活動記録   

<12月15日(木)>名月窯支援活動  伐りだしルート開き 
9~15時
 炭材のクヌギを伐り出すためのルート造りに取り掛かりました。
人の背丈以上に笹が繁茂しているのを切り開いて行きます。途中、倒木等もあり、鋸を振るうこともあります。ツルが至る所にあり、山の手入れが行き届かず荒れています。
e0049740_17521782.jpg 背丈以上に生い茂った笹を切り開きます。
 日本の里山の殆どがこのような状態で放置されています。
放置された里山は林床が暗くなり、育つ植物の種類が減少します。すると、それを食料にしていた昆虫や鳥、小動物などが消え行きます。



e0049740_1002062.jpg















e0049740_17542183.jpg 
道筋をつけて行きます。

 家庭で、薪や炭を使い、落ち葉を集めて堆肥にしていた時代は、里山も明るく、生物の多様性も豊かで元気な森が沢山ありました。松茸も沢山採れましたよね。
その頃は地球環境が話題になることもなかったですね。
 今も、炭焼が続いている地域では辛うじて、部分的ではあるけれども明るい里山が残っています。里山は定期的に木を伐ってやることで元気になるのです。
 
 3名が応援に入り、4名でルートを切り開いて行きました。一応の道筋がつけられたので、明日の別働隊がさらに道幅を広げる作業をすることになります。
 
 持ち主が違う山の境界の印でしょうか、山の中腹辺りから頂上に向かって、見事な台場クヌギが連立していました。その巨大な姿が神秘的で、あたかも、山の神の在所へ道案内してくれているように感じられました。
e0049740_10582195.jpge0049740_1114997.jpg













 柚子の木が何本かあり、実をたくさん取ってきました。近所の独居老人にお裾分け(3人もいます)大喜びされました。私は柚子湯で身体を温めます。

<12月13日(火)>黒川窯支援活動  クヌギ植樹作業 
9~15時
 風の冷たい寒い日でした。 
2年後に苗になるドングリの成長が待ち切れないのでしょう、クヌギの苗150本を購入、植樹しました。3人が応援に入り、5名での作業でした。
植樹場所は雨森山(383.7m)が水平に見えましたから、かなり、高い所です。
150本は植えてみると、ほんの少しでしかなく、年明けに、250本追加しようとのことです。

植樹場所から南西、一庫ダム方向の風景です。e0049740_13595724.jpg














山での植樹作業を紹介します。
e0049740_1533479.jpg


 植樹場所は下草を刈っただけの状態でした。
 真ん中に、枯れた台場クヌギが1本立っていました。



e0049740_15415653.jpg
マクリ作業。
 刈った下草を回転させながら、巻き込んで行き、斜面の下に整理します。







e0049740_1553401.jpg
マクリ作業終了後です。植樹の準備が整いました。








e0049740_15593165.jpg
植樹作業です。








植え終わりました。
e0049740_161438.jpg













<12月8日(木)>定例活動日(池田炭振興協会・窯打ち見学・能勢町)
  炭焼窯が造られるということで見学及び手伝いで参加。
縦横2.1m、高さ最大1.6m(事務局呼称・・池田窯)。学習用か?直径2~3cmのリョウブ、ソヨゴの木で組まれたワクに土を打ちつける作業である。
8時集合で作業開始
e0049740_16162031.jpg

e0049740_16223851.jpg

筵で覆う












筵覆い完了
e0049740_1624525.jpg















e0049740_16301957.jpg

土突き開始













土つき終了間近
e0049740_1634473.jpg











93歳の長老 荒木さんが唄われる「窯築歌」に合わせて槌を突く
e0049740_16573749.jpgどなたもサンヨ
ヨ~イ ヨイ
揃ったかサンヨ
ヨ~イ ヨイ 
唄いましょサンヨ
ヨ~イ ヨイ
つき出すサンヨ
ヨ~イ ヨイ 
土が締まりだしてサンヨ
ヨ~イ ヨイ
槌が鳴り出してサンヨ
ヨ~イ ヨイ
りゅんりゅんと鳴り出してサンヨ
ヨ~イ ヨイ
納めたよサンヨ 
ヨ~イ ヨイ

