2007年2月活動記録
2007年 02月 04日
<2月23日(金)>黒川・桜の森44
第1回窯出入→クヌギ伐倒、窯前屋根工事
8時30分~15時30分
酸素を遮断するため、窯の焚口を埋めていた土を取り除き、焚口を塞いでいたレンガ1個を外して中を見ると、火が見えました!
「アチャッ~!」
それでも一応、全てのレンガを外しました。
レンガは熱くて、持っていることは出来ません。火は見る見る広がります。
大急ぎで、再度レンガを積み、焚口を土で埋め戻しました。
どこかに隙間があり、酸素の遮断が出来ていなかった結果です。
黒川窯主の見解は、土に塊があり、土と土との間に隙間が出来たと思える、何度も焼くと、土も焼け、砂のように細かくさらさらになる、そうなると密封能力も高まる、と言うことです。
残念!念入りに密封し、炭出しは27日に延期。それまでに、消えていますように・・・。
作業内容を、窯周辺のクヌギの伐倒と、窯前の屋根工事に切り替えました。前回の報告で、贅沢を言えば屋根が欲しいと書きましたが、雨が降ってみると、贅沢ではなく、必需だと今日、思い知らされました。
自然に任せると、窯を直撃する方向に倒れる木が多く、ワイヤーで固定しての伐倒作業となりました。
樹齢4~50年と思われる木ばかりで、菊炭にするには太すぎます。
台場仕立てに伐り、萌芽再生に期待します。

屋根工事は、そのために調達した物でなく、現在有る資材でやろうとするものですから、梃子摺っている様子です。完成は次へ持越しです。
<2月20日(火)>黒川・桜の森 臨時活動・炭小屋建設
9時30分~17時
やれば、出来るものですね。これまで、建築仕事の主力メンバーでない者ばかり3名で、炭小屋を組み立ててしまいました。
3人のチームワークの成果です。これで、23日の炭出し日が、たとえ、雨になろうと、何の心配もなく実施できます。
天気も応援してくれました。今日は、お湯を沸かす為にストーブに火を入れると暑いくらいでした。
贅沢を言えば、窯の焚口周辺にも屋根が欲しいところですが、これで、一応、炭焼関連の道具立てが揃いました。炭焼場という雰囲気も出てきたでしょう!
<2月17日(土)>黒川・桜の森 臨時活動・炭窯の屋根工作
9時30分~16時
今朝、行くと窯が密封(クドサシ:酸素を遮断し消火にかかる)されていました。18日位だろうと予想していたので意外。時間的にかなり早いピッチです。第1回目と言うことで炭を焼くことより、窯を暖めることに重点をおいた処置がされたようです。出来上がりは炭より灰が多いかもしれません。
急な呼びかけにもかかわらず6名が参加。
窯の屋根と、炭小屋を組み立てる予定が、途中で雨。窯の屋根だけは完成させねばと、昼食をとるのも忘れ、雨の中を突貫工事。


樋を付けて完成です。14時になっていました。軍手がびっしょり、絞れば水が滴り落ちます。
薪ストーブ付の小屋がある有難味をつくづく感じました。
<2月15日(木)>黒川・桜の森 第1回炭焼
8時30分~16時
今日は、ジローさんと二人で緊急出動です。
私達の炭焼窯。出来上がりがすっきりしない。それは私達素人の目から見ればなんでしょうか。プロから見れば何て言うこともないことを、私達が過剰反応しているのでしょうか。
窯をシゴと呼ぶ木で籠のように組みました。炭火で窯を乾燥している10日間位は、そのシゴがシッカリ土を支えているはずのものが、実は7日の夜中に燃え落ちてしまいました。しかし、土で造った窯の天井は奇跡的にも落ちていません。
それから1週間。炭火による乾燥は続けています。そして、外観にヒビが入っていますが、天井は落ちずに健在です。製作者は、「行ける、15日に木を入れて焼く」と言うことで窯製作者の責任に於いて、予定より5日程早い今日、木を入れ、炭を焼くことにしました。
それに先立ち、未完であった煙道の窯奥部と煙突の地上出口部分の調整を完了しました。


