菊炭友の会:2006年8月活動記録
2007-08-13T20:45:03+09:00
cn1397
森林ボランテイア団体『菊炭友の会』は兵庫県が推進する「里山ふれあい森づくり事業」 の一翼を担い、 川西市黒川において「黒川・桜の森」の整備計画を推進中です。
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2006年8月活動記録
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2006-08-01T19:45:00+09:00
2007-08-13T20:45:03+09:00
2006-08-01T19:45:39+09:00
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2006年8月活動記録
8時30分~13時
19日に活躍したのが、のこぎり部隊と呼ぶなら、今日は、機械化部隊と言うべきでしょう。刈払機4台、チェンソー1台。
まずは、成果報告からです。上の写真が、19日終了時、そして下が今日、終了時です。鋸や剪定ばさみで丁寧な仕事をした地域は、切った後の笹は尖らず、地際で切ってあるので、安心して歩けます。
8月1日に桜の森に入って以来、何だか追い立てられるような、イライラ感がありました。それほど、この山は荒れていて前進が難しく、成果が疲労感に伴いません。黒川自治会長も私達が活動していない日に、見に来られたらしく、「あれは酷い、菊炭会はギブアップするのではないか」と心配しておられたようです。
当面の目標にした杉林に、今日到達しました。作業日3日間で、です!
始めたときには、3日位で杉林に到着できるなんて考えもしませんでした。
今日は、ボーイスカウトの活動日でした。23日から来ているそうで、鼓笛隊の練習のようです。彼らの太鼓のお陰で?仕事が捗ったことにしておきましょう。 いつものテーブルには何だかご馳走が並んでいましたよ。
<8月19日(土)>黒川・桜の森② (鋸部隊)
8時30分~12時30分
台風の影響で雨が心配でしたが、降られずに済みました。
終了後「今日は予想以上に捗ったなあ~」と言うと、間髪おかず「新米ばかりで駄目やろと思ってたでしょう~」と言われて、オタオタッとしました。
実のところ・・突き詰めれば・・そう思っていました。
新人3名、女性2名、足の負傷者1名、術後要観察者1名。不安のあまりSOSを発し、イチローさんに来ては貰いましたが・・・・・。
イエイエ・・・腕が・・どうのと言うんではないですよ。道具、そう!道具なんです!
初めから危険な道具は駄目ですから、用意したのは鋸だけ。刈払機は1台。暑い時に、鋸だけですから、大きな期待をしなくとも不思議でないでしょう。
道具だけではないですね、根性ですね。こつこつと、剪定バサミで笹を切る
人もいました。そうでした。私達も研修時代はそうでしたね。
笹に取巻かれ、蔓に覆われて立ち枯れした木を倒すと、風景が明るく広がり、思わず万歳もでます。
背丈の2倍はある笹と蔓の山です。 蔓との格闘もします。
女性も大きな戦力です。 エッ?! これ女性ですよ。
イチローさんには刈払機で、ひたすら奥へ奥へと入ってもらいました。
この石の列なんだ!? 何か人工を感じる、明智光秀の通い道に通ずる!?ボーイスカウトの設備です。昼食時に拝借します。
昼食時に、あれこれ話し合うのが、大きな楽しみですね。緑に囲まれての昼食なんて、考えてみれば贅沢なものです。新会員の皆さんも、時間とともに、打ち解けてくれるでしょう。
「何を好んでそんなシンドイことをしているのか」と言う人も居ます。地球環境がどうのなんて大上段には構えませんが、ここ5・60年間、環境悪化に加速度がついたと言うことは、私達の年代が物心つき、生活の便利さを求めて来た一つ一つが影響したと言うことですよね。
いいじゃないですか、チョッピリでもお返ししているんだと自惚れても。
昼飯を食べながら、そんなことを話しているのではないですよ。でも、皆が心の底にはそういう思いを持っているのではないでしょうか。
<8月10日(木)>定例活動日 妙見演習林
10時~15時
立秋とは名のみの下界と異なり、山には間違いなく秋の気配が訪れています。
新会員5名を迎え、菊炭友の会の新しい門出とも言える今日、『黒川・桜の森』整備計画推進の決起集会とも言える会となりました。
昨日と、今日早朝から、蕎麦打ち名人Sさんに加えて、Mさん、Sさん、Gさん、Kさんと準備に骨折り頂きました。そして我が会誇りの総料理長Kさんと、マダムR子さんには、調理でまたまたお世話になりました。
新会員の自己紹介を聞きながら、期待以上の人材が入会してくれたなと、心の底から嬉しさがこみ上げてきました。 今日は美味い蕎麦と酒と話に酔いしれて、広報マンとしての仕事を忘れ、
肝心の写真も撮れていません。こういうこともあると、お許しあれ。
今日の話し合いでの決定事項。
①活動時間は9月までは8時30分集合、昼食後解散とする。
②活動日は第一・第三火曜日をコアとして、第二・第四金曜日及びいづれかの土・日の1日を活動予定日とし、5名以上の参加者がある日を活動日とする。
参加者数はブログへの書き込みで判断する。
③当日7時頃の天気予報で、京都南の降水確率、午前・午後何れかでも
50%以上の時は中止とする。
<8月 1日(火)>黒川・桜の森① (初作業)
8時30分~14時30分
いよいよ桜の森の整備にかかります。8時30分、9名が集まりました。大事な第一日目なので朝礼を実施。
①炭焼で経験した冬の山。そして、今日から入る山、夏の山、自然と権利の違い、それに対する私達の心構えについて。
②今日の作業内容と、その目的。
③作業の安全対策について。
の話のあと、Nさんの掛声でストレッチングを実施。山へと向かいました。
森の入り口での記念撮影です。同じ場所での作業前と作業後の2枚の写真を並べました。
作業中は、疲れのわりに捗らず、なお疲れを感じる思いでしたが、こうして前後を見ると、満更でもないですね。
作業指示担当のMさんがお清めの塩を持参、山の神への挨拶と作業の安全を2礼2拍手1礼で祈願、作業にかかりました。横1列での作業風景です。
歓迎か警戒か定かではありませんが、オオルリが透き通った綺麗な声を聞かせてくれます。
生い茂る笹は、まさに放置林 沢筋の整理
近くのボーイスカウトの設備を借用して昼食を済ませ、一区切り。
今日は、当初より作業は昼までと設定。さすが夏山での作業は厳しい。
今後も夏場の作業は午前中で切り上げると決めました。
沢を一部暗渠にし、架橋工事を簡易化するためのダブル管を安価で譲ってくれる会社を見つけ、午後は、その搬送をしました。
内径100cm、外径120cm、長さ500cm、重量250kg。
どのように運ぶか、悩んでいましたが、黒川窯のMさんがクレーン車を出してくれました。
機械力はさすがです。
全ての作業終了後、近くにあった食堂で、皆で「抹茶氷ソフト何とか」と言うのを飲みながら、反省を兼ねた雑談をして解散。
『黒川・桜の森』整備計画、まずは順調に滑り出したと評価できる1日でした。
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