千本突き(最終、窯の天井部分の土つき)
e0049740_1761740.jpg












午後2時見事完成
e0049740_1791967.jpg














<12月5日~6日>田舎暮らしに憧れたNさん別邸訪問
 仲間のNさんが田舎暮らしに憧れ、岡山県は大原町、武蔵の故郷に別邸を構えられました。最寄の駅名は正しく「宮本武蔵駅」。
 築110年の藁葺き屋根の由緒ある屋敷。母屋に加え、物置兼用の別棟に作業棟、合計3棟の建物に、畑と山林。完璧な舞台が揃っています。
元所有者の名字は「新免さん」!
 山林の手入れの助っ人に菊炭友の会の有志6名が駆けつけました。しかし、思わぬ大雪で急遽?山仕事を雪見酒に変更? 当主手造りの囲炉裏を囲み、談論風発。楽しい一夜となりました。
当主のNさん「ゆめ、一宿一飯の恩義をお忘れなきよう・・」 
それはまたの日に返すことにし、帰途「武蔵の里」に立ち寄り、温泉に浸かり、良き骨休めの日となりました。大雪サマ様でした。
e0049740_1719436.jpg
雪の中のN邸
e0049740_17203964.jpg
お隣さんまで50m
                近くの家並
e0049740_17212490.jpg









e0049740_1731845.jpg
庭の寒椿

     雪降り止まず
e0049740_1591651.jpg









<11月28日>黒川窯支援活動クヌギ伐り出し開始 
 8~16時
<炭焼シーズンの幕開けです>
 少し早いかなと思いますが、クヌギの切り出し作業が始まりました。
25日には、窯を暖める為、椎茸のホダ木として使用済みとなった古いクヌギを詰め込み点火し、今日も(29日)勢いよく煙が出ています。
来月10日頃、本焼きの予定のようです。
 余談ですが、土に返りかけたホダ木を整理していると、カブトムシの丸々太った幼虫が沢山出て来、それらは別の場所で飼育することにしました。
 私達の応援も11月28日からスタートしました。まだ、シーズン初めということで、 素晴らしい紅葉の中で、山仕事を楽しんでいるという雰囲気です。
e0049740_1834356.jpg
太陽の移動に従って、変化する紅葉が大変美しく、面白いものでした。
e0049740_1842951.jpg

クヌギの切断面です
この放射状の線が炭に焼くと菊の花模様になります。 
お茶炭は樹皮が薄いのが良しとされます。これは、やや厚めですね。







<11月12日(土)> 一庫ダム主催 クヌギ植樹会に参加

  環境省の「里地里山保全再生モデル事業」の一環として一庫ダムがクヌギの植樹会を開催することになり、「菊炭友の会」も6名参加しました。
 当日は、朝の雨もようも、いつしか快晴になり、兵庫県立大学 服部 保教授の 「猪名川上流域の里山の特性」という講演を聞いた後、主催者発表 約70名で、用意された700本の苗木を、午前中で、ほぼ植え終わりました。
昼にはとても美味い猪汁が振舞われました。

<クヌギを植えて里山を造ろう大作戦!>
上記、大作戦が下記要領で展開されます。菊炭友の会も参加申請を致しました。時間のある方は、奮って参加して下さい。詳細は、11月10日の定例会でお話します。
           ー 記 ー
開催日時:11月12日(土)  午前9時から午後1時まで
集合場所:一庫ダム管理所
実施内容:1.講義 一庫の里山について  服部 保先生(兵庫県立大教授)  
2.クヌギ苗の植栽(クヌギ苗500本) 
主   催:一庫ダム水源地域ビジョン推進協議会
共   催:環境省[里地里山保全再生モデル事業]

(この植栽場所は、この冬、私達がクヌギを伐採した横です)

<無事植樹が出来ました>主催者発表で参加者は約70名。 11月12日(土)
朝のうちは雨模様でしたが、やがて快晴、良い汗をかきました。しかし、慣れぬ仕事にオツカレギミ・・・
e0049740_1602745.jpg
       e0049740_1611014.jpg               


小学生(3年)も参加、頑張りました。  

今は、背丈はクヌギに断然勝って
いるけれど、これから、どうなるか
これも楽しみ。




e0049740_162197.jpg







<苗の作り方>
ドングリは10月から11月に露地植えする。
土には腐葉土と、水はけを良くする為に粒子の細かい赤玉土をまぜる。
乾燥しないように、藁をかける。
水やりは自然の雨に任す。
芽は4月から5月に出る。
1年間で40から50cmに育つ。
1年後、木も根も合わせて12cm位に切って、ポットに移植する。
木の部分5cm位。根の部分5~7cm。
ポットに移植して1年(ドングリから2年)経過したものが、この苗である。

<11月10日(木)>定例活動日 妙見演習林内の除伐  
10~15時
林床に光を入れる為、アラカシとコナラの大木を伐採した。
直径35cmのアラカシ1本の伐木でできた空間(左:伐採前 右:伐採後)
e0049740_168149.jpge0049740_1691166.jpg















伐木準備
(左:伐る木にロープをかける 右:倒す方向の木に滑車をつけロープを引く)
e0049740_16101451.jpge0049740_16105019.jpg