その間、私は窯に入り、それなりに点検しましたが、内部は外部ほどヒビ割れはありません。
作業は手早く進められます。
窯に木を入れる。 窯の中で立てられた炭材。


炭材を入れ終わり、点火準備。ブリキ板で囲う。 焚き木投入。


点火2時間後の焚口と 煙突の煙。

点火3時間後。焚口から出る煙。独特の臭いがし始めました。
言い遅れました。窯焚きは、その道のスペシャリスト、黒川窯々主夫人!
ノウハウを頂こうと、しっかり観察させていただきました。
第2回及び第3回用材の整理も済ませました。

5時間後、勢い良くあがる煙。 空気穴を残し、焚口をレンガで閉鎖。


順調に行けば、23日頃、炭出しとなるでしょう。
(備忘録)
1窯分の木の量:窯前の枠の木の中間、緑のテープを巻いた部分まで。
ヒモを張ってある。
窯へ木を入れる所要時間:
窯の中、窯主を含む2名。外3名で。 1時間。
点火から焚口を閉めるまでの所要時間:
窯主夫人が焚いた場合、5時間。
翌朝(2月16日)10時頃の様子
順調に煙が出ています。 空気穴は3分の1ほど絞ってありました。

<2月18日 コメント>
今、この写真を見て考えるのですが、煙の(黄色味がなく紫色がかっている)色では、かなり燃焼が進んでいる感じです。炭を焼くことに重点をおけば、煙突の穴は半減位にし、空気穴はもっと絞っていると思います。この時点で、軸足は炭を焼くことから外しておられたのかも・・・
<2月13日(火)>黒川・桜の森43 炭材調整
9時30分~15時50分
炭を焼くには、まず、長さをそろえた(私達の場合は75cmの)炭の原木を窯の中に立てて入れるのですが、なるべく垂直にぎっしり詰めた方が良い炭になります。
その上に、炭材よりも細い木を横に寝かせて入れます。この木を、上げ木とか、柴と呼びます。窯は上部から、温度が上がりますが、上げ木は窯の内部で燃えて窯の温度を更に上げる役割を果たします。木の種類は特にこだわりません。今日は、その上げ木作りに力を入れました。
山の整備をすると沢山の伐採木が出ます。森林ボランテイア仲間では、この伐採木の処分が一番の悩みの種で、大抵は、何箇所かにまとめ、等高線沿いに置き、腐るのを待つと言う状況です。
一般家庭にガスが普及しない、昭和30年代前半までは、薪、炭の生産地であった里山は、おそらく、枯れ枝一つない綺麗な森だったでしょう。枯葉も肥料のため集められ、今のように沢山はなかったでしょう。
このような生活に戻れれば、地球環境の悪化にブレーキがかけられるのですが・・・
森林ボランテイア活動をするに当たって、炭窯を持つ優位さを、つくづく感じます。伐採木の殆どが炭焼窯に入っていきます。それだけ、桜の森は他の森より綺麗になる条件が整っていると言えるでしょう。
その炭材も、クヌギは入っていませんが、2窯分が窯の前に整いました。上げ木が、未だというので今日の作業になりました。
この原稿を書いていて、もう一つ、気持ちが乗ってきません。実は、窯の出来上がりがすっきりしません。明日、黒川窯主宅で善後策を話し合う予定です。
<2月9日(金)>黒川・桜の森42 炭材調整
9時30分~13時
桜の森での活動が今日で42回目になりますが、初めて、雨でスケジュールを変更することになりました。それほど、これまでは天候に恵まれたと言うことですね。
参加者は12名。
第1回目の炭焼用材の調整をヒサカキの除伐材を中心に、75cmに玉切りし、窯の前に運び出す作業を実施。
天気予報では雨は18時頃からのはずが、昼前からパラツキ始め、昼食中に本降り模様で、午前中で活動中止としました。
写真は窯の前に準備中の炭材です。これは昨日、撮ったものです。
今日、この上に少し、増えました。まだ、足りないでしょう。
<2月7日(水)>黒川・桜の森41炭焼窯製作④
9時30分~17時50分
待望の、私達の炭焼窯の外観が完成しました。
まずは、山の神様への報告とお礼です。
外観完成が窯の完成ではありません。窯を乾燥させます。
まず、煙突の型木を燃やし、次に、床に炭火を入れます。この炭を毎日注ぎ足しながら1週間程かけて乾燥させます。ひび割れることなく無事乾燥し、レンガ状になって、真の完成です。
取敢えずは、喜びの乾杯。
黒川窯の奥様心づくしのおでんです。猪の骨を出汁に、前日から煮込んであった大根が最高に美味い! 大なべ一杯有ったのが、アッと言う間に消えていきます。 お神酒も腹に染み渡るようです。4日連続の作業で、積もった疲れが抜け行くような感じです。
作業の続きを報告します。

