乾杯~!」と始まり、鶏肉やシシャモが焼かれ、Kさん用意のシメ鯵、かぼちゃの炒め物等、メニューは豊富。
蕎麦打ち名人のSさんは、今日は黒川公民館で、うどん打ちの講習会の講師で欠席。
しかし、うどんはキッチリ届きました。細身の腰がシッカリした美味いうどんでした。 話題の中には、重いものもありました。仲間に嫌な思いをさせないでおこうと、面倒なことがあっても、1人で背負い込み過ぎたようです。向き合ってしまう場面があったのは辛いですね。
桜の森・報告
5月21日に桜の森駐車場から下りる何時もの所(シュンラン、チゴユリ)でササユリの蕾を見つけました。(ピントがササユリでなく地面に合っていますね。)
次の活動日には花が咲いているでしょう。
桜の森・注意報ーカラスの空き巣現る
5月21日、昼食時に友人が持って来てくれた、真っ赤な甘いトマトを食べ、お土産にと更に2個くれたのを、ビニール袋に入れ、それを手提げ袋に入れました。
2時間して作業後、戻ってみると、テーブルの上に置いていた手提げ袋が、少し離れた地面に落ちていました。その傍らに、真っ赤なトマトが裸で1個。鳥?が突いた跡があります。
もう1個は・・? ない!袋の中を探してもない。カラスか?
手提げ袋から2個のトマトを出し、1個は持ち去り、もう1個は突いた状況で置き去り。
トマトをそのままし、帰路に着くと、1羽のカラスがトマトを咥えて、南の空へ飛んで行きました。
あのカラスは学習効果を発揮、これから私達のリュックを狙うのではないでしょうか。
今後、リュックは小屋に入れておくほうが無難でしょう。
<5月15日(火)>桜の森64 森林整備
9時~15時
今日は、間伐をしたコナラの大木の切り出し、クヌギの間伐材での薪作り、樹名板付けの、3グループでの作業を実施しました。
コナラの伐倒理由が台風対策ということからも、想像できると思いますが、全てが谷へ向けて倒してあります。そのうえ、架かり木になっており、そこへ、やってはいけない浴びせ伐りもしてあります。(下左)それを、ウインチで、ある程度固定し、玉切りをしながら引き出します。ワイヤーと滑車の使い方の知恵の絞りどころです。(下右)
ウインチといえども、すんなり引けず、まさに人馬?一体作業と言えます。
引き上げる途中で玉切りをする、引き上げてから玉切りをする(下左)、状況判断が求められます。
人、エンジン付ウインチ、キャタピラ車、それぞれがフル活動です。
薪グループは間伐材を薪にしました。
屋外での昼食場所を夏に備えて移動させました。今の昼食時間帯、エドヒガンの大木が、丁度良い日陰を作ってくれます。
私達がエドヒガンの競争相手のスギを伐り、そのスギが私達のベンチやテーブルになり、その場所をエドヒガンが過ごしやすいように日陰を作ってくれる。
面白いですね。
<5月11日(金)>桜の森63 森林整備
9時30分~16時
朝のストレッチング風景です。毎回実施していますが、写真は初めてですね。
その日、実施する作業、使用する機器類の扱いを得意とする人が揃った時は、分担も決めやすく、作業も効率よく捗ります。今日はそういう日でした。
桜の森の入口から、公民館方向への里道の草刈をするチーム。前回、伐り出した杉を所定の位置に運び出すチーム。玉切済みのクヌギを薪に仕立てるチーム。伐倒済みのコナラの大木を玉切り、搬出するチーム、それぞれが作業を進め、所期の目的を達成しました。
前回、し残した杉の搬出です。エンジン付のウインチだけでは力不足で、キャタピラ車と2台合わせて、何とか引き上げました。
キャタピラ車がこんな力を発揮するとは思ってもいませんでした。何だか得をしたような気になります。
この丸太、1本100kg以上あると思います。それを引っ張ってくれます。
錘を兼ねて、少し細めの丸太を積んでもいます。
作業の合間も無駄にしません。作業道1号線横の杉林、枝が気になります。(左)
しかし、この杉、山主が違い、遠慮していましたが、枝打ちをしました。1号線がすっきりしました。(右)
実は、今回伐りだした杉は、隣の山主が植林したものと思われます。しかし、我が方の地域に入っています。
台風対策で伐った直径35cmのコナラの大木。玉切をし、ウインチで引き出します。
谷に倒してある為、架かり木になり、足場も悪く、危険な作業で神経を使います。薪割りも進みます。
森の入口まで、運び出し、樹皮を剥がし終えた
杉です。
太いのは、直径40cm近くあるでしょう。
長さは3m50cmです。
この杉を、門柱として立てる計画ですが、これも大変な作業になりそうです。
<5月5日(土)>桜の森62 間伐
9時30分~15時30分
雨で中止になり、代替日として臨時活動候補日を設定、参加を募る、即、最低活動人員の5名以上の参加の意思表示がある、これは凄いことだと思いませんか。
「な~に、それだけヒマ人の集まりだということだよ。」 ムム! そう来ますか・・。
これは菊炭友の会の誇るべきことだと思って良いのではないでしょうか。如何でしょう?