伐木と後処理
e0049740_161284.jpge0049740_16124376.jpg









e0049740_16133317.jpg


<10月13日~10月24日・11月 6日>黒川窯支援活動  クヌギ林造り
 「炭焼の仕上げの仕事としてクヌギ林を造りたい」
この窯主の意向を汲んで「菊炭友の会」挙げて支援することにしました。
 ドングリ集めについて他のサークルの応援も頂き、短期間に予定数が集まり、無事、種蒔きを終えました。
 ドングリ拾いから、苗を育て、植樹迄、2年間を要するプロジェクトです。
 クヌギは萌芽再生しますから、炭焼の為に8年から10年サイクルで伐ります。
しかし、ドングリから育てた木が炭の原木として使えるように育つまでには20年ほどかかると言います。
木は地中にしっかりと根を張ってからでないと成長しないからだそうです。
20年後、私達や世の中はどうなっているでしょう。
これが林業という仕事なんですね。

<ドングリ拾い終了!>   (10月24日) 
約3000個、集まりました。今シーズンはこれにて終了します。
ご協力ありがとうございました。
 これからは、2年後の植樹にそえ、立派な苗を育てるとともに、山の植栽場所の整備をしなければなりません。
 それぞれのタイミングで、私達も応援をしたいと思います。その時には、よろしくお願いします。
 なお、ドングリから苗を育て、木に成長するまでの過程を身近で観察するのも面白いのではないでしょか。そういう意味で、庭の隅、あるいはプランターで育ててみては如何でしょう・・・

11月6日 ドングリの種蒔きをすませました。
e0049740_16458.jpg
トロ箱55杯、約4000個の種蒔きをしました。
来春、芽がでるまで、この状態で育て、芽が出ると、ポットに移植します。
その時には沢山の人手が要ります。
よろしくお願いします。
e0049740_1653062.jpg


 (1箱に約70個のドングリを植えつけました)




e0049740_1661471.jpg
(この木を炭に焼くのは、この兄弟?)

<10月13日(木)>第2回定期総会妙見演習林
10時~14時
・第1期会計報告並びに活動内容反省
・第2期選任スタッフ選出 3名重任、2名退任入れ替え
・第2期活動方針について話し合い(大筋決定)
・その他打ち合わせ
e0049740_825830.jpg
(昼食後の談笑風景)
・クヌギのドングリ拾い 一庫公園(14時30分~15時30分)
  クヌギ植林用苗作りのため  時期尚早か? 7人が1時間で200個のみ
e0049740_832815.jpg
(ドングリ探しの風景)

# by cn1397 | 2005-10-13 19:58 | 活動記録 | Comments(0)

菊炭とは   

木炭は炭化法の違いにより、白炭(しろずみ)と黒炭(くろずみ)に分類される。
白炭は初めは低温、のちに高温(1000℃)にして熱したあと、窯の外に出し、消し粉をかけ消火し作る外側は灰白色、切断面は貝殻の内側のような光沢がある。打ち合わせると、かたく澄んだ金属音がする。
炭質はかたく、着火しにくく、燃焼もゆるやかで火もちがよい。遠赤外線を大量に発生させるので、うなぎの蒲焼、焼き鳥など調理用の炭として重宝されている。
紀州備長炭が有名。備長炭は炭材としてウバメガシを使っている。燃料以外に水の浄化用にも利用されている。
e0049740_1344520.jpg
一方、黒炭は窯の中で400~700℃で、炭化したのち、窯を密閉消火し、冷却してから出炭する炭材にはナラ、カシ、マツ、クヌギなどが用いられる。
炭質は柔らかく、点火しやすい。燃え方も早く、容易に高い燃焼温度が得られる。
世界の木炭のほとんどがこの黒炭の仲間である。
黒炭のうち、クヌギを炭材としたものは、切り口に菊の花のように放射状に美しい割れ目があり、「菊炭」と呼ばれ、黒炭のなかでも最高級の炭とされている。
e0049740_13431799.jpg
菊炭のうちでも、大阪府池田市を集散地として全国的に有名になったのが池田炭であり、ブランド化した。
池田炭は火持ちが良く、火力も強い、煙が出ない、火花が飛ばない、ほのかな馥郁たる香りなどで、古くから諸国第一の炭として名声を博し、今も茶道では、無くてはならぬ炭となっている。
 池田炭(菊炭)の本場は兵庫県川西市の北部、一庫、国崎、黒川地区であるが、今もその伝統を守り炭焼を続けているのは二軒になってしまった。 
1960年代の燃料革命までは、黒川地区だけでも35戸中20戸が炭を焼いていた。