窯突きに使った道具。まずはランマーです。
広い場所、微妙な突き方が不要の場所は、この機械で突いて行きます。

掛矢です。ランマーより微妙な突き方をします。

立木で作った杵です。最も微妙な突き、細かい部分の突きに使います。

そして、最後に威力を発揮したのがこれ。Mさん製作の優れものです。
軽すぎるのを、水に浸け、使う頃には、丁度、良い重さ。
次に工程。
窯の下から順番に、あたかも土を固めて作ったリングを一つづつ重ねて行くような作業です。リングの直径が次第に小さくなって行きます。突き方も、真下でなくリングに合わせて、斜めに打ちます。
いよいよ、リングが小さくなってきました。リングが小さくなるにしたがって、突き手が少なくなります。交替で休憩出来るようになるのですが、延々と続くので、まさに心臓破りです。
3番石と呼ばれる大石の窯の焚口の上への設置作業です。プロの石工の担当です。

外観完成です。神様に現場を見渡せる位置から、窯の上に移動して頂きました。
今回は、黒川窯主が祈願してきて頂いた’城南宮’さまと私達の’山の神’さまの二つです。
未知の世界のことですから、神頼みもシッカリしました。
快いほろ酔い気分で、活動基地を後にしました。すかっり日が暮れた中で窯が煙をあげています。
うまく乾燥してくれよと祈る気持ちです。
<2月6日(火)>黒川・桜の森40> 炭焼窯製作③
9時30分~17時
初めから余談になりますが、若い頃、鳥取県で5年間暮らしたことがあります。年若くして経営の責任を負わされ、遣り甲斐と緊張感とのなかで、全力投球していました。
人口、わずか60数万人。一人当たり県民所得、ビリから数えた方が早い。
ところが、一世帯当たり所得は、上から数えて何番目か。典型的な農業県です。
そこで、企業経営上、一番関心があったのは、お客様の指向でも、ライバル会社の動向でもなく、気象状況でした。雪の降らない冬など、恐怖感に似たものを感じていました。
私が、地球環境に関心を持ち始めた出発点は、どうも鳥取に住んだことに始まっているようです。
農業にとって、冬は寒く、雪が降る時期には雪が降る。夏、暑くなる時には暑く。つまり、地球上のと言うのは大袈裟かもしれませんが、その地方における生態系が崩れることなく安定しているのが一番ということです。
冬、暖かく雪も降らないとなると、大繁殖する虫がいる。それは農業には大打撃。
農業県、それも人口60数万のような小さな県では、農業が不振ということは経済活動がピンチに陥ります。
それまで、気象状況や台風など自然環境について、真剣に考えたことが無かったのが、鳥取では、そのこと抜きでは、物事始まりません。人生観が大きく変わりました。自然の脅威の前で、人間はチッポケナもの。
今日は4月並の天気で、私が鳥取に居たならば、震え上がるような日でした。
「なんだ!今日は良い天気だったと言う為に、こんなにクドクドと書いたのか!」
スミマセン。 そう、怒らないで。
・・・でも、地球環境は、人類の生存にとって、震え上がるような状況に差し掛かっているのでは・・・
本題に入ります。
シゴ組みが終わり、今日は土で窯を築く工程に入りました。
菊炭友の会のメンバー6名。黒川窯関係6名の12名がかりです。
腰板と言っていいでしょうか。窯の中で炭材の原木を立てる部分の壁を、コンクリートを打ったように綺麗なものにしたいと言う黒川窯主の発想で、板を張り巡らせました。この板も、シゴも最終的には、燃え尽き、土の窯が残る形になります。
ああ!これまで説明を漏らしていましたね。築窯は黒川窯主にお願いしています。