その雨の代替日が雨になりそうで、大ピンチになるところでしたが、助かりました。
今日1日、やるべきことがキッチリ出来ました。
桜の森の入口に門柱を立てるための杉を2本。作業道際のコナラの大木、強い台風が来れば、道ごと持って行かれる恐れがあります。その恐れが強いコナラ3本を伐倒しました。
「5月8日以降、伐ってはいけないとは、何故か?」という質問がありました。
これは、村の掟というか、山のルールみたいなものです。木を伐るのは、冬眠中に限るということでしょう。昨年、柚子の山でも同じことがありましたね。
門柱用の杉の切り出し作業です。
この時期、木も活動を開始、水を吸い上げており、ご覧のように、杉皮は簡単に剥がせます。
作業道際の2本を倒すと、その辺りに日光が射し込み、とても明るくなります。
道際のコナラの大木の伐倒作業です。
コナラは根を大きくは張らないので、大木になると風に弱いようです。
伐倒木は、36cmに玉切りし、薪として利用します。
伐り株は生きていて、新たに萌芽枝が出てきます。従って、土砂崩れも防いでくれます。
<5月4日(金)>桜の森 掃除
10時30分~14時30分
みどりの日、桜の森に子供達の喚声が聞こえます。3家族以上でしょうか、愛犬と共に、作業道を走って行きました。小屋の側を通る時、試しにつけた樹名板を、お母さんが声を出して読んでいます。「エドヒガン、バラ科だって・・」 何だか嬉しくなりますね。
去年の今頃、この辺りは人も寄せつけぬほど、笹と蔓が生い茂って居たのに、今日は家族連れが遊びに来ているのです。前回の活動日の写真と比較して下さい。わずか10日で、こんなに緑が増えました。
(画像クリックで拡大します)
家内が、「桜の森のお掃除に行こう」と言い出し、息子も一緒にやって来ました。
ポリ容器などの持ち帰り、トイレ掃除等をしてくれました。お陰で、(オーナーが見ていて)使用禁止が解除されました!
殆どの人がこれまでも、気をつけていましたが、ゴミの持ち帰りは徹底しましょう。
我が家でドングリから育てたクヌギ2本を持って行き、みどりの日の記念に、家内と息子の手で植樹してもらいました。
ランドマーク・ツリーのエドヒガンも新緑が眩しいほどです。
実が熟せば種を取り、苗を作りたいですね。
クヌギの萌芽枝です。
もう、こんなに大きくなっています。
チゴユリを見つけました。
国道を、下りてすぐ左側です。
踏みつけないよう注意!
かなり、あります。
かなりと言っても、写真で撮った他にも・・という程度です。
冬眠明けのアマガエル?
未だ動きが鈍いのか、
自分の色が保護色的なのを知っているのか、
エノキの根元に止まって、じっとしています。
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