# by cn1397 | 2005-10-11 12:03 | 菊炭とは | Comments(0)

菊炭友の会 < 会   則 >   

<黒川・桜の森 憲章>
1. 私達は、この地を『黒川・桜の森』と呼称します。
2. 私達は、『黒川・桜の森』を生物多様性豊かな、明るく元気な森になるように
   整備・保全します。
3. 私達は、この森に自生するエドヒガンをはじめ、沢山の桜が元気に花を咲か
   せるように、生育環境を整えます。
4. 私達は、この森で、市民が憩い、自然体験学習ができる環境整備をします。
5. 私達は、この森に炭焼窯を築き、主としてクヌギの炭を焼き、菊炭に関する
   啓蒙活動を行います。
6. 私達は、自然を楽しみながら、菊炭友の会が存在する限り、以上の活動を
   継続し、『黒川・桜の森』を他に誇れる名所として、後世にバトンタッチできる   
   よう、努力します。
   (2007年1月7日 桜の森、山開きの日に制定)
e0049740_9513099.jpg

<発足の経緯>
2004年9月NPO法人シニア自然大学主催「菊炭生産体験講座」を受講したメンバーが、講座終了後も菊炭に何らかの関わりを持ち、菊炭生産活動やクヌギ林の保全活動に寄与できればとの気持ちを持った者が集まった、ボランティア団体である。
友の会は、形式にとらわれない楽しい仲間が集まり、能勢・黒川周辺の炭焼きさんの作業を手伝いながら、菊炭焼きの技量を学び、ときには炭窯の火を燃しながら懇親を深めればと発起人が動いた。課題として、窯の借用・クヌギ原木の確保・菊炭の販路などいろいろあるが、先達炭焼きさんのアドバイスや指導を受ける事とし、当会の発足となった。
e0049740_1017225.jpg
「菊炭生産体験講座」は朝日新聞の全国・経済面で大きく取り上げられた。   

< 会  則 >
1、名称
この会の名称は[菊炭友の会]とする。
2、目的
菊炭を守るための諸活動を行い、伝統文化の継承に寄与する。
3、活動の内容
黒川・桜の森憲章を実践する。
4、会員の資格
本会則に賛同する者。
5、組織
1)本会は会の運営の為に、下記の担当者を置く。
幹事(代表1名、副代表2名、事務局長1名、会計1名) 
監事2名。
運営委員数名。

2)幹事等は総会にて選出する。
3)幹事等の任期は1年とし、再任は可とする。
4)幹事は会運営の調整及び渉外を担当する。
5)運営委員は、それぞれのプロジェクトを主宰する。
6)監事は会の活動全般について、その妥当性を監査する。
7)必要に応じて顧問をおくことができる。

6、会計年度 毎年4月1日より翌年3月末日までとする。

7、総会
1)総会は定時総会(4月)および臨時総会とし、本会運営の諸事項を決定する。
2)総会の決議は出席者の多数決をもって決定し、賛否同数の場会は代表がこれを決める。
3)幹事会議は必要に応じて開催し、活動計画の企画・立案を行う。
会員であれば誰でも自由に幹事会議に出席できる。
8、会費
本会の会費は年千円とする。

9、入会および退会
1)本会に入会および退会する者は所定の手続きを行う。
2)退会時、会費の払い戻しはしない。
10、会則の改正
会則の改正提案は幹事会議で検討立案し総会で決義する。
11、付則
1)本会則に定めるものの他に必要な事項は幹事会議で決定し全会員に通知する。
2)安全確保は自己責任とする。

12、事務局の所在地                    
    事務局は 兵庫県川西市          におく。

13、前記11、付則の2)安全確保は自己責任とする。について加筆。
    本会は、会の目的ならびに会則を理解して、自発的に参加した会員によって構成するものであり、その活動には各自の自己責任において参加するものである。活動においては、各自、安全第一に努め、万一事故が発生した場合、本会は何ら補償は行わないことについて同意した上で参加するものとする。  (平成18年6月29日追加)
『安全確保に関する確認書』を事務局長に提出するものとする。 (平成20年4月26日追加)

14、チェンソーの使用
   チェンソーの使用は下記に限定する。
   1)特定教育あるいは兵庫県が実施する「安全リーダー研修」及びこれらに相当する
     教育訓練受講済者。
   2)上級者立会いのもと、平坦地において練習のため使用する者。
   3)チェンソーを使用するものは自己の責任において傷害保険に加入するものとする。
    <スポーツ安全協会スポーツ安全保険(傷害保険・賠償責任保険・共済見舞金)>等
                                        (平成20年4月26日追加)

# by cn1397 | 2005-10-11 09:29 | Comments(0)