窯の焚口周辺を石で固めます。


窯型の周りに土を入れ、搗きます。搗く道具は、木で作った杵、掛矢そして機械(ランマー)の三種類です。


煙突部分です。 内部を覗き見ました。


屋根部分を残して大方搗きあがりです。 窯前面も大石で固められました。


今日の作業はこれで終了です。明日で外観完成の目処がつきました。
異常気象のお陰です。
<2月5日(月)>黒川・桜の森39> 炭焼窯製作②
9時30分~17時40分
昨日、山の斜面を掘り、窯の位置取りをすませた所に、今日は、窯の大きさに合わせて杭を打ち、シゴを組む作業を完了しました。


杭に添わせてシゴ(細い木:主としてリョウブ)を巻きます。

窯の天井部分に、まずオオシゴ(太目のシゴ:主としてコナラ)で大枠を組みます。コナラがよくしなるのには驚きです。ただ乾燥していると、すぐに折れます。
山から切り出した後も、川に浸けておきました。


折らないように曲げる、大変な腕力と調整力が要ります。
5人がかりでオオシゴを曲げようとしているところです。


オオシゴで大枠を決めた後、シゴで窯の形を組み上げます。
窯の周辺に順序良く準備したシゴを一本々々編んで行きます。


約8時間で窯の形が組みあがりました。


今日は、正規の活動日では有りませんが、9名が参加し、窯造りに4名、林相整備に5名が入りました。
昼食は、3月下旬並みの陽気に誘われ、全員屋外で・・。Kさんの大根煮に加えて、黒川窯主準備の猪レバーの炭火焼を堪能しました。
<2月4日(日)>黒川・桜の森38>炭焼窯製作①
8時30分~17時
桜の森のプロジェクト最後の大工事、炭焼窯の製作にかかりました。
何時ものように、山の神様に米、塩、水、酒に今日は節分に因んで、鰯の若干をお供えし、作業の安全を祈願し、開始です。その後、今回は作業を見守って頂くよう、御幣を現場全体を見渡せる木に移し、お祭りしました。
お供えの鰯は、炭火で焼いて昼食時、腹に納めました。格別美味かった!



また、機械力にたよります。昔はこれを人力でやっていたのだと思うと、隔世の感がありますね。

気になっていた土も良し!
黒川・桜の森の入口の風景が、また大きく変わろうとしています。


人懐っこく、ジョウビタキがやってきました。土を掘り返しているので、ミミズが居ると思っているとのことです。でも、ミミズが居るような土質ではありません。

窯の設置場所の土を掘り出し、窯の命となる床を固める作業です。

窯の焚口周りは石で固めます。
これは、焚口の下側に敷く石を切っているところです。
カッターの刃はダイヤモンドだそうです。
第1回窯出入→クヌギ伐倒、窯前屋根工事
8時30分~15時30分
酸素を遮断するため、窯の焚口を埋めていた土を取り除き、焚口を塞いでいたレンガ1個を外して中を見ると、火が見えました!「アチャッ~!」
それでも一応、全てのレンガを外しました。
レンガは熱くて、持っていることは出来ません。火は見る見る広がります。
大急ぎで、再度レンガを積み、焚口を土で埋め戻しました。
どこかに隙間があり、酸素の遮断が出来ていなかった結果です。
黒川窯主の見解は、土に塊があり、土と土との間に隙間が出来たと思える、何度も焼くと、土も焼け、砂のように細かくさらさらになる、そうなると密封能力も高まる、と言うことです。
残念!念入りに密封し、炭出しは27日に延期。それまでに、消えていますように・・・。
作業内容を、窯周辺のクヌギの伐倒と、窯前の屋根工事に切り替えました。前回の報告で、贅沢を言えば屋根が欲しいと書きましたが、雨が降ってみると、贅沢ではなく、必需だと今日、思い知らされました。

樹齢4~50年と思われる木ばかりで、菊炭にするには太すぎます。
台場仕立てに伐り、萌芽再生に期待します。

<2月20日(火)>黒川・桜の森 臨時活動・炭小屋建設
9時30分~17時
やれば、出来るものですね。これまで、建築仕事の主力メンバーでない者ばかり3名で、炭小屋を組み立ててしまいました。

天気も応援してくれました。今日は、お湯を沸かす為にストーブに火を入れると暑いくらいでした。

<2月17日(土)>黒川・桜の森 臨時活動・炭窯の屋根工作
9時30分~16時
今朝、行くと窯が密封(クドサシ:酸素を遮断し消火にかかる)されていました。18日位だろうと予想していたので意外。時間的にかなり早いピッチです。第1回目と言うことで炭を焼くことより、窯を暖めることに重点をおいた処置がされたようです。出来上がりは炭より灰が多いかもしれません。
急な呼びかけにもかかわらず6名が参加。窯の屋根と、炭小屋を組み立てる予定が、途中で雨。窯の屋根だけは完成させねばと、昼食をとるのも忘れ、雨の中を突貫工事。


薪ストーブ付の小屋がある有難味をつくづく感じました。
<2月15日(木)>黒川・桜の森 第1回炭焼
8時30分~16時
今日は、ジローさんと二人で緊急出動です。
私達の炭焼窯。出来上がりがすっきりしない。それは私達素人の目から見ればなんでしょうか。プロから見れば何て言うこともないことを、私達が過剰反応しているのでしょうか。
窯をシゴと呼ぶ木で籠のように組みました。炭火で窯を乾燥している10日間位は、そのシゴがシッカリ土を支えているはずのものが、実は7日の夜中に燃え落ちてしまいました。しかし、土で造った窯の天井は奇跡的にも落ちていません。
それから1週間。炭火による乾燥は続けています。そして、外観にヒビが入っていますが、天井は落ちずに健在です。製作者は、「行ける、15日に木を入れて焼く」と言うことで窯製作者の責任に於いて、予定より5日程早い今日、木を入れ、炭を焼くことにしました。
それに先立ち、未完であった煙道の窯奥部と煙突の地上出口部分の調整を完了しました。


その間、私は窯に入り、それなりに点検しましたが、内部は外部ほどヒビ割れはありません。
作業は手早く進められます。
窯に木を入れる。 窯の中で立てられた炭材。


炭材を入れ終わり、点火準備。ブリキ板で囲う。 焚き木投入。


点火2時間後の焚口と 煙突の煙。


点火3時間後。焚口から出る煙。独特の臭いがし始めました。
言い遅れました。窯焚きは、その道のスペシャリスト、黒川窯々主夫人!
ノウハウを頂こうと、しっかり観察させていただきました。

第2回及び第3回用材の整理も済ませました。

5時間後、勢い良くあがる煙。 空気穴を残し、焚口をレンガで閉鎖。


順調に行けば、23日頃、炭出しとなるでしょう。
(備忘録)
1窯分の木の量:窯前の枠の木の中間、緑のテープを巻いた部分まで。
ヒモを張ってある。
窯へ木を入れる所要時間:
窯の中、窯主を含む2名。外3名で。 1時間。
点火から焚口を閉めるまでの所要時間:
窯主夫人が焚いた場合、5時間。
翌朝(2月16日)10時頃の様子
順調に煙が出ています。 空気穴は3分の1ほど絞ってありました。


<2月18日 コメント>
今、この写真を見て考えるのですが、煙の(黄色味がなく紫色がかっている)色では、かなり燃焼が進んでいる感じです。炭を焼くことに重点をおけば、煙突の穴は半減位にし、空気穴はもっと絞っていると思います。この時点で、軸足は炭を焼くことから外しておられたのかも・・・
<2月13日(火)>黒川・桜の森43 炭材調整
9時30分~15時50分
炭を焼くには、まず、長さをそろえた(私達の場合は75cmの)炭の原木を窯の中に立てて入れるのですが、なるべく垂直にぎっしり詰めた方が良い炭になります。
その上に、炭材よりも細い木を横に寝かせて入れます。この木を、上げ木とか、柴と呼びます。窯は上部から、温度が上がりますが、上げ木は窯の内部で燃えて窯の温度を更に上げる役割を果たします。木の種類は特にこだわりません。今日は、その上げ木作りに力を入れました。

一般家庭にガスが普及しない、昭和30年代前半までは、薪、炭の生産地であった里山は、おそらく、枯れ枝一つない綺麗な森だったでしょう。枯葉も肥料のため集められ、今のように沢山はなかったでしょう。
このような生活に戻れれば、地球環境の悪化にブレーキがかけられるのですが・・・
森林ボランテイア活動をするに当たって、炭窯を持つ優位さを、つくづく感じます。伐採木の殆どが炭焼窯に入っていきます。それだけ、桜の森は他の森より綺麗になる条件が整っていると言えるでしょう。

この原稿を書いていて、もう一つ、気持ちが乗ってきません。実は、窯の出来上がりがすっきりしません。明日、黒川窯主宅で善後策を話し合う予定です。
<2月9日(金)>黒川・桜の森42 炭材調整
9時30分~13時
桜の森での活動が今日で42回目になりますが、初めて、雨でスケジュールを変更することになりました。それほど、これまでは天候に恵まれたと言うことですね。
参加者は12名。第1回目の炭焼用材の調整をヒサカキの除伐材を中心に、75cmに玉切りし、窯の前に運び出す作業を実施。
天気予報では雨は18時頃からのはずが、昼前からパラツキ始め、昼食中に本降り模様で、午前中で活動中止としました。
写真は窯の前に準備中の炭材です。これは昨日、撮ったものです。
今日、この上に少し、増えました。まだ、足りないでしょう。

<2月7日(水)>黒川・桜の森41炭焼窯製作④
9時30分~17時50分
待望の、私達の炭焼窯の外観が完成しました。


外観完成が窯の完成ではありません。窯を乾燥させます。まず、煙突の型木を燃やし、次に、床に炭火を入れます。この炭を毎日注ぎ足しながら1週間程かけて乾燥させます。ひび割れることなく無事乾燥し、レンガ状になって、真の完成です。
取敢えずは、喜びの乾杯。

黒川窯の奥様心づくしのおでんです。猪の骨を出汁に、前日から煮込んであった大根が最高に美味い! 大なべ一杯有ったのが、アッと言う間に消えていきます。 お神酒も腹に染み渡るようです。4日連続の作業で、積もった疲れが抜け行くような感じです。作業の続きを報告します。

窯突きに使った道具。まずはランマーです。
広い場所、微妙な突き方が不要の場所は、この機械で突いて行きます。

掛矢です。ランマーより微妙な突き方をします。

立木で作った杵です。最も微妙な突き、細かい部分の突きに使います。

そして、最後に威力を発揮したのがこれ。Mさん製作の優れものです。
軽すぎるのを、水に浸け、使う頃には、丁度、良い重さ。
次に工程。



3番石と呼ばれる大石の窯の焚口の上への設置作業です。プロの石工の担当です。

外観完成です。神様に現場を見渡せる位置から、窯の上に移動して頂きました。
今回は、黒川窯主が祈願してきて頂いた’城南宮’さまと私達の’山の神’さまの二つです。
未知の世界のことですから、神頼みもシッカリしました。
快いほろ酔い気分で、活動基地を後にしました。すかっり日が暮れた中で窯が煙をあげています。

<2月6日(火)>黒川・桜の森40> 炭焼窯製作③
9時30分~17時
初めから余談になりますが、若い頃、鳥取県で5年間暮らしたことがあります。年若くして経営の責任を負わされ、遣り甲斐と緊張感とのなかで、全力投球していました。
人口、わずか60数万人。一人当たり県民所得、ビリから数えた方が早い。
ところが、一世帯当たり所得は、上から数えて何番目か。典型的な農業県です。
そこで、企業経営上、一番関心があったのは、お客様の指向でも、ライバル会社の動向でもなく、気象状況でした。雪の降らない冬など、恐怖感に似たものを感じていました。
私が、地球環境に関心を持ち始めた出発点は、どうも鳥取に住んだことに始まっているようです。
農業にとって、冬は寒く、雪が降る時期には雪が降る。夏、暑くなる時には暑く。つまり、地球上のと言うのは大袈裟かもしれませんが、その地方における生態系が崩れることなく安定しているのが一番ということです。
冬、暖かく雪も降らないとなると、大繁殖する虫がいる。それは農業には大打撃。
農業県、それも人口60数万のような小さな県では、農業が不振ということは経済活動がピンチに陥ります。
それまで、気象状況や台風など自然環境について、真剣に考えたことが無かったのが、鳥取では、そのこと抜きでは、物事始まりません。人生観が大きく変わりました。自然の脅威の前で、人間はチッポケナもの。
今日は4月並の天気で、私が鳥取に居たならば、震え上がるような日でした。
「なんだ!今日は良い天気だったと言う為に、こんなにクドクドと書いたのか!」
スミマセン。 そう、怒らないで。
・・・でも、地球環境は、人類の生存にとって、震え上がるような状況に差し掛かっているのでは・・・
本題に入ります。
シゴ組みが終わり、今日は土で窯を築く工程に入りました。
菊炭友の会のメンバー6名。黒川窯関係6名の12名がかりです。
腰板と言っていいでしょうか。窯の中で炭材の原木を立てる部分の壁を、コンクリートを打ったように綺麗なものにしたいと言う黒川窯主の発想で、板を張り巡らせました。この板も、シゴも最終的には、燃え尽き、土の窯が残る形になります。
ああ!これまで説明を漏らしていましたね。築窯は黒川窯主にお願いしています。


窯の焚口周辺を石で固めます。


窯型の周りに土を入れ、搗きます。搗く道具は、木で作った杵、掛矢そして機械(ランマー)の三種類です。


煙突部分です。 内部を覗き見ました。


屋根部分を残して大方搗きあがりです。 窯前面も大石で固められました。


今日の作業はこれで終了です。明日で外観完成の目処がつきました。
異常気象のお陰です。
<2月5日(月)>黒川・桜の森39> 炭焼窯製作②
9時30分~17時40分
昨日、山の斜面を掘り、窯の位置取りをすませた所に、今日は、窯の大きさに合わせて杭を打ち、シゴを組む作業を完了しました。


杭に添わせてシゴ(細い木:主としてリョウブ)を巻きます。


窯の天井部分に、まずオオシゴ(太目のシゴ:主としてコナラ)で大枠を組みます。コナラがよくしなるのには驚きです。ただ乾燥していると、すぐに折れます。
山から切り出した後も、川に浸けておきました。


折らないように曲げる、大変な腕力と調整力が要ります。
5人がかりでオオシゴを曲げようとしているところです。


オオシゴで大枠を決めた後、シゴで窯の形を組み上げます。
窯の周辺に順序良く準備したシゴを一本々々編んで行きます。


約8時間で窯の形が組みあがりました。


今日は、正規の活動日では有りませんが、9名が参加し、窯造りに4名、林相整備に5名が入りました。
昼食は、3月下旬並みの陽気に誘われ、全員屋外で・・。Kさんの大根煮に加えて、黒川窯主準備の猪レバーの炭火焼を堪能しました。

<2月4日(日)>黒川・桜の森38>炭焼窯製作①
8時30分~17時
桜の森のプロジェクト最後の大工事、炭焼窯の製作にかかりました。
何時ものように、山の神様に米、塩、水、酒に今日は節分に因んで、鰯の若干をお供えし、作業の安全を祈願し、開始です。その後、今回は作業を見守って頂くよう、御幣を現場全体を見渡せる木に移し、お祭りしました。
お供えの鰯は、炭火で焼いて昼食時、腹に納めました。格別美味かった!



また、機械力にたよります。昔はこれを人力でやっていたのだと思うと、隔世の感がありますね。

気になっていた土も良し!
黒川・桜の森の入口の風景が、また大きく変わろうとしています。


人懐っこく、ジョウビタキがやってきました。土を掘り返しているので、ミミズが居ると思っているとのことです。でも、ミミズが居るような土質ではありません。

窯の設置場所の土を掘り出し、窯の命となる床を固める作業です。

窯の焚口周りは石で固めます。
これは、焚口の下側に敷く石を切っているところです。
カッターの刃はダイヤモンドだそうです。
by cn1397 | 2007-02-04 20:11 | 2007年2月活動記録 | Comments(